2024年04月21日
静岡県奥大井SUPソロキャンその2- 長島ダムSUP編
静岡県の奥大井にある長島ダム(接岨湖:せっそこ)でのSUP編。
1日目アプトいちしろキャンプ場編はこちら
今日は長島ダムでのSUPを楽しみます。
長島駅近くにあるダムの管理所でカヌー競艇場の駐車場へ入るための鍵を受け取ります。
カヌー競艇場以外から利用する場合も湖面利用届けを出す必要があります。
昨日のうちに申請は出してあったので管理所の入り口で係の方を呼び出して受け取るだけです。
申請を出していない場合でも中に入って申請することができますが、土日祝日は係の人が少ないので時間がかかるかもしれません。

カヌー競艇場入り口
4月に入ってからも雨がそこそこ降っていて前日も雨でした。水位は466mで貯水率が85%くらいだったと思います。
このくらいの水位があると接岨峡温泉付近の接岨峡大橋を超えてさらに奥の方まで行くことができます。
長島ダム水位
水位比較図

往復で約15kmくらい。
風の具合にもよりますがのんびり漕いで湖上駅やユウズク沢にも寄ったりしながら約4、5時間程度の想定です。
駐車場に入ると川根高校のカヌー部の方々が準備運動をしていました。

川根高校カヌー部
前回来たときは駐車場は舗装されていなかったんですが今は綺麗な駐車場になってました。

薄曇りの天気ですがほぼ無風。
もう一人インフレータブルのカヤックでエントリーする方がいらっしゃいました。
半袖短パン!気合が入ってますね。

8時半ごろエントリー
接岨湖に滑り出します。

しばらく行くと奥大井湖上駅のあるレインボーブリッジが見えてきます。

橋の下には廃線跡のトンネルがあります。

下から見るレインボーブリッジ


橋の間に奥大井湖上駅があります。

駅の真下には簡易な階段が作られていて、ここから上陸して一度橋の下を通って駅に入ることができます。

湖面から駅に入る人のための扉
上陸する場合はボードなど流されないようにご注意くださいね。
今回は上陸しませんでしたが以前上陸した時の様子はこちら。
列車のくる時間帯ではなかったので湖上駅を後にしてユウズク沢へ向かいます。

湖面の中央に立ち枯れた木が一本突き出ているところが目印です。

ここに何があるというわけではありませんが、次第に細くなっていく湖面に山肌が迫り最奥には水が流れ込んでいる場所があります。
周囲には道路もありませんので秘境感を感じられる場所でもあります。
この辺は熊はいないようですが、猿や鹿、猪などはいるようです。(ここで見たことないけど)
実は今回威嚇用の火薬銃(音だけするやつ)を持ってきてました。笑

まあクマが出るようなところにもキャンプ行ったりするので念のため。

この辺で一発鳴らしてみました。結構大きな音で耳に響いてきましたね。
山の方でガサガサと音がしました。

ユウズク沢の最奥に行くと湖の白濁した色が少し薄くなって青みがかった色になっています。
条件が良ければこの辺も美しい透明なブルーの湖水を見ることができます。
この辺は水面下に倒木などがあるのでフィンを引っ掛ける恐れがあるのでご注意くださいね。

水没林の中を通ってみます。

この辺は黒い鯉のような魚が沢山いますが全く警戒することなくボードに寄ってきます。
ユウズク沢を出てさらに上流に進みます。

南アルプス接岨大吊橋
大きな駐車場もある長島公園付近には南アルプス接岨大吊橋があります。ここから対岸の山に行くと散策路があって怖そうな吊り橋がいくつもあります。
私はまだ歩いたことないんですが面白そうですね。

山々には所々に桜が咲いていて長閑な春SUPの気分を盛り上げてくれます。

接岨峡大橋と山々の桜
ここからさらに奥へ2km弱ほど上流に行くと左側に滝の音が聞こえてきます。
9年前初めて来たときはこの辺一帯が透明なコバルトブルーになっていました。
残念ながら今回も綺麗な透明の水質は滝の場所だけ。


滝から流れ込む水が白濁した色を寄せ付けず綺麗な透明な水色の表情を見せてくれます。

程なく陸地に遮られて折り返し。水が白濁しているので気づきませんでしたが場所によって非常に浅くなっていました。
パドルが底について初めてハッとしましたが、水の流れが早い場所は浅い可能性があるので気をつけてください。
折り返して湖上駅に戻ると程なくして列車が入ってきました。


ここからもほとんど風もなくのんびり。快晴ではありませんでしたが良いコンディションでした。

カヌー競技場に到着したのは13時ちょっと前。全部で4時間半くらいの行程でした。

午後の練習でしょうか、川根高校のカヌー部の皆さんが漕ぎ出すところでした。
一度キャンプ場に戻って昼食を済ませた後、温泉に向かいます。忘れないうちにダムの管理棟で鍵を返します。
今回は接岨峡温泉会館ではなく、接岨峡温泉駅に隣接する「接岨峡温泉 森林露天風呂」。

接岨峡温泉駅

接岨峡温泉 森林露天風呂
駅に隣接する温泉なんていいですね。湖上駅や吊橋を散策した後に温泉入って列車で帰るなんてのもいいかもしれません。


内風呂と露天風呂があります。
泉質はナトリウム・炭酸水素塩冷鉱泉。ph8.4の弱アルカリ性の泉質です。
他にお客はおらず、春の陽気の中のんびり一人で温泉を堪能しました。(幸せ〜〜)
キャンプ場に戻る途中、奥大井湖上駅駐車場に車を停めて徒歩で湖上駅を散策します。
駐車場から駅に向かう道は急階段や結構な上り坂を通ります。
前日に雨が降ってたりするとぬかるんでいるので気をつけてください。ハイヒールなんかでは行けませんよ。

トンネルの上方から橋に急階段を降りて行きますがちょうど列車がトンネルを抜けて湖上駅に到着するところでした。(おお、ラッキー)



桜咲く奥大井湖上駅に到着した南アルプスあぷとライン


駅の上方にある建物はカフェになっていました。ハンモックなんかもあっておしゃれな感じ。景色も良さそうですね。
トンネルの上の階段を登って駐車場ではなく道路脇の展望所に向かいます。
ここからはよくメディアに出てくるような奥大井湖上駅の景色を見ることができます。

奥大井湖上駅展望所からの景色
キャンプ場に戻るとテントを設営している方々が増えていました。今日は賑やかになりそうです。

土曜日で賑わうアプトいちしろキャンプ場

以上、静岡県奥大井SUPソロキャンその2- 長島ダムSUP編でした。

朝のアプトいちしろキャンプ場
※SUPの死亡事故のお知らせ
2024年10月に接岨湖でSUPを楽しまれていたご夫婦が溺れて亡くなる事故が発生しました。
場所は湖上駅からさらに上流に行った貯砂ダムで、水位が低い時期以外は水没しているダムです。
このダムの目的は上流から湖に砂が入ってくるのを防ぎ貯水量を確保するためのものです。
6月上旬から10月中旬までは湖の貯水量が減り水位が低くなってこのダムが出てきます。
実際の推移はこちらで確認できます。
長島ダム水位
二人ともライフジャケットをつけていたにも関わらず、強い水流によって浮上できず溺れたということです。
管理所の方は、特に水位が低いこの時期は水位差によって水流が早い場所があるため近づかないように促していたとのことです。
この時期に行かれる方は十分注意ください。

1日目アプトいちしろキャンプ場編はこちら
今日は長島ダムでのSUPを楽しみます。
長島駅近くにあるダムの管理所でカヌー競艇場の駐車場へ入るための鍵を受け取ります。
カヌー競艇場以外から利用する場合も湖面利用届けを出す必要があります。
昨日のうちに申請は出してあったので管理所の入り口で係の方を呼び出して受け取るだけです。
申請を出していない場合でも中に入って申請することができますが、土日祝日は係の人が少ないので時間がかかるかもしれません。

カヌー競艇場入り口
4月に入ってからも雨がそこそこ降っていて前日も雨でした。水位は466mで貯水率が85%くらいだったと思います。
このくらいの水位があると接岨峡温泉付近の接岨峡大橋を超えてさらに奥の方まで行くことができます。
長島ダム水位
水位比較図

往復で約15kmくらい。
風の具合にもよりますがのんびり漕いで湖上駅やユウズク沢にも寄ったりしながら約4、5時間程度の想定です。
駐車場に入ると川根高校のカヌー部の方々が準備運動をしていました。

川根高校カヌー部
前回来たときは駐車場は舗装されていなかったんですが今は綺麗な駐車場になってました。

薄曇りの天気ですがほぼ無風。
もう一人インフレータブルのカヤックでエントリーする方がいらっしゃいました。
半袖短パン!気合が入ってますね。

8時半ごろエントリー
接岨湖に滑り出します。

しばらく行くと奥大井湖上駅のあるレインボーブリッジが見えてきます。

橋の下には廃線跡のトンネルがあります。

下から見るレインボーブリッジ


橋の間に奥大井湖上駅があります。

駅の真下には簡易な階段が作られていて、ここから上陸して一度橋の下を通って駅に入ることができます。

湖面から駅に入る人のための扉
上陸する場合はボードなど流されないようにご注意くださいね。
今回は上陸しませんでしたが以前上陸した時の様子はこちら。
列車のくる時間帯ではなかったので湖上駅を後にしてユウズク沢へ向かいます。

湖面の中央に立ち枯れた木が一本突き出ているところが目印です。

ここに何があるというわけではありませんが、次第に細くなっていく湖面に山肌が迫り最奥には水が流れ込んでいる場所があります。
周囲には道路もありませんので秘境感を感じられる場所でもあります。
この辺は熊はいないようですが、猿や鹿、猪などはいるようです。(ここで見たことないけど)
実は今回威嚇用の火薬銃(音だけするやつ)を持ってきてました。笑

まあクマが出るようなところにもキャンプ行ったりするので念のため。

この辺で一発鳴らしてみました。結構大きな音で耳に響いてきましたね。
山の方でガサガサと音がしました。

ユウズク沢の最奥に行くと湖の白濁した色が少し薄くなって青みがかった色になっています。
条件が良ければこの辺も美しい透明なブルーの湖水を見ることができます。
この辺は水面下に倒木などがあるのでフィンを引っ掛ける恐れがあるのでご注意くださいね。

水没林の中を通ってみます。

この辺は黒い鯉のような魚が沢山いますが全く警戒することなくボードに寄ってきます。
ユウズク沢を出てさらに上流に進みます。

南アルプス接岨大吊橋
大きな駐車場もある長島公園付近には南アルプス接岨大吊橋があります。ここから対岸の山に行くと散策路があって怖そうな吊り橋がいくつもあります。
私はまだ歩いたことないんですが面白そうですね。

山々には所々に桜が咲いていて長閑な春SUPの気分を盛り上げてくれます。

接岨峡大橋と山々の桜
ここからさらに奥へ2km弱ほど上流に行くと左側に滝の音が聞こえてきます。
9年前初めて来たときはこの辺一帯が透明なコバルトブルーになっていました。
残念ながら今回も綺麗な透明の水質は滝の場所だけ。


滝から流れ込む水が白濁した色を寄せ付けず綺麗な透明な水色の表情を見せてくれます。

程なく陸地に遮られて折り返し。水が白濁しているので気づきませんでしたが場所によって非常に浅くなっていました。
パドルが底について初めてハッとしましたが、水の流れが早い場所は浅い可能性があるので気をつけてください。
折り返して湖上駅に戻ると程なくして列車が入ってきました。


ここからもほとんど風もなくのんびり。快晴ではありませんでしたが良いコンディションでした。

カヌー競技場に到着したのは13時ちょっと前。全部で4時間半くらいの行程でした。

午後の練習でしょうか、川根高校のカヌー部の皆さんが漕ぎ出すところでした。
一度キャンプ場に戻って昼食を済ませた後、温泉に向かいます。忘れないうちにダムの管理棟で鍵を返します。
今回は接岨峡温泉会館ではなく、接岨峡温泉駅に隣接する「接岨峡温泉 森林露天風呂」。

接岨峡温泉駅

接岨峡温泉 森林露天風呂
駅に隣接する温泉なんていいですね。湖上駅や吊橋を散策した後に温泉入って列車で帰るなんてのもいいかもしれません。


内風呂と露天風呂があります。
泉質はナトリウム・炭酸水素塩冷鉱泉。ph8.4の弱アルカリ性の泉質です。
他にお客はおらず、春の陽気の中のんびり一人で温泉を堪能しました。(幸せ〜〜)
キャンプ場に戻る途中、奥大井湖上駅駐車場に車を停めて徒歩で湖上駅を散策します。
駐車場から駅に向かう道は急階段や結構な上り坂を通ります。
前日に雨が降ってたりするとぬかるんでいるので気をつけてください。ハイヒールなんかでは行けませんよ。

トンネルの上方から橋に急階段を降りて行きますがちょうど列車がトンネルを抜けて湖上駅に到着するところでした。(おお、ラッキー)



桜咲く奥大井湖上駅に到着した南アルプスあぷとライン


駅の上方にある建物はカフェになっていました。ハンモックなんかもあっておしゃれな感じ。景色も良さそうですね。
トンネルの上の階段を登って駐車場ではなく道路脇の展望所に向かいます。
ここからはよくメディアに出てくるような奥大井湖上駅の景色を見ることができます。

奥大井湖上駅展望所からの景色
キャンプ場に戻るとテントを設営している方々が増えていました。今日は賑やかになりそうです。

土曜日で賑わうアプトいちしろキャンプ場

以上、静岡県奥大井SUPソロキャンその2- 長島ダムSUP編でした。

朝のアプトいちしろキャンプ場
※SUPの死亡事故のお知らせ
2024年10月に接岨湖でSUPを楽しまれていたご夫婦が溺れて亡くなる事故が発生しました。
場所は湖上駅からさらに上流に行った貯砂ダムで、水位が低い時期以外は水没しているダムです。
このダムの目的は上流から湖に砂が入ってくるのを防ぎ貯水量を確保するためのものです。
6月上旬から10月中旬までは湖の貯水量が減り水位が低くなってこのダムが出てきます。
実際の推移はこちらで確認できます。
長島ダム水位
二人ともライフジャケットをつけていたにも関わらず、強い水流によって浮上できず溺れたということです。
管理所の方は、特に水位が低いこの時期は水位差によって水流が早い場所があるため近づかないように促していたとのことです。
この時期に行かれる方は十分注意ください。

2024年04月13日
静岡県奥大井SUPソロキャンその1- アプトいちしろキャンプ場編
2024年の桜SUPは静岡県奥大井の長島ダムに出没。

ここは9年前の2015年に初めて訪れた場所で、湖にポツンと佇む奥大井湖上駅やレインボーブリッジ、そして上流で条件が良い時にだけ見れる透明で深く青い色の水面などSUPツーリングでの冒険の楽しさを初めて味わった場所です。
これまで5、6回くらい来ましたが最初に来た時の光景をもう一度見たくて毎年チャンスを伺っています。
2017年春の記事
今年は水量も豊富で天候もまずまずな感じだったので近くのキャンプ場に2泊してSUPをやりました。
新東名の島田金谷インターを出て北上。
コメリ川根店で薪を買った後、有名な家山の桜トンネルに向かいます。


ここは道路を挟むように桜が並び、桜のトンネルになっている場所です。
またすぐ隣に線路があってSL機関車が通る場所でもあります。

ここから少し先に家山駅があってそこまでの区間では多くのカメラマンがSLと桜のベストショットを狙っています。
家山付近に限らず大井川沿いのあちらこちらには桜が並んでとても春らしいドライブになります。


家山駅
また千頭駅までの間には大井川沿いを走るSLを見れるキャンプ場などが点在しますが、この時(2024年春)は家山駅で折り返し運転になっていてSLは通らないようでした。
有名なところでは、鉄橋の杜キャンプ場、くのわき親水公園キャンプ場などですかね。
何年か前まではキャンプ場の近くをトーマスやSLが走っているのが見れる子供が喜びそうな場所だったようです。
くのわき親水公園キャンプ場の近くの塩郷駅付近に「塩郷の吊橋」があります。


車の通る道路の上を歩いて渡りますが少し揺れます。
川の上付近まで行ってみましたがちょっと怖かった。

スーパー魚勇
途中のスーパー魚勇で少し買い出し。もう少し先にも同じチェーン店のお店がありました。
さらに進んで行くと千頭駅にはトーマスに出てくる機関車が停車していました。

パーシー、ヒロ、ジェームス
年によって変わるかもしれないので行かれる方は大井川鐵道のサイトで最新情報をご確認くださいね。
今回泊まるキャンプ場はアプトいちしろキャンプ場で長島ダムに向かう途中にありますが、一度そこを通り過ぎて寸又峡に向かいます。
寸又峡には温泉や夢のつり橋と言われる観光ポイントがあります。
この吊り橋をカップルで渡るとそのドキドキ感から恋愛感情が増幅されて恋が叶うと言われておりとても人気があるようですね。
残念ながら私には関係ないので・・、というか駐車場から歩いて30分くらいもかかるのと雨が降っていたので私は温泉だけ入りに行きました。

駐車場近くにある翠紅苑
寸又峡温泉は美女づくりの湯とも言われていてお肌に優しい泉質。トロみがあってお肌を滑らかに包んでくれるような感じです。
露天風呂もあってのんびりできました。
キャンプ場にチェックインする前に一度ダムの管理所で翌日の湖面利用届けを出しに行き、ひらんだ駅付近のカヌー協議場の駐車場を利用するための鍵の受け取り方などを確認。

長島ダム管理所

ダムからの放水
さていよいよキャンプ場にチェックイン。

アプトいちしろキャンプ場
アプトいちしろキャンプ場はゆるキャンの聖地で人気があります。
私はゆるキャン見たことないけど・・・

管理棟とトイレシャワー

洗い場

雨なので数組程度


対岸の崖をアプト式列車が通ります。
子供は喜びますよねー。


今回はDODのレンコンテント。雨が降っていたのでムササビを連結させようと思ったんですが、隙間ができてあまり意味がなかったり、うまく行ったと思ったらレンコンを二股ポールにする時にタープが外れたりで結局断念。
挙げ句の果てにはレンコンのファスナーが噛んでしまって動かなくなったり散々な思いでした。
人気のサイトは川に面してソロ感の味わえるA1・B1、駐車場に挟まれるA6ですね。
2列目A9 - A14は駐車場と少し段差がありますが目の前が広いので景色も開けてます。
隣とグルキャンするにもいいですね。
3列目は2列目に大きなテントやタープを張られると景色が遮られるかも。

B4サイト
比較的予約が取りやすいのはひっそりと佇むB4。トンネルが隣にあるので夜は怖いかも。
以上、静岡県奥大井SUPソロキャンその1- アプトいちしろキャンプ場編でした。
静岡県奥大井SUPソロキャンその2- 長島ダムSUP編はこちら。

ここは9年前の2015年に初めて訪れた場所で、湖にポツンと佇む奥大井湖上駅やレインボーブリッジ、そして上流で条件が良い時にだけ見れる透明で深く青い色の水面などSUPツーリングでの冒険の楽しさを初めて味わった場所です。
これまで5、6回くらい来ましたが最初に来た時の光景をもう一度見たくて毎年チャンスを伺っています。
2017年春の記事
今年は水量も豊富で天候もまずまずな感じだったので近くのキャンプ場に2泊してSUPをやりました。
新東名の島田金谷インターを出て北上。
コメリ川根店で薪を買った後、有名な家山の桜トンネルに向かいます。


ここは道路を挟むように桜が並び、桜のトンネルになっている場所です。
またすぐ隣に線路があってSL機関車が通る場所でもあります。
ここから少し先に家山駅があってそこまでの区間では多くのカメラマンがSLと桜のベストショットを狙っています。
家山付近に限らず大井川沿いのあちらこちらには桜が並んでとても春らしいドライブになります。


家山駅
また千頭駅までの間には大井川沿いを走るSLを見れるキャンプ場などが点在しますが、この時(2024年春)は家山駅で折り返し運転になっていてSLは通らないようでした。
有名なところでは、鉄橋の杜キャンプ場、くのわき親水公園キャンプ場などですかね。
何年か前まではキャンプ場の近くをトーマスやSLが走っているのが見れる子供が喜びそうな場所だったようです。
くのわき親水公園キャンプ場の近くの塩郷駅付近に「塩郷の吊橋」があります。


車の通る道路の上を歩いて渡りますが少し揺れます。
川の上付近まで行ってみましたがちょっと怖かった。

スーパー魚勇
途中のスーパー魚勇で少し買い出し。もう少し先にも同じチェーン店のお店がありました。
さらに進んで行くと千頭駅にはトーマスに出てくる機関車が停車していました。

パーシー、ヒロ、ジェームス
年によって変わるかもしれないので行かれる方は大井川鐵道のサイトで最新情報をご確認くださいね。
今回泊まるキャンプ場はアプトいちしろキャンプ場で長島ダムに向かう途中にありますが、一度そこを通り過ぎて寸又峡に向かいます。
寸又峡には温泉や夢のつり橋と言われる観光ポイントがあります。
この吊り橋をカップルで渡るとそのドキドキ感から恋愛感情が増幅されて恋が叶うと言われておりとても人気があるようですね。
残念ながら私には関係ないので・・、というか駐車場から歩いて30分くらいもかかるのと雨が降っていたので私は温泉だけ入りに行きました。

駐車場近くにある翠紅苑
寸又峡温泉は美女づくりの湯とも言われていてお肌に優しい泉質。トロみがあってお肌を滑らかに包んでくれるような感じです。
露天風呂もあってのんびりできました。
キャンプ場にチェックインする前に一度ダムの管理所で翌日の湖面利用届けを出しに行き、ひらんだ駅付近のカヌー協議場の駐車場を利用するための鍵の受け取り方などを確認。

長島ダム管理所

ダムからの放水
さていよいよキャンプ場にチェックイン。

アプトいちしろキャンプ場
アプトいちしろキャンプ場はゆるキャンの聖地で人気があります。
私はゆるキャン見たことないけど・・・

管理棟とトイレシャワー

洗い場

雨なので数組程度


対岸の崖をアプト式列車が通ります。
子供は喜びますよねー。


今回はDODのレンコンテント。雨が降っていたのでムササビを連結させようと思ったんですが、隙間ができてあまり意味がなかったり、うまく行ったと思ったらレンコンを二股ポールにする時にタープが外れたりで結局断念。
挙げ句の果てにはレンコンのファスナーが噛んでしまって動かなくなったり散々な思いでした。
人気のサイトは川に面してソロ感の味わえるA1・B1、駐車場に挟まれるA6ですね。
2列目A9 - A14は駐車場と少し段差がありますが目の前が広いので景色も開けてます。
隣とグルキャンするにもいいですね。
3列目は2列目に大きなテントやタープを張られると景色が遮られるかも。

B4サイト
比較的予約が取りやすいのはひっそりと佇むB4。トンネルが隣にあるので夜は怖いかも。
以上、静岡県奥大井SUPソロキャンその1- アプトいちしろキャンプ場編でした。
静岡県奥大井SUPソロキャンその2- 長島ダムSUP編はこちら。