長野県青木湖・木崎湖SUPソロキャン - その1 青木湖大向キャンプ場編

てれすけ

2021年07月01日 22:00

今回は長野県北部の大町市にある青木湖と木崎湖でのSUPとソロキャンプのレポートです。

このエリアには北から青木湖、中綱湖、木崎湖と三つの湖が縦に並んでいて仁科三湖と呼ばれています。



湖の大きさは青木湖が周囲約5km、中綱湖が約1km、木崎湖が約6km程度で、西側には北アルプスがそそり立つ緑の多い湖です。

また各湖の東側には国道148号線とJR大糸線が通っていて道路や電車から湖越しの山々が見える風光明媚な場所です。

青木湖や木崎湖には湖畔にキャンプ場やSUP&カヤックのツアー会社も点在するアウトドアアクティビティの人気エリアです。

まずは安曇野ICを出てデリシア大町店で買い出し。隣にはマツキヨとダイソーがありました。



板氷が高くて380円くらいしたのにはちょっと動揺。あと牛タンも高くて手が出ませんでした。笑
お刺身などは豊富にあったと思います。

ここよりも木崎湖に近いところには西友大町店もあるようなのでスーパーの選択肢は多いですね。

デリシアから車で約10分ほどで木崎湖、さらに10分程で青木湖です。

今回泊まったキャンプ場は青木湖大向キャンプ場。
最初「タイコウ」って読んでましたが、「おおむこう」でした。

この辺のキャンプ場はどこも予約が必要で、予約が入っていない日はキャンプ場に人がいないため突然行っても入れない可能性が高いようです。

木崎湖の木崎湖キャンプ場、木崎湖POW WOWキャンプ場、青木湖大向キャンプ場で迷いましたが、ネットで管理人のおばちゃんの評判がいい大向キャンプ場を予約しました。

この時はあまり天気が良くない予報で雨がいつ降るかわからない状況でした。

木崎湖POW WOWキャンプ場はオートキャンプ場でなくテントの近くに車が停められないので雨や雷が鳴った場合に大変かなと思ったのも理由です。

昼頃にキャンプ場に着くとおばちゃんが迎えてくれました。
おばちゃん:「あら、早かったね。もっと遅いかと思った。」
俺:「雨降りそうなんで早めにきました。」
おばちゃん:「今日はお客さん一人ですよ。」
俺:「お、そうですか!」(やった、完ソロ!)

噂通り人当たりのいい穏やかなおばちゃんです。

おばちゃん:「好きな場所選んで決まったら教えてください。」
俺:「はい」

地面にロープが貼ってありサイトを区切っています。サイトは非常に狭いです。

ファミリー用テント一つ張ったらもうテーブルも置けないくらいですね。

他の人のブログにもありますが、車はサイトに置かずに少し上の駐車場エリアに止める方が多いようです。

家族で来るなら2サイト予約したいですね。

サイトはほぼ全てが湖面に面した場所で小さな子供がいる場合は湖に落ちないように気をつける必要があります。

場内には湖面に向かって右端に桟橋が一つあり、SUPやカヤックはここから出した方が良いですね。

今回は私一人なので真ん中あたりのサイトを広々使わせていただきました。
もうキャンプ場独り占めです。


場内真ん中から右側の景色。桟橋が見えます。


サイトの左前の景色。


サイトの左側の景色。奥の方は車の乗り入れができない場所。

あ、それとこの湖は昔「犬神家の一族」という映画で湖面からスケキヨの足が突き出ている有名な殺人現場のロケ地でもあります。

年配の方ならご存知ですね。しかも足が出ていたのは隣のキャンプ場の少し沖の方でこのキャンプ場からも右側に見えるあたりです。検索すると画像が出てきますよ。

場所が決まって支払いを済ませます。一人2泊で2400円(駐車場代込み)安いですね。

その後おばちゃんが場内の設備をいろいろ説明してくれました。

湖の水位はほぼ満水。冬は湖面は凍るそうです。

ダム湖ではないですが、秋10、11月ごろから中綱湖に水を流し始め水量を減らすそうです。

ゴールデンウィークの頃も水位は低く桟橋が使い物にならないくらいで今回6月下旬ですがやっと水位が戻ったと言ってました。

青木湖で遊ぶなら6月から10月いっぱいくらいですかね。

このキャンプ場も毎年9月末で営業終了するそうです。

設備は炊事場が一つで生ゴミや炭、ガス缶も捨てられる場所があります。

そしてトイレは和式のポットン。それはいいんですが・・・、

おばちゃん:「トイレットペーパー置いてないけどいいかしら」
俺:(えっ!)「・・・あ、ないんですか?いやーちょっと困るなぁ。」
おばちゃん:「そうね。今日は一人だからいいわ。置いといてあげる。」
俺:(助かった。)「ありがとうございます。」

普通は置かないみたいですね。色々トラブルがあったんだと思います。



この時キャンプ場には私以外にSUPツアーの方が来ていて、ちょうど桟橋から出るところでした。

インストラクターが一人とギャルのお客さんが二人。

楽しそうな声が聞こえます。

俺:「いいなぁ。」
(羨ましがっているのは、SUPをやってるところ?ギャルと一緒にやってるところ?)

後でこのインストラクターの方とお話ししましたが、木崎湖のシロウマアウトドアカンパニーというところの方で、今日のお客さんは2回目なので青木湖でやったそうです。

湖を見てみると水の透明度がすごくて本栖湖や十和田湖みたいな青い色です。SUPやりたくなってきたので急ぎめでテントを張ります。


はい、できました。ペグを打つ場所を考えてムササビタープは湖面に対して斜めに張りましたがペグは隣のサイトにはみ出ました。


地面は小さな砂利で若干湖側に傾斜しているもののほとんど気にならない程度です。
水捌けも良さそうな感じ。

この後SUPの準備をして湖に出ますが、程なくして小雨が降り始め、雷の音も聞こえたのでやむなく引き返しました。

翌日の青木湖SUPの様子は「その2」で紹介します。

この時にインストラクターをしていた方に木崎湖のSUPの出廷場所を聞いてみたところ、基本的にはキャンプ場などから出せるそうですが、現在は宿泊予約がない日はキャンプ場が閉じているので湖面利用だけでも前日までに予約しないと入れないということです。

さらに入場料などがかかるようなので考える必要がありそうです。

木崎湖については翌日下見をして良い出廷場所を見つけたので「その3」でご紹介します。

さて、予報では夜ずっと雨なので早めに風呂に入ってプシュッとやることにします。

俺:「お風呂行ってきます。」
おばちゃん:「私この後帰っちゃうけど大丈夫?」
俺:「大丈夫ですよ。」
おばちゃん:「ふっふっふ。一人で来る人はみんなそう言うのね。じゃあ、お留守番お願いね。」
俺:「はーい、任しといてください!」

青木湖の西側の道路を通って行きましたが、別荘のようなところもありましたしSUPやカヤックのツアー会社のような施設もありました。

道は狭くてすれ違うのに苦労します。

お風呂はキャンプ場から北に車で15分ほどのところにある「白馬かたくり温泉 十郎の湯」です。

建物は古びた感じて少し暗めで落ち着いた感じです。

泉質は単純温泉(弱アルカリ性低張性温泉)。
無臭透明ですが湯船の所々が温泉成分がついて変色したところがあります。

露天もありますが建物の内側にあって窓がないというだけです。でも外の空気を感じながら入れます。

お客さんもほとんどいなくてゆっくり入れました。

気持ちよかったです。


キャンプ場に戻ってくると管理人さんはもう帰っていて場内には私一人です。

俺:「完ソロ久しぶりだな」



静かに音楽をかけながら「プシュッ」とやります。おじさんの自由時間の開始です。

「プァーーーっ、たまんねぇ!」

一人なので気を遣わずに好きなだけ唸ります。



今日は牛肉とラム肉を焼きます。あとお刺身とメスティンでシュウマイなど。締めにおでんと日本酒。
しまってないし、組み合わせがバラバラ。



1時間ほど雨が降って時々大雨で周りが真っ白になることもありましたがタープの下で快適に食事できました。

その後正面になんと満月が出てきていい雰囲気。



焚き火をする頃にはすっかり酔っ払いになってました。

明日は青木湖でSUPを満喫します。

以上「長野県青木湖木崎湖SUPソロキャン - その1 青木湖大向キャンプ場編」でした。

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