2024年11月17日
群馬みなかみ紅葉SUPソロキャンその2- 赤谷湖・法師温泉編
群馬のみなかみでのはしごキャンプ赤谷湖編。
キャンプ場は場は猿ヶ京温泉湯島オートキャンプ場。
平日なのでお客さん少なっ!フリーサイトは私含めて2組。

あまり紅葉になっていなくて色づきの良いモミジの木が1本あったのでそれがよく見える場所に設営。
テントの設営の最中にカメムシを3、4匹見つけてしまいました。
ならまたのキャンプ場はカメムシが多くて日中にテントの中によく入ってきましたが何匹か連れてきてしまったようです。
ファスナーカバーの裏とかベンチレーションの隙間とかに隠れてました。
これをはらって下に落としてしまうともうどこに行ったかわからなくなり、また荷物などに入り込んでくるので捕まえて処理します。
実は家に帰ってからも車の中で3匹ほど見つけました。笑
この湯島オートキャンプ場由来のカメムシはいなかったように思います。


このキャンプ場には温泉があって無料で入れるので良いですね。湯加減もよく便利です。
翌日は曇りがちで少々風の強い予報。
なので午前中から法師温泉 長寿館の日帰り温泉へ。
キャンプ場から車で15分くらい山の方へ登っていきます。やや細い道もありました。


標高が少し高くなるので赤谷湖より紅葉が進んでいる感じ。ならまたほどではないですが。
1857年開業の古い建物で趣があります。温泉の期待が高まります。
受付は11時からで大人1500円(2024年11月現在)
服を脱いで浴室の扉を開けると3m四方のお風呂が4つ整然と四角に置かれています。
そして女性の声など・・・あ、ここは混浴なんですね。
最近は湯浴み着が必須になったり、青森の酸ヶ湯温泉でも衝立で見えないようになってたりしますが、ここは・・・・。
男性はほとんど下を隠さずに男風呂と同様に丸出しで歩いてたり縁に座ってたり堂々としてます。
逃げ場も隠れ場所もない広い空間のみで皆さん丸見えです。いや、むしろタオルで隠してるのが変なくらい皆さん丸出しでした。
なんならタオルさえ持ってない人もいたり。お湯も無色透明なのでもはや隠すのは不可能な状態です。
面白かったのは女性の更衣室の扉が開いて女性が入ってきたとき、それまで目を瞑ってお湯に浸っていた男性達が一斉に顔を上げ目を見開いて扉の方を凝視します。まるで獲物が来たかのように。
この光景には思わず笑ってしまいました。
お湯の温度は奥の方がぬる湯で長く入っていられる温度です。手前はやや温度が高いですがそれでも40度はないかなと思います。皆さん1時間以上入ってましたね。
源泉が下から湧き出てくるとのことで泡がポコポコと出てくる場所があります。青森の蔦温泉にも源泉湧き出しのお風呂がありましたが同じ感じでしょうか。
建物は全て木で作られて古風な和な感じですが窓は洋風なアーチ型です。その窓から紅葉の色づいた木々が見えてとても雰囲気がいいです。
そして日本秘湯を守る会の提灯も。
程なくしておばちゃん達4、5人がニコニコしながら下だけ隠しながら出ていきました。
ここにくる方はもう皆さん隠しきれないのを覚悟してるんでしょうね。堂々としたものです。
人が減って気づきましたが、中年の男女ペアも二組ほど。
中には明らかに怪しい行動をする人もいたので、男性女性問わず気をつけた方が良いと思いますよ。
わざと近づいてくる人とか、露出好きな人とか・・。
流石にここには外国人はいなかったですね。
こんな素の混浴温泉がまだあるとは・・・。いつまでも守っていってほしいと思います。
休日は混雑していて入場制限してる時もあるようなので行くときは早めに行くか問い合わせをした方がいいですね。


キャンプ場に戻ってのんびり。そして夜は薪ストーブの炎を見ながらソロ飲みを楽しみます。
さて翌日はチェックアウトして赤谷湖でSUPを楽しみます。
朝は川の方から日当たりが良くなってくるので私が設営したフリーサイトは一番日当たりが遅くテントが乾くのに時間がかかりました。

キャンプ場近くのカッパ地蔵の公園からもSUPやカヤックを出せるという記事を見かけましたが、この時は階段下の草がやや多かったです。出せなくもない感じですがいつもの赤谷湖釣り場から出そうと思います。
赤谷湖のローソン下駐車場から釣りの管理場に行くと管理人がいるので、ここでSUPの届けを出すことができます。
ここからSUPやカヤックを出す場合500円かかります。
少し管理人さんと話しました。
例年この時期はもっと水位が低いようです。2025年夏ごろまでダムの工事を行なっていて、例年とは水位の変化が予想できないと言っていました。

この時の水位は約80%くらい。坂の脇にある鉄パイプで作った手すりが全て隠れると水位がほぼ100%とのことです。

出艇して北上、カッパ地蔵方面に向かいます。程なくして雪を頂いた谷川岳が見えてきました。


赤い橋の下をくぐっていきます。


一番奥のカッパ地蔵付近。浅瀬もあるので要注意です。

赤谷湖の紅葉

猿ヶ京バンジー付近
以前来た時はバンジージャンプで人が落ちてくるところを見ましたが、残念ながら今回はバンジーの場所には誰もいませんでした。
2019年夏の記事

勢いよく流れ込む滝

赤い橋付近に戻ってきました。

湖上閣下

さらに西へ。

水没林

最奥には吊り橋がありました。
湖西側の山には道路がなく、鹿や猿などの動物が現れるそうです。もちろん熊もいるとのことですので気をつけてくださいね。
ある時はヘビが泳いでSUPボードに登ってきたことがあったらしく、危ない目にあった人がいたそうです。
以上、群馬みなかみ紅葉SUPソロキャンその2- 赤谷湖・法師温泉編でした。

キャンプ場は場は猿ヶ京温泉湯島オートキャンプ場。
平日なのでお客さん少なっ!フリーサイトは私含めて2組。

あまり紅葉になっていなくて色づきの良いモミジの木が1本あったのでそれがよく見える場所に設営。
テントの設営の最中にカメムシを3、4匹見つけてしまいました。
ならまたのキャンプ場はカメムシが多くて日中にテントの中によく入ってきましたが何匹か連れてきてしまったようです。
ファスナーカバーの裏とかベンチレーションの隙間とかに隠れてました。
これをはらって下に落としてしまうともうどこに行ったかわからなくなり、また荷物などに入り込んでくるので捕まえて処理します。
実は家に帰ってからも車の中で3匹ほど見つけました。笑
この湯島オートキャンプ場由来のカメムシはいなかったように思います。


このキャンプ場には温泉があって無料で入れるので良いですね。湯加減もよく便利です。
翌日は曇りがちで少々風の強い予報。
なので午前中から法師温泉 長寿館の日帰り温泉へ。
キャンプ場から車で15分くらい山の方へ登っていきます。やや細い道もありました。


標高が少し高くなるので赤谷湖より紅葉が進んでいる感じ。ならまたほどではないですが。
1857年開業の古い建物で趣があります。温泉の期待が高まります。
受付は11時からで大人1500円(2024年11月現在)
服を脱いで浴室の扉を開けると3m四方のお風呂が4つ整然と四角に置かれています。
そして女性の声など・・・あ、ここは混浴なんですね。
最近は湯浴み着が必須になったり、青森の酸ヶ湯温泉でも衝立で見えないようになってたりしますが、ここは・・・・。
男性はほとんど下を隠さずに男風呂と同様に丸出しで歩いてたり縁に座ってたり堂々としてます。
逃げ場も隠れ場所もない広い空間のみで皆さん丸見えです。いや、むしろタオルで隠してるのが変なくらい皆さん丸出しでした。
なんならタオルさえ持ってない人もいたり。お湯も無色透明なのでもはや隠すのは不可能な状態です。
面白かったのは女性の更衣室の扉が開いて女性が入ってきたとき、それまで目を瞑ってお湯に浸っていた男性達が一斉に顔を上げ目を見開いて扉の方を凝視します。まるで獲物が来たかのように。
この光景には思わず笑ってしまいました。
お湯の温度は奥の方がぬる湯で長く入っていられる温度です。手前はやや温度が高いですがそれでも40度はないかなと思います。皆さん1時間以上入ってましたね。
源泉が下から湧き出てくるとのことで泡がポコポコと出てくる場所があります。青森の蔦温泉にも源泉湧き出しのお風呂がありましたが同じ感じでしょうか。
建物は全て木で作られて古風な和な感じですが窓は洋風なアーチ型です。その窓から紅葉の色づいた木々が見えてとても雰囲気がいいです。
そして日本秘湯を守る会の提灯も。
程なくしておばちゃん達4、5人がニコニコしながら下だけ隠しながら出ていきました。
ここにくる方はもう皆さん隠しきれないのを覚悟してるんでしょうね。堂々としたものです。
人が減って気づきましたが、中年の男女ペアも二組ほど。
中には明らかに怪しい行動をする人もいたので、男性女性問わず気をつけた方が良いと思いますよ。
わざと近づいてくる人とか、露出好きな人とか・・。
流石にここには外国人はいなかったですね。
こんな素の混浴温泉がまだあるとは・・・。いつまでも守っていってほしいと思います。
休日は混雑していて入場制限してる時もあるようなので行くときは早めに行くか問い合わせをした方がいいですね。


キャンプ場に戻ってのんびり。そして夜は薪ストーブの炎を見ながらソロ飲みを楽しみます。
さて翌日はチェックアウトして赤谷湖でSUPを楽しみます。
朝は川の方から日当たりが良くなってくるので私が設営したフリーサイトは一番日当たりが遅くテントが乾くのに時間がかかりました。

キャンプ場近くのカッパ地蔵の公園からもSUPやカヤックを出せるという記事を見かけましたが、この時は階段下の草がやや多かったです。出せなくもない感じですがいつもの赤谷湖釣り場から出そうと思います。
赤谷湖のローソン下駐車場から釣りの管理場に行くと管理人がいるので、ここでSUPの届けを出すことができます。
ここからSUPやカヤックを出す場合500円かかります。
少し管理人さんと話しました。
例年この時期はもっと水位が低いようです。2025年夏ごろまでダムの工事を行なっていて、例年とは水位の変化が予想できないと言っていました。

この時の水位は約80%くらい。坂の脇にある鉄パイプで作った手すりが全て隠れると水位がほぼ100%とのことです。

出艇して北上、カッパ地蔵方面に向かいます。程なくして雪を頂いた谷川岳が見えてきました。


赤い橋の下をくぐっていきます。


一番奥のカッパ地蔵付近。浅瀬もあるので要注意です。

赤谷湖の紅葉

猿ヶ京バンジー付近
以前来た時はバンジージャンプで人が落ちてくるところを見ましたが、残念ながら今回はバンジーの場所には誰もいませんでした。
2019年夏の記事

勢いよく流れ込む滝

赤い橋付近に戻ってきました。

湖上閣下

さらに西へ。

水没林

最奥には吊り橋がありました。
湖西側の山には道路がなく、鹿や猿などの動物が現れるそうです。もちろん熊もいるとのことですので気をつけてくださいね。
ある時はヘビが泳いでSUPボードに登ってきたことがあったらしく、危ない目にあった人がいたそうです。
以上、群馬みなかみ紅葉SUPソロキャンその2- 赤谷湖・法師温泉編でした。

2024年11月10日
群馬みなかみ紅葉SUPソロキャンその1- ならまた湖編
2024年の紅葉SUPは群馬県みなかみ町のならまた湖と赤谷湖の2ヶ所で計5泊のはしごSUPキャンプ。
以前も記事を書いてますが紅葉の時期は初めてです。一番の楽しみは紅葉の宝川温泉。
景色いいんだろうなあ、と期待に胸を膨らませました。
キャンプ場はオートキャンパーズエリアならまた。
フリーサイトでソロキャンプ(駐車エリア込みで50平米以内)なら料金が安くなります。

最近出番の多いツインクレスタ
2日目の朝は予報通り快晴無風。
霜が降りて一面真っ白になってました。一日天気がいいのでのんびり朝ごはんを食べてからSUP予定。

例年は10月下旬ごろが紅葉の見頃のようですが、今年の紅葉はやや遅く11月初めに見頃を迎えています。
キャンプ場の方によると今年は色づきが悪く、あまり発色しないうちに黒っぽくなってきてると言ってました。
10月も気温が高めの日が多かったのでその影響ですかね。



いやいや、紅葉綺麗です。もっと燻んだ色かなと思ってましたが十分きれいに色づいてます。
いつもはもっと綺麗なのかなあ。

至仏山など尾瀬の山々



全体的に北側の斜面の色づきがいいです。


マップの見所ポイントの場所は岩肌がむき出しになった迫力のある場所。
以前6月頃に訪れた際は雪解け水が勢いよく流れ込む滝のある場所で水温が非常に冷たく、ボードがみるみる冷やされていきました。
今回は水位も高く滝のような状態ではありませんでした。

湖面から見るキャンプ場
お昼頃に無事帰還。
昼食を食べた後はいよいよ宝川温泉へ。

相変わらず人気で駐車場もいっぱいです。少し待ちました。
この辺は藤原湖に近く、ならまた湖より標高が低いので紅葉もそれほど進んでいませんでした。
駐車場付近が一番綺麗だったかな。
お風呂のある場所では紅葉している木もあるという感じ。
今年の最盛期は11月中旬ごろになるんじゃないでしょうかね。
以前も外国人をちらほら見かけましたが、今回はちらほらどころではありませんでした。
いや、そこらじゅうに外国人。なんなら日本人の方が少ない感じ。
しかも人種も多様で欧米系、中東系、アジア系と様々で男女比も同じくらい。
聞こえてくる言葉も英語だけでなく、聞き慣れない言語も多かったです。
2019年に湯浴み着が義務化になってから益々入りやすくなったのかなと思います。
2017年の記事
橋を渡ったところに子宝の湯があって人気なんですが、今回はあまり人がいなくて皆さんブルブル震えながら般若の湯に戻ってきます。
客:「寒っ、あああ、やっぱこっちのお湯があったけー」
相当温度が低いんでしょうか、子宝の湯には行く気になりませんでした。
一番温度が高めで気持ち良かったのは摩訶の湯の上流側でしたね。
更衣室に向かう途中、摩訶の湯を歩いていると9割方外国人でした。

後で見つけたお湯の温度のお知らせには、子宝の湯の温度が32.5度と記されていました。
そりゃ寒いよねー(笑
店員さんに聞いてみたところ、以前はこの時期は子宝の湯は入れないようにしていたそうです。
外国人が多く来るようになって仕方なく開けているそうですが、加温が間に合わないとおっしゃっていました。
翌日はあまり天気が良くなく風もあったのでSUPはせず別の温泉、湯めぐりテーマパーク「竜洞」へ。
こちらはならまた湖に近く紅葉も綺麗です。18ヶ所の貸切温泉を巡ることができるとのことですがお値段やや高めで3000円でした。(2024年11月現在)
隣は以前訪れたキャンプ場のある温泉「湯元館」。

湯めぐりテーマパーク「竜洞」
龍洞は入ってから4時間入り放題です。
各お風呂の札がある場所があるので、入りたいお風呂の札を取ってから向かいます。
各お風呂で毎回着替える必要があってちょっと面倒。脱ぎ着しやすい服装がいいですね。
隣のお風呂に入るにしても札を交換しに戻る必要があります。
人気なのは館内受付から左側方面の10ヶ所。

その中でも大露天風呂の大龍、川龍、そして川の目の前の音龍が人気のようです。

大露天風呂「大龍」

大露天風呂「川龍」
個人的には川の音が気持ちいい音龍が良かったです。


せせらぎ風呂「音龍」
受付から右側にある8ヶ所のお風呂は割と小さな作りになっていましたが、それはそれで落ち着いた感じで良かったです。

双龍

暗龍
着替えるのは面倒ですが一人でゆっくり入るなら宝川温泉よりリラックスできると思います。
でも休日は混むと入りたい温泉になかなか入れないかもしれませんね。平日これるなら良いと思います。
以上、群馬みなかみ紅葉SUPソロキャンその1- ならまた湖編でした。

群馬みなかみ紅葉SUPソロキャンその2- 赤谷湖・法師温泉編へ
一ーーー おまけ ーーーー
藤原湖も水位が多くSUPをやっている方がいました。


駐車場兼エントリー場所は北の橋の手前、藤原湖湖畔公園。
多目的広場が隣接しているので駐車場が混んでいる場合があるかもしれません。
この時期は藤原湖も水位が高いみたいですね。
まだここではSUPをやったことがないのでいつか狙ってみます。
毎年かどうかはわかりませんので行かれる方はご確認くださいね。
以前も記事を書いてますが紅葉の時期は初めてです。一番の楽しみは紅葉の宝川温泉。
景色いいんだろうなあ、と期待に胸を膨らませました。
キャンプ場はオートキャンパーズエリアならまた。
フリーサイトでソロキャンプ(駐車エリア込みで50平米以内)なら料金が安くなります。

最近出番の多いツインクレスタ
2日目の朝は予報通り快晴無風。
霜が降りて一面真っ白になってました。一日天気がいいのでのんびり朝ごはんを食べてからSUP予定。

例年は10月下旬ごろが紅葉の見頃のようですが、今年の紅葉はやや遅く11月初めに見頃を迎えています。
キャンプ場の方によると今年は色づきが悪く、あまり発色しないうちに黒っぽくなってきてると言ってました。
10月も気温が高めの日が多かったのでその影響ですかね。



いやいや、紅葉綺麗です。もっと燻んだ色かなと思ってましたが十分きれいに色づいてます。
いつもはもっと綺麗なのかなあ。

至仏山など尾瀬の山々



全体的に北側の斜面の色づきがいいです。


マップの見所ポイントの場所は岩肌がむき出しになった迫力のある場所。
以前6月頃に訪れた際は雪解け水が勢いよく流れ込む滝のある場所で水温が非常に冷たく、ボードがみるみる冷やされていきました。
今回は水位も高く滝のような状態ではありませんでした。

湖面から見るキャンプ場
お昼頃に無事帰還。
昼食を食べた後はいよいよ宝川温泉へ。

相変わらず人気で駐車場もいっぱいです。少し待ちました。
この辺は藤原湖に近く、ならまた湖より標高が低いので紅葉もそれほど進んでいませんでした。
駐車場付近が一番綺麗だったかな。
お風呂のある場所では紅葉している木もあるという感じ。
今年の最盛期は11月中旬ごろになるんじゃないでしょうかね。
以前も外国人をちらほら見かけましたが、今回はちらほらどころではありませんでした。
いや、そこらじゅうに外国人。なんなら日本人の方が少ない感じ。
しかも人種も多様で欧米系、中東系、アジア系と様々で男女比も同じくらい。
聞こえてくる言葉も英語だけでなく、聞き慣れない言語も多かったです。
2019年に湯浴み着が義務化になってから益々入りやすくなったのかなと思います。
2017年の記事
橋を渡ったところに子宝の湯があって人気なんですが、今回はあまり人がいなくて皆さんブルブル震えながら般若の湯に戻ってきます。
客:「寒っ、あああ、やっぱこっちのお湯があったけー」
相当温度が低いんでしょうか、子宝の湯には行く気になりませんでした。
一番温度が高めで気持ち良かったのは摩訶の湯の上流側でしたね。
更衣室に向かう途中、摩訶の湯を歩いていると9割方外国人でした。

後で見つけたお湯の温度のお知らせには、子宝の湯の温度が32.5度と記されていました。
そりゃ寒いよねー(笑
店員さんに聞いてみたところ、以前はこの時期は子宝の湯は入れないようにしていたそうです。
外国人が多く来るようになって仕方なく開けているそうですが、加温が間に合わないとおっしゃっていました。
翌日はあまり天気が良くなく風もあったのでSUPはせず別の温泉、湯めぐりテーマパーク「竜洞」へ。
こちらはならまた湖に近く紅葉も綺麗です。18ヶ所の貸切温泉を巡ることができるとのことですがお値段やや高めで3000円でした。(2024年11月現在)
隣は以前訪れたキャンプ場のある温泉「湯元館」。

湯めぐりテーマパーク「竜洞」
龍洞は入ってから4時間入り放題です。
各お風呂の札がある場所があるので、入りたいお風呂の札を取ってから向かいます。
各お風呂で毎回着替える必要があってちょっと面倒。脱ぎ着しやすい服装がいいですね。
隣のお風呂に入るにしても札を交換しに戻る必要があります。
人気なのは館内受付から左側方面の10ヶ所。

その中でも大露天風呂の大龍、川龍、そして川の目の前の音龍が人気のようです。

大露天風呂「大龍」

大露天風呂「川龍」
個人的には川の音が気持ちいい音龍が良かったです。


せせらぎ風呂「音龍」
受付から右側にある8ヶ所のお風呂は割と小さな作りになっていましたが、それはそれで落ち着いた感じで良かったです。

双龍

暗龍
着替えるのは面倒ですが一人でゆっくり入るなら宝川温泉よりリラックスできると思います。
でも休日は混むと入りたい温泉になかなか入れないかもしれませんね。平日これるなら良いと思います。
以上、群馬みなかみ紅葉SUPソロキャンその1- ならまた湖編でした。

群馬みなかみ紅葉SUPソロキャンその2- 赤谷湖・法師温泉編へ
一ーーー おまけ ーーーー
藤原湖も水位が多くSUPをやっている方がいました。


駐車場兼エントリー場所は北の橋の手前、藤原湖湖畔公園。
多目的広場が隣接しているので駐車場が混んでいる場合があるかもしれません。
この時期は藤原湖も水位が高いみたいですね。
まだここではSUPをやったことがないのでいつか狙ってみます。
毎年かどうかはわかりませんので行かれる方はご確認くださいね。
2023年11月12日
裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その3 曽原湖編
裏磐梯での紅葉SUPキャンプ4−6日目。
1、2日目はこちら。
裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その1 桧原湖・磐梯スカイライン編
3日目はこちら。
裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その2 桧原湖SUP・中ノ沢温泉編
早稲沢浜キャンプ場をチェックアウトして中ノ沢温泉を楽しんだ後、今日から曽原湖のキャンプ場へ2泊。
曽原湖は桧原湖のすぐ隣にあり、小さい湖ですが動力船が制限されていることもあって非常に静かです。
キャンプ場も点在していて11月に入ってもやっているところがいくつかあります。
私が予約したのは磐梯レイクサイドガーデン。(BandaiLakesideGarden:BLG)
区画サイトが5つしかなく11月の文化の日からは満室でしたがこの日は空いてました。
天気がいいので早めにチェックインして夕暮れSUPを狙ってみます。
道路からの入り口がよくわからなかったんですが、隣のキャンプ場「ほとりの遊びばキャンプ場」の看板から奥に入っていくとBLGの看板がありました。

駐車場付近からの景色
木々が多く湖に面していて正面に磐梯山が見えます。
「おお、きれいなキャンプ場!」

手作り感のあるハウス。右に写っている方がオーナーさん
小さなハウスですが中は今時の感じにリフォームされて、おしゃれな山小屋風のバーのような雰囲気。
初めて利用するのでオーナーさんが色々説明してくれました。
分別してゴミを捨てることもできますし炭捨て場もありました。また仮設ですがトイレやシャワー設備もありました。
オートキャンプ場ではないのでサイトまで荷物を運ぶ必要がありますがカートも借りることができます。
このオーナーさん、東京生まれで脱サラしてこちらに移住したんだとか。
色んな巡り合わせでこの土地を手に入れて2年前にキャンプ場をスタートさせたとのことです。
苦労もいっぱいあったと思いますがすごい行動力です。

駐車場からサイトにかけて広く苔が広がっていて緑の絨毯のようです。
苔好きなオーナーさんが時間をかけて育てたとのことです。車で通らなければ問題ないとのことでしたが踏んで歩くのが申し訳ないような感じでした。
サイトは5つですが湖畔に面しているのはC1-C3の3サイト。
※2024年春からサイトのレイアウトが変わるようですので参考にならないかも。

小さめでソロ向きなC1サイト

横長で大きなテントも置けるC2サイト

縦長で前方が湖畔に面しているC3サイト
C4はC3の内側、C5はさらにその内側になるのでC3に大きなテントがあると湖面や磐梯山はちょっと見えにくい感じです。
私が予約したのは横に広いC2で、ツインクレスタ(横5.7m)が張れる大きさかちょっと心配でしたが大丈夫でした。
地面は最初普通の硬さかなと思いましたが10cmほどペグを打つとその下は柔らかかったです。長めのペグの方がいいかもしれません。
テントを張っている最中に隣のC1にソロの方が入ってきてご挨拶。
こんなに快晴で湖面が鏡のようになっているのでテントを張ってすぐにSUPに繰り出します。

ひゃーーー、すごい景色

おっさんなのにワクワクが止まらない

湖畔の紅葉

磐梯山全開


遠くの山々まで続く紅葉
いやー、参りました。曽原湖は小さな湖ですがその表情はすごく多彩で絵になるポイントが多いです。
存在感のある丸い島や小さく点在する浮島、周囲の森の紅葉、遠くの山々に広がる紅葉、そして磐梯山。
SUPやカヌー、カヤックで回るといろんな角度から見ることができるのでその表情の多さに驚きます。
そしてあまり大きくない湖なのでゆっくりと景色を楽しみながら回ることができます。
奥の方へ行くと水没林の残骸のように水面に突き出た木が多くあるのでSUPは要注意です。


対岸にある曽原湖オートキャンプ場


湖で一番大きな島

キャンプ場東側

キャンプサイト前からの磐梯山

お隣さんはサーカスtc。距離は少し近め。
絶景と紅葉を満喫して帰還。


今日のビールは格別です!

ライトアップされたキャンプ場
この後お隣さんと暫しソロキャンプ談義。若い方ですが荷物が少なくて慣れている感じ。見習わないといけませんね。
深夜から結構な雨が降ってきました。
翌朝は昨日の景色から一転、磐梯山も見えず。

この日は温泉のメイインイベント、野地温泉ホテルへ。
その前にちょっと腹ごしらえ。途中にある山小屋食堂で昼食。

きのこがたっぷり、山菜きのこそばと舞茸ご飯。そばよりキノコの方が多いんじゃないか!
先日行った磐梯スカイラインの入り口から別ルートへ。

野地温泉ホテル

ホテル奥から吹き上がる蒸気
到着するとホテル裏からゴォーーッという音と共に蒸気が上がっています。周囲には硫黄の香りが立ち込め正に温泉地という雰囲気。
野地温泉ホテルは男女固定の内湯のほかに時間入れ替え制の3カ所の露天風呂があります。
入れ替え時間を跨ぐ時間帯に行けば全ての露天風呂に入ることができます。
この時は13時で入れ替えなので12時過ぎくらいから入りました。
男性の内湯に入った後、最初は「鬼面の湯」へ。13時前に一度出て入れ替えを待って「天狗の湯」という感じです。
※時期によって変わるので行かれる方はホームページをご確認ください。
残念ながら一番入りたかった「千寿の湯」は清掃日ということで入れず・・。
温泉は単純硫黄泉で白濁した硫黄の香りのあるいわゆる温泉らしい温泉です。山の中の秘湯という感じですね。
付近には他にも鷲倉温泉高原旅館、相模屋旅館などがあって日帰りでも入れる場合があるようです。
キャンプ場に戻ると別の方がC1に来ていました。

今日は星も見えないのでのんびりまったりの夜。
翌日チェックアウトの日の朝・・・・曽原湖が幻想的な景色を見せてくれました。


朝霧の曽原湖に浮かぶ磐梯山・・と逆さ磐梯山です!
「うぉぉ・・・!」
早朝から思わず唸ってしまいました。
この後霧が晴れるかと思えばまた濃くなったりを繰り返してSUPのタイミングを見計らいつつ朝ごはんをやっつけます。

朝霧の中を進むカヤック
だよねー、出たくなるよね。この景色は!
時折再び真っ白になって視界がほとんど無くなったり・・・それはそれで危ないので。
そして私もついに出撃。

おーーっ

おおーーっ

フォぉーーーっ



・・・ハァァー




もう言葉が出てきません。最終日にこんな景色が見られるなんて・・・。
昨日から新たにC1サイトに来られた方が写真を撮ってくれました。


格好付けてる・・・俺!
恐るべし、曽原湖!また来るぜっ!
以上、裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その3 曽原湖編でした。
次はどこへ出没しようかな。
1、2日目はこちら。
裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その1 桧原湖・磐梯スカイライン編
3日目はこちら。
裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その2 桧原湖SUP・中ノ沢温泉編
早稲沢浜キャンプ場をチェックアウトして中ノ沢温泉を楽しんだ後、今日から曽原湖のキャンプ場へ2泊。
曽原湖は桧原湖のすぐ隣にあり、小さい湖ですが動力船が制限されていることもあって非常に静かです。
キャンプ場も点在していて11月に入ってもやっているところがいくつかあります。
私が予約したのは磐梯レイクサイドガーデン。(BandaiLakesideGarden:BLG)
区画サイトが5つしかなく11月の文化の日からは満室でしたがこの日は空いてました。
天気がいいので早めにチェックインして夕暮れSUPを狙ってみます。
道路からの入り口がよくわからなかったんですが、隣のキャンプ場「ほとりの遊びばキャンプ場」の看板から奥に入っていくとBLGの看板がありました。

駐車場付近からの景色
木々が多く湖に面していて正面に磐梯山が見えます。
「おお、きれいなキャンプ場!」

手作り感のあるハウス。右に写っている方がオーナーさん
小さなハウスですが中は今時の感じにリフォームされて、おしゃれな山小屋風のバーのような雰囲気。
初めて利用するのでオーナーさんが色々説明してくれました。
分別してゴミを捨てることもできますし炭捨て場もありました。また仮設ですがトイレやシャワー設備もありました。
オートキャンプ場ではないのでサイトまで荷物を運ぶ必要がありますがカートも借りることができます。
このオーナーさん、東京生まれで脱サラしてこちらに移住したんだとか。
色んな巡り合わせでこの土地を手に入れて2年前にキャンプ場をスタートさせたとのことです。
苦労もいっぱいあったと思いますがすごい行動力です。

駐車場からサイトにかけて広く苔が広がっていて緑の絨毯のようです。
苔好きなオーナーさんが時間をかけて育てたとのことです。車で通らなければ問題ないとのことでしたが踏んで歩くのが申し訳ないような感じでした。
サイトは5つですが湖畔に面しているのはC1-C3の3サイト。
※2024年春からサイトのレイアウトが変わるようですので参考にならないかも。

小さめでソロ向きなC1サイト

横長で大きなテントも置けるC2サイト

縦長で前方が湖畔に面しているC3サイト
C4はC3の内側、C5はさらにその内側になるのでC3に大きなテントがあると湖面や磐梯山はちょっと見えにくい感じです。
私が予約したのは横に広いC2で、ツインクレスタ(横5.7m)が張れる大きさかちょっと心配でしたが大丈夫でした。
地面は最初普通の硬さかなと思いましたが10cmほどペグを打つとその下は柔らかかったです。長めのペグの方がいいかもしれません。
テントを張っている最中に隣のC1にソロの方が入ってきてご挨拶。
こんなに快晴で湖面が鏡のようになっているのでテントを張ってすぐにSUPに繰り出します。

ひゃーーー、すごい景色

おっさんなのにワクワクが止まらない

湖畔の紅葉

磐梯山全開


遠くの山々まで続く紅葉
いやー、参りました。曽原湖は小さな湖ですがその表情はすごく多彩で絵になるポイントが多いです。
存在感のある丸い島や小さく点在する浮島、周囲の森の紅葉、遠くの山々に広がる紅葉、そして磐梯山。
SUPやカヌー、カヤックで回るといろんな角度から見ることができるのでその表情の多さに驚きます。
そしてあまり大きくない湖なのでゆっくりと景色を楽しみながら回ることができます。
奥の方へ行くと水没林の残骸のように水面に突き出た木が多くあるのでSUPは要注意です。


対岸にある曽原湖オートキャンプ場


湖で一番大きな島

キャンプ場東側

キャンプサイト前からの磐梯山

お隣さんはサーカスtc。距離は少し近め。
絶景と紅葉を満喫して帰還。


今日のビールは格別です!
ライトアップされたキャンプ場
この後お隣さんと暫しソロキャンプ談義。若い方ですが荷物が少なくて慣れている感じ。見習わないといけませんね。
深夜から結構な雨が降ってきました。
翌朝は昨日の景色から一転、磐梯山も見えず。

この日は温泉のメイインイベント、野地温泉ホテルへ。
その前にちょっと腹ごしらえ。途中にある山小屋食堂で昼食。

きのこがたっぷり、山菜きのこそばと舞茸ご飯。そばよりキノコの方が多いんじゃないか!
先日行った磐梯スカイラインの入り口から別ルートへ。

野地温泉ホテル

ホテル奥から吹き上がる蒸気
到着するとホテル裏からゴォーーッという音と共に蒸気が上がっています。周囲には硫黄の香りが立ち込め正に温泉地という雰囲気。
野地温泉ホテルは男女固定の内湯のほかに時間入れ替え制の3カ所の露天風呂があります。
入れ替え時間を跨ぐ時間帯に行けば全ての露天風呂に入ることができます。
この時は13時で入れ替えなので12時過ぎくらいから入りました。
男性の内湯に入った後、最初は「鬼面の湯」へ。13時前に一度出て入れ替えを待って「天狗の湯」という感じです。
※時期によって変わるので行かれる方はホームページをご確認ください。
残念ながら一番入りたかった「千寿の湯」は清掃日ということで入れず・・。
温泉は単純硫黄泉で白濁した硫黄の香りのあるいわゆる温泉らしい温泉です。山の中の秘湯という感じですね。
付近には他にも鷲倉温泉高原旅館、相模屋旅館などがあって日帰りでも入れる場合があるようです。
キャンプ場に戻ると別の方がC1に来ていました。

今日は星も見えないのでのんびりまったりの夜。
翌日チェックアウトの日の朝・・・・曽原湖が幻想的な景色を見せてくれました。


朝霧の曽原湖に浮かぶ磐梯山・・と逆さ磐梯山です!
「うぉぉ・・・!」
早朝から思わず唸ってしまいました。
この後霧が晴れるかと思えばまた濃くなったりを繰り返してSUPのタイミングを見計らいつつ朝ごはんをやっつけます。

朝霧の中を進むカヤック
だよねー、出たくなるよね。この景色は!
時折再び真っ白になって視界がほとんど無くなったり・・・それはそれで危ないので。
そして私もついに出撃。

おーーっ

おおーーっ

フォぉーーーっ



・・・ハァァー




もう言葉が出てきません。最終日にこんな景色が見られるなんて・・・。
昨日から新たにC1サイトに来られた方が写真を撮ってくれました。
格好付けてる・・・俺!
恐るべし、曽原湖!また来るぜっ!
以上、裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その3 曽原湖編でした。
次はどこへ出没しようかな。

2023年11月11日
裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その2 桧原湖SUP・中ノ沢温泉編
裏磐梯での紅葉SUPキャンプ3日目。
1、2日目はこちら。
裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その1 桧原湖・磐梯スカイライン編

朝6時過ぎくらいに対岸の山々を太陽が照らし始めます。

ストーブに火を入れて暖を取りながら朝食の準備。

鏡のような水面と紅葉の山々
以前ならこんな光景を見たら朝食を後にしてすぐにSUPで出てたでしょうね。最近は歳のせいか動きが鈍い感じ。

相変わらずの鍋うどん
SUPはこのキャンプ場からでなく少し南に行ったこたかもりキャンプ場から出ました。
桧原湖と言えば「いかり潟」、そんな先入観があったので。
キャンプ場内に駐車させてもらいSUPを出すのに料金を払います。1日1100円(人数で変わるかわかりません)。

SUPに空気入れ

風もなくすこぶる天気がいいです。

磐梯山に向かって滑り出します。

すぐ南にあるビースタイルキャンプ場付近

以前夏に来た時より水位が低いですね。夏はこんなに岩場が出ていなかったし木々がもっと多くあったような気がします。
陸地になっているところが多くなり、SUPでジャングルに入っていくような感じがありません。

最高な景色!
磐梯山はいい景色なんですが・・

そういえばこの辺はあまり紅葉がなく・・・松が多い。

部分的には紅葉が集まってるところもあるけど・・・。

水位が高いと島の間が迷路のようでしたが・・陸続きになっていたり。

いかり潟キャンプ場付近
この辺は船でしかいけないキャンプ場がいつくかあります。夏は楽しそうですね。

南端の観光船船着場
南端に到着する頃には北寄りの風がやや強く吹いて来ました。
のんびりせずに帰ります。

来るときは逆光でしたが帰りは日差しが西の山々に当たっているのがよく見えて紅葉が綺麗です。

いかり潟付近で最も大きな島がこの付近で一番紅葉が綺麗です。

今回もいかり潟周辺をSUPしましたが、紅葉を満喫するなら上の地図に黄色で示した3エリアがおすすめです。
①北側全体が紅葉が多いので早稲沢浜キャンプ場から出て北側全体、西側の桧原橋付近までのエリア
②桧原西湖畔キャンプ場付近から出て西側の桧原橋付近までのエリア
③桧原西湖畔キャンプ場付近から出て南側の西側湖畔エリア
また桧原湖は大型観光船や高速ボートが頻繁に通るので気を付ける必要があります。目立つ格好や旗などをつけるといいですね。
一旦キャンプ場に戻って昼ごはん。

いつもの焼きそば。段々食べるものがワンパターンになってきてしまった。

キャンプ場奥にある紅葉
この後は温泉に向かいます。
桧原湖の北を通って西側奥の方にある大塩裏磐梯温泉 ホテル観山を目指します。

北側の道路沿いは全体的に紅葉が素晴らしいです。

紅葉越しの磐梯山
桧原橋の景色が素晴らしいので3枚。



桧原橋で紅葉を見るなら午後から夕方がいいですね。東側に日が当たって対岸の紅葉が綺麗に見えますし、日が傾いた方が磐梯山の陰影も良くなりますね。
さらに南下してママキャンプ場があったところを通りましたが、現在はやっているのかわからない状態でした。
入り口はロープで仕切られていたので時期的にやっていなかっただけなのか、もうキャンプ場としてやっていないのかわかりません。
ロケーションがいいところなので何かしらの施設にはなると思います。
この後大塩裏磐梯温泉 ホテル観山に行ってみましたが、薄暗くて人がいるのかわからないような感じでようやく受付の人が出てきたんですが残念ながら日帰り温泉ややっていないとのことでした。(ホームページには入れるって書いてあったんですけどね。)
10、11月の混雑期はやっていないようです。
この辺の地層には太古の海水が閉じ込められていて温泉成分から塩が取れる地域だそうです。
温泉に塩分が含まれてるんですね。入ってみたかったです。
これを生成して会津山塩として販売しているんですが、6月ごろにNHKで放送されたのをきっかけに売り切れてしまい現在販売が停止しているようです。
この後「道の駅 裏磐梯」にも行ってみましたがやはり純粋な塩は売り切れで関連商品のみ。

道の駅 裏磐梯
温泉にも嫌われ、塩にも嫌われてしまいました。
気を取り直して桧原湖南にある裏磐梯レイクリゾートの猫魔温泉へ。

もう大型のリゾートホテルです。自然にある紅葉とは明らかに違う作ったような綺麗な色の紅葉があちこちに配置されています。
露天風呂は源泉掛け流しで桧原湖が目の前に広がり、奥に紅葉の山々が見えます。
西側の山々が見えるので午前の方が綺麗に見えると思います。
料金は通常1400円とお高めですが、JAFや福利厚生倶楽部(RELO)、ベネフィットワンなどの会員は800円でした。
キャンプ場に戻る頃日が傾いて紅葉が一層綺麗に映えます。



桧原湖で最後の夜
翌11月1日朝、午前3時過ぎくらい・・・車の音が聞こえ始めます。
午前4時を過ぎるとさらに入ってきてキャンプ場の奥の方へ入っていく車の音も・・。
5時を過ぎる頃にはお祭りのようにドッタンバッタンとドアを開け閉めする音や人声が多くなりました。
「何かのイベントか?」
実は11月1日から桧原湖や小野川湖はワカサギが解禁となります。
この日は平日にも関わらず釣り客が朝早くから入ってきたのでした。

釣り客の車で埋まったキャンプ場

湖岸で渡し船を待つ釣り客
おかげで寝不足でした。
おそらく桧原湖のキャンプ場はどこも同じように釣り客が来ると思います。
11月1日の前日はキャンプはやめた方がいいかもですね。
キャンプ場をチェックアウトして中ノ沢温泉 磐梯西村屋へ。
中ノ沢温泉は初日に行った沼尻温泉のすぐ近くにあります。源泉は沼尻温泉と同じで酸性の温泉です。

中ノ沢温泉メインストリート

磐梯西村屋
西村屋さんは昭和レトロな雰囲気でアットホームな感じ。フロント付近でご主人とお子さんが遊んでました。
すごく懐かしい雰囲気で微笑ましい。
フロントの机にはご当地キャラクターのおもちゃが売られていました。

「イナワシロン」と「フドウタキング」
猪苗代湖と不動滝をモチーフにしてるようです。(笑
好きですよ!、こういうの。

男湯の内湯が2カ所

内湯
内湯は日差しが入って不思議と落ち着きます。なんか懐かしさや窓から入る風とかも心地よくずっと入っていられる感じ。

露天風呂は一度着替えて外に出ないといけませんが、こちらも近くを沢の流れる音が聞こえいい感じです。
精神的に脱力してしまうようなのんびりとした温泉でした。(混雑してたら違うのかな)

だいぶ年季の入ったペコちゃん

謎の自販機

謎の自販機2号
次は曽原湖へ。いいキャンプ場見つけちゃいました。
以上、裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その2 桧原湖SUP編でした。
裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その3 曽原湖編へ
1、2日目はこちら。
裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その1 桧原湖・磐梯スカイライン編

朝6時過ぎくらいに対岸の山々を太陽が照らし始めます。

ストーブに火を入れて暖を取りながら朝食の準備。

鏡のような水面と紅葉の山々
以前ならこんな光景を見たら朝食を後にしてすぐにSUPで出てたでしょうね。最近は歳のせいか動きが鈍い感じ。

相変わらずの鍋うどん
SUPはこのキャンプ場からでなく少し南に行ったこたかもりキャンプ場から出ました。
桧原湖と言えば「いかり潟」、そんな先入観があったので。
キャンプ場内に駐車させてもらいSUPを出すのに料金を払います。1日1100円(人数で変わるかわかりません)。

SUPに空気入れ

風もなくすこぶる天気がいいです。

磐梯山に向かって滑り出します。

すぐ南にあるビースタイルキャンプ場付近

以前夏に来た時より水位が低いですね。夏はこんなに岩場が出ていなかったし木々がもっと多くあったような気がします。
陸地になっているところが多くなり、SUPでジャングルに入っていくような感じがありません。

最高な景色!
磐梯山はいい景色なんですが・・

そういえばこの辺はあまり紅葉がなく・・・松が多い。

部分的には紅葉が集まってるところもあるけど・・・。

水位が高いと島の間が迷路のようでしたが・・陸続きになっていたり。

いかり潟キャンプ場付近
この辺は船でしかいけないキャンプ場がいつくかあります。夏は楽しそうですね。

南端の観光船船着場
南端に到着する頃には北寄りの風がやや強く吹いて来ました。
のんびりせずに帰ります。

来るときは逆光でしたが帰りは日差しが西の山々に当たっているのがよく見えて紅葉が綺麗です。

いかり潟付近で最も大きな島がこの付近で一番紅葉が綺麗です。

今回もいかり潟周辺をSUPしましたが、紅葉を満喫するなら上の地図に黄色で示した3エリアがおすすめです。
①北側全体が紅葉が多いので早稲沢浜キャンプ場から出て北側全体、西側の桧原橋付近までのエリア
②桧原西湖畔キャンプ場付近から出て西側の桧原橋付近までのエリア
③桧原西湖畔キャンプ場付近から出て南側の西側湖畔エリア
また桧原湖は大型観光船や高速ボートが頻繁に通るので気を付ける必要があります。目立つ格好や旗などをつけるといいですね。
一旦キャンプ場に戻って昼ごはん。

いつもの焼きそば。段々食べるものがワンパターンになってきてしまった。

キャンプ場奥にある紅葉
この後は温泉に向かいます。
桧原湖の北を通って西側奥の方にある大塩裏磐梯温泉 ホテル観山を目指します。

北側の道路沿いは全体的に紅葉が素晴らしいです。

紅葉越しの磐梯山
桧原橋の景色が素晴らしいので3枚。



桧原橋で紅葉を見るなら午後から夕方がいいですね。東側に日が当たって対岸の紅葉が綺麗に見えますし、日が傾いた方が磐梯山の陰影も良くなりますね。
さらに南下してママキャンプ場があったところを通りましたが、現在はやっているのかわからない状態でした。
入り口はロープで仕切られていたので時期的にやっていなかっただけなのか、もうキャンプ場としてやっていないのかわかりません。
ロケーションがいいところなので何かしらの施設にはなると思います。
この後大塩裏磐梯温泉 ホテル観山に行ってみましたが、薄暗くて人がいるのかわからないような感じでようやく受付の人が出てきたんですが残念ながら日帰り温泉ややっていないとのことでした。(ホームページには入れるって書いてあったんですけどね。)
10、11月の混雑期はやっていないようです。
この辺の地層には太古の海水が閉じ込められていて温泉成分から塩が取れる地域だそうです。
温泉に塩分が含まれてるんですね。入ってみたかったです。
これを生成して会津山塩として販売しているんですが、6月ごろにNHKで放送されたのをきっかけに売り切れてしまい現在販売が停止しているようです。
この後「道の駅 裏磐梯」にも行ってみましたがやはり純粋な塩は売り切れで関連商品のみ。

道の駅 裏磐梯
温泉にも嫌われ、塩にも嫌われてしまいました。
気を取り直して桧原湖南にある裏磐梯レイクリゾートの猫魔温泉へ。

もう大型のリゾートホテルです。自然にある紅葉とは明らかに違う作ったような綺麗な色の紅葉があちこちに配置されています。
露天風呂は源泉掛け流しで桧原湖が目の前に広がり、奥に紅葉の山々が見えます。
西側の山々が見えるので午前の方が綺麗に見えると思います。
料金は通常1400円とお高めですが、JAFや福利厚生倶楽部(RELO)、ベネフィットワンなどの会員は800円でした。
キャンプ場に戻る頃日が傾いて紅葉が一層綺麗に映えます。



桧原湖で最後の夜
翌11月1日朝、午前3時過ぎくらい・・・車の音が聞こえ始めます。
午前4時を過ぎるとさらに入ってきてキャンプ場の奥の方へ入っていく車の音も・・。
5時を過ぎる頃にはお祭りのようにドッタンバッタンとドアを開け閉めする音や人声が多くなりました。
「何かのイベントか?」
実は11月1日から桧原湖や小野川湖はワカサギが解禁となります。
この日は平日にも関わらず釣り客が朝早くから入ってきたのでした。

釣り客の車で埋まったキャンプ場

湖岸で渡し船を待つ釣り客
おかげで寝不足でした。
おそらく桧原湖のキャンプ場はどこも同じように釣り客が来ると思います。
11月1日の前日はキャンプはやめた方がいいかもですね。
キャンプ場をチェックアウトして中ノ沢温泉 磐梯西村屋へ。
中ノ沢温泉は初日に行った沼尻温泉のすぐ近くにあります。源泉は沼尻温泉と同じで酸性の温泉です。

中ノ沢温泉メインストリート

磐梯西村屋
西村屋さんは昭和レトロな雰囲気でアットホームな感じ。フロント付近でご主人とお子さんが遊んでました。
すごく懐かしい雰囲気で微笑ましい。
フロントの机にはご当地キャラクターのおもちゃが売られていました。

「イナワシロン」と「フドウタキング」
猪苗代湖と不動滝をモチーフにしてるようです。(笑
好きですよ!、こういうの。

男湯の内湯が2カ所

内湯
内湯は日差しが入って不思議と落ち着きます。なんか懐かしさや窓から入る風とかも心地よくずっと入っていられる感じ。

露天風呂は一度着替えて外に出ないといけませんが、こちらも近くを沢の流れる音が聞こえいい感じです。
精神的に脱力してしまうようなのんびりとした温泉でした。(混雑してたら違うのかな)

だいぶ年季の入ったペコちゃん

謎の自販機

謎の自販機2号
次は曽原湖へ。いいキャンプ場見つけちゃいました。
以上、裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その2 桧原湖SUP編でした。
裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その3 曽原湖編へ
2023年11月05日
裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その1 桧原湖・磐梯スカイライン編
2023年の紅葉SUPは福島県の裏磐梯に出没。
これまで何度か夏に来てSUPキャンプしましたが紅葉の時期は初めてです。

2019年夏の桧原湖記事
裏磐梯エリアには雄大な磐梯山と桧原湖、小野川湖、曽原湖、秋元湖があり、紅葉の時期は湖畔の紅葉、五色沼散策や安達太良山、磐梯スカイラインの紅葉ドライブ、そして紅葉を見ながらの温泉など何泊しても楽しむことに事欠きません。
そのため11月の文化の日付近は非常に混雑するのでできれば平日に来られるといいですね。
今回は10月末から桧原湖3泊、曽原湖2泊で紅葉SUPとソロキャンプ、そして沼尻温泉、中ノ沢温泉、高湯温泉などを楽しみます。
初日は雨予報だったので道の駅猪苗代か道の駅裏磐梯で車中泊の予定で来ましたが到着する頃には雨はほぼ上がっていました。
まずは沼尻温泉の沼尻高原ロッジの温泉に入ります。

沼尻高原ロッジ

沼尻スキー場
沼尻温泉にはいくつか温泉宿がありますが、この沼尻高原ロッジは洋風な山小屋風の建物です。仲の雰囲気も新しい感じで落ち着いた雰囲気でした。
温泉は源泉かけ流し酸性硫黄泉で、硫黄の香りが強いph2.1という強酸性の白濁した温泉です。草津と同じくらいの酸性ですね。
お肌の弱い方にはキツイかもしれません。
内湯はこじんまりとした湯船で厚めのお湯。露天風呂は紅葉が見える屋根付きのお風呂で雨でも露天風呂が楽しめます。
日帰り温泉は11時から14時最終入場、火水木曜日は日帰り温泉はお休みでした。(2023年10月現在)
この沼尻温泉は安達太良山方面にある沼尻元湯が源泉になっているようですが、この源泉は野湯になっていて登山をして源泉に入りにいくツアーがあるようです。
沼尻温泉元湯「エクストリーム温泉」
ただしガスが多く出ている時は危険で、野湯に行った方が亡くなったケースもあるようです。
さて雨も上がったようなので車中泊はやめてキャンプに変更です。
桧原湖北にある早稲沢浜キャンプ場は翌日から2泊押さえていましたがこの日は日曜日なので余裕で空いてました。
桧原湖、小野川湖ではキャンプ場は10月末で終了のところが多く、この早稲沢浜キャンプ場も10月31日宿泊で終了。
小野川湖畔の家キャンプ場は10月最終土曜宿泊分まででした。
11月1日からはワカサギ釣りが解禁となっていて湖畔のキャンプ場は釣りや冬支度モードとなっていくようです。


桧原湖の紅葉は最盛期。曇り空の中を北上しますが見事な紅葉です。晴れた時の紅葉が楽しみです。
テントを張って今季初の薪ストに火を入れます。気温は夕方で10度くらいだったかな。朝は5度くらい。

久しぶりの薪ストーブ
私の薪ストーブはMt.SUMI(マウントスミ)の2020WIDE。
2020年のモデルでLocomoというロゴが入っています。今はAURAという名前になってますね。
買った時はドアハンドルもただの金属の輪っかで、ストーブを持ち上げる際の持ち手もついてませんでした。
AURAは高さもあっていいですね。
昨季の終わりにオプションで売られていた専用のドアハンドルと持ち手を取り付けてみました。

Mt.SUMIのロゴが入ったハンドル使いやすい
あと反射板はよくあるやつですが倒れやすかったのでちょっと工夫してみました。
ダイソーの金属製のブックスタンドに磁石をつけてアルミテープで固定します。
(磁石は向かい合わせになった時に反発し合わないようにする必要があります。)
これを反射板の表裏から挟み込み。
4セットくらいつけると倒れないし場所移動も楽ちんです。ペグで固定するやつは移動する時面倒なんですよね。
ネオジム磁石使うと強すぎるので普通の磁石が良かったです。

このキャンプ場の楽しみは・・・足湯です。


24時間入れる足湯があるキャンプ場は滅多にないですよね。特にこの時期はありがたい設備です。
足湯で温まってから飲みモードへ・・・。
翌日は朝から快晴です。

朝焼けに染まる桧原湖

車中泊にしなくて良かった
早稲沢浜キャンプ場は西向きなので朝日に染まった山々が正面に見えます。夕方は夕日が前方に沈みます。
こんな景色を見ながら飲む朝コーヒーは最高ですね。
今回のテントはドーム型でもなくレンコンでもない新しいやつ。

ogawaのツインクレスタTCのダブル二股
夏にレンコン使った時に薪ストーブ入れると狭いなと思ったので・・。(荷物減らせよ)
ツインクレスタは大きいのでキャンプ場によっては張れないのでその時はレンコン使おうと思います。
今回のサイトは広々と使えるので初張りにはちょうど良かったです。
ちょっと慣れないといけませんね。形が歪になってしまいました。
本日は風がやや強くなる予報なのでSUPはやらず磐梯スカイラインの方へドライブと高湯温泉を楽しみます。


磐梯スカイラインへ向かう山道
磐梯スカイラインは標高が高くもう紅葉が終わってました。見頃は10月中旬くらいまでかな。
吾妻小富士のある浄土平へ。

付近は硫黄の香りが立ち込めていてレストハウス近くの山の中腹からは煙が立ち上がっています。
反対側の福島市方面からも多く人が来ていて観光バスも見られ平日にも関わらず混雑しています。

レストランが混んでいたのでランチはレストハウスで買った舞茸ごはんにします。
というか高湯温泉の安達屋さんの温泉は13時受付終了なので早めに済ませます。でも頑張って火口は見に行きますよ。

キツそうな階段
下から見ると結構時間かかりそうだなあ、と思いましたが実際登ってみると10分もかかりませんでした。(私の足で)
最後の方はかなり息が上がってましたが・・。(標高も高いので無理しないように。)

階段を登り切ったところから火口を望む景色
この火口の周りを一周できるみたいですが私はここまで。
一周する場合は足場が悪いので登山靴や、せめてアウトドア用のシューズなど滑りにくい靴がいいです。

火口付近から見下ろしたレストハウス
次の観光スポットは不動沢橋。


天空の橋みたいで福島市を望むことができます。紅葉の最盛期は圧巻でしょうね。
さて本日の温泉、高湯温泉の安達屋さん。
高湯温泉街は磐梯スカイラインの福島市寄りにあります。この辺は標高が下がって来ているのでまだ紅葉が見れました。

安達屋さん
安達屋さんは13時最終受付で90分入れます。火金休み。(2023年10月現在)
高湯温泉もph低めの酸性で白濁して硫黄の香りがする温泉です。
古く鄙びた感じの内湯と崖の下に広く長い露天風呂があります。
露天風呂は18時から21時まで女性専用と書いてありましたが、私が露天風呂にへ行っていくと女性の声が・・。
「あれ?間違ったかな。今男性は入れない?」
いえいえ、奥の方に男性が入ってます。
「女性の露天風呂から聞こえただけ?」
いえいえ、女性専用の時間帯ではなく混浴でした。
「あ、そういうこと。」
露天風呂の中程に洞窟のようになっているところがあり、その中で中年の男女がお戯れでした。
前を通りかかった時にチラッと目をやると・・・ポロリされてたのが見えました。わざとですかね、タイミング合いすぎ。
奥の方が少し広くなっていて山の方に紅葉が見えます。
雰囲気抜群じゃないですか!
なんとなく群馬の宝川温泉に近い雰囲気も感じられる温泉でした。

安達屋の向かいにある共同浴場のあったか湯
目的は概ねクリアということでキャンプ場へ戻ります。

福島市から桧原湖方面へ向かう道

夕暮れの早稲沢浜キャンプ場
今日は完ソロと聞いてましたが奥の方にテントが一張り見えました。


今日は薪ストの炎を見ながらお肉!
以上、裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その1 桧原湖・磐梯スカイライン編でした。
裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その2 桧原湖紅葉SUP編へ
これまで何度か夏に来てSUPキャンプしましたが紅葉の時期は初めてです。

2019年夏の桧原湖記事
裏磐梯エリアには雄大な磐梯山と桧原湖、小野川湖、曽原湖、秋元湖があり、紅葉の時期は湖畔の紅葉、五色沼散策や安達太良山、磐梯スカイラインの紅葉ドライブ、そして紅葉を見ながらの温泉など何泊しても楽しむことに事欠きません。
そのため11月の文化の日付近は非常に混雑するのでできれば平日に来られるといいですね。
今回は10月末から桧原湖3泊、曽原湖2泊で紅葉SUPとソロキャンプ、そして沼尻温泉、中ノ沢温泉、高湯温泉などを楽しみます。
初日は雨予報だったので道の駅猪苗代か道の駅裏磐梯で車中泊の予定で来ましたが到着する頃には雨はほぼ上がっていました。
まずは沼尻温泉の沼尻高原ロッジの温泉に入ります。

沼尻高原ロッジ

沼尻スキー場
沼尻温泉にはいくつか温泉宿がありますが、この沼尻高原ロッジは洋風な山小屋風の建物です。仲の雰囲気も新しい感じで落ち着いた雰囲気でした。
温泉は源泉かけ流し酸性硫黄泉で、硫黄の香りが強いph2.1という強酸性の白濁した温泉です。草津と同じくらいの酸性ですね。
お肌の弱い方にはキツイかもしれません。
内湯はこじんまりとした湯船で厚めのお湯。露天風呂は紅葉が見える屋根付きのお風呂で雨でも露天風呂が楽しめます。
日帰り温泉は11時から14時最終入場、火水木曜日は日帰り温泉はお休みでした。(2023年10月現在)
この沼尻温泉は安達太良山方面にある沼尻元湯が源泉になっているようですが、この源泉は野湯になっていて登山をして源泉に入りにいくツアーがあるようです。
沼尻温泉元湯「エクストリーム温泉」
ただしガスが多く出ている時は危険で、野湯に行った方が亡くなったケースもあるようです。
さて雨も上がったようなので車中泊はやめてキャンプに変更です。
桧原湖北にある早稲沢浜キャンプ場は翌日から2泊押さえていましたがこの日は日曜日なので余裕で空いてました。
桧原湖、小野川湖ではキャンプ場は10月末で終了のところが多く、この早稲沢浜キャンプ場も10月31日宿泊で終了。
小野川湖畔の家キャンプ場は10月最終土曜宿泊分まででした。
11月1日からはワカサギ釣りが解禁となっていて湖畔のキャンプ場は釣りや冬支度モードとなっていくようです。


桧原湖の紅葉は最盛期。曇り空の中を北上しますが見事な紅葉です。晴れた時の紅葉が楽しみです。
テントを張って今季初の薪ストに火を入れます。気温は夕方で10度くらいだったかな。朝は5度くらい。

久しぶりの薪ストーブ
私の薪ストーブはMt.SUMI(マウントスミ)の2020WIDE。
2020年のモデルでLocomoというロゴが入っています。今はAURAという名前になってますね。
買った時はドアハンドルもただの金属の輪っかで、ストーブを持ち上げる際の持ち手もついてませんでした。
AURAは高さもあっていいですね。
昨季の終わりにオプションで売られていた専用のドアハンドルと持ち手を取り付けてみました。

Mt.SUMIのロゴが入ったハンドル使いやすい
あと反射板はよくあるやつですが倒れやすかったのでちょっと工夫してみました。
ダイソーの金属製のブックスタンドに磁石をつけてアルミテープで固定します。
(磁石は向かい合わせになった時に反発し合わないようにする必要があります。)
これを反射板の表裏から挟み込み。
4セットくらいつけると倒れないし場所移動も楽ちんです。ペグで固定するやつは移動する時面倒なんですよね。
ネオジム磁石使うと強すぎるので普通の磁石が良かったです。

このキャンプ場の楽しみは・・・足湯です。


24時間入れる足湯があるキャンプ場は滅多にないですよね。特にこの時期はありがたい設備です。
足湯で温まってから飲みモードへ・・・。
翌日は朝から快晴です。

朝焼けに染まる桧原湖

車中泊にしなくて良かった
早稲沢浜キャンプ場は西向きなので朝日に染まった山々が正面に見えます。夕方は夕日が前方に沈みます。
こんな景色を見ながら飲む朝コーヒーは最高ですね。
今回のテントはドーム型でもなくレンコンでもない新しいやつ。

ogawaのツインクレスタTCのダブル二股
夏にレンコン使った時に薪ストーブ入れると狭いなと思ったので・・。(荷物減らせよ)
ツインクレスタは大きいのでキャンプ場によっては張れないのでその時はレンコン使おうと思います。
今回のサイトは広々と使えるので初張りにはちょうど良かったです。
ちょっと慣れないといけませんね。形が歪になってしまいました。
本日は風がやや強くなる予報なのでSUPはやらず磐梯スカイラインの方へドライブと高湯温泉を楽しみます。


磐梯スカイラインへ向かう山道
磐梯スカイラインは標高が高くもう紅葉が終わってました。見頃は10月中旬くらいまでかな。
吾妻小富士のある浄土平へ。

付近は硫黄の香りが立ち込めていてレストハウス近くの山の中腹からは煙が立ち上がっています。
反対側の福島市方面からも多く人が来ていて観光バスも見られ平日にも関わらず混雑しています。

レストランが混んでいたのでランチはレストハウスで買った舞茸ごはんにします。
というか高湯温泉の安達屋さんの温泉は13時受付終了なので早めに済ませます。でも頑張って火口は見に行きますよ。

キツそうな階段
下から見ると結構時間かかりそうだなあ、と思いましたが実際登ってみると10分もかかりませんでした。(私の足で)
最後の方はかなり息が上がってましたが・・。(標高も高いので無理しないように。)

階段を登り切ったところから火口を望む景色
この火口の周りを一周できるみたいですが私はここまで。
一周する場合は足場が悪いので登山靴や、せめてアウトドア用のシューズなど滑りにくい靴がいいです。

火口付近から見下ろしたレストハウス
次の観光スポットは不動沢橋。


天空の橋みたいで福島市を望むことができます。紅葉の最盛期は圧巻でしょうね。
さて本日の温泉、高湯温泉の安達屋さん。
高湯温泉街は磐梯スカイラインの福島市寄りにあります。この辺は標高が下がって来ているのでまだ紅葉が見れました。

安達屋さん
安達屋さんは13時最終受付で90分入れます。火金休み。(2023年10月現在)
高湯温泉もph低めの酸性で白濁して硫黄の香りがする温泉です。
古く鄙びた感じの内湯と崖の下に広く長い露天風呂があります。
露天風呂は18時から21時まで女性専用と書いてありましたが、私が露天風呂にへ行っていくと女性の声が・・。
「あれ?間違ったかな。今男性は入れない?」
いえいえ、奥の方に男性が入ってます。
「女性の露天風呂から聞こえただけ?」
いえいえ、女性専用の時間帯ではなく混浴でした。
「あ、そういうこと。」
露天風呂の中程に洞窟のようになっているところがあり、その中で中年の男女がお戯れでした。
前を通りかかった時にチラッと目をやると・・・ポロリされてたのが見えました。わざとですかね、タイミング合いすぎ。
奥の方が少し広くなっていて山の方に紅葉が見えます。
雰囲気抜群じゃないですか!
なんとなく群馬の宝川温泉に近い雰囲気も感じられる温泉でした。

安達屋の向かいにある共同浴場のあったか湯
目的は概ねクリアということでキャンプ場へ戻ります。

福島市から桧原湖方面へ向かう道

夕暮れの早稲沢浜キャンプ場
今日は完ソロと聞いてましたが奥の方にテントが一張り見えました。


今日は薪ストの炎を見ながらお肉!
以上、裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その1 桧原湖・磐梯スカイライン編でした。
裏磐梯紅葉SUPソロキャン2023 - その2 桧原湖紅葉SUP編へ
2022年11月06日
新潟県奥只見湖紅葉SUPソロキャン - その3 栃尾又温泉編
新潟の奥只見湖でのソロキャンプ3日目。
1日目はこちら。
2日目はこちら。
深夜に雨の音に気づきました。
「雨降ってきたなー。明日の午後には晴れてくる予報だから大丈夫。」
この時はまだ雨の音を楽しんでいましたが、午前3時ごろになると風も強くなってきました。
「ザザザーー、ブウォーーッ」
テントが揺れて雨の当たる音が大きくなってきます。
「こんな酷くなるって聞いてないぞー」
タープ下の荷物がどうなってるか想像します。
「雨に濡れちゃいけないものあったっけ・・・イスは畳んでたはず・・・」
そうこうしているうちにガッシャーーンとテーブルが倒れて上に置いてあったシエラカップなどが落ちる音がしました。
「そんなに風強いのか」
意を決して様子を見に外に出ます。
運よくタープ後方からの風で被害は最小限でした。風の方向が逆だったらちょっと大変でしたね。
タープの後方を低くして内側のものが飛ばされないよう片付けました。
安心してもう一眠り。

8時を過ぎてたでしょうか、もう一度起きた時は風はあるものの雨は小降りになってました。
この日はあまり天気がパッとしないのは分かっていたので、前日に栃尾又温泉の自在館に日帰入浴を予約していました。
日帰り温泉で予約って珍しいですね。自在館のホームページに要予約と書いてあったのに気づいてよかったです。
日帰り温泉は11時から13時までの間に受付。


晴れ間があったら奥只見ダムとかあちこち行こうと思ってましたが天気良くないのでキャンプ場でのんびり過ごします。
ストーブに火を入れて朝ごはんとコーヒー。
曇っていても紅葉綺麗です。

11時ごろ栃尾又温泉に到着。キャンプ場からは車で30分くらい。
この辺はまだ雨が降っていました。
この辺には数件の宿があるようですがあまり人も歩いておらず静かな雰囲気です。

自在館
この栃尾又温泉はラジウム温泉で奈良時代に開湯とのこと。な、奈良時代!
ぬるいお湯に長く浸かる入浴法「長湯」を伝承していて、子宝の湯としても有名で女性に人気があるそうです。

昔からある建物は修繕中でしょうか。中も昔の温泉宿の趣ですごくいい雰囲気の建物です。

自在館の受付付近。古いテレビが置いてありました。そして日本秘湯を守る会の提灯

本日の浴場の案内
自在館に入って受付をすると今日は男性は「うえの湯」だけ。女性は「したの湯」と「おくの湯」を利用できるとのことでした。
一日おきに男性と女性の入れるお風呂が変わるそうです。
ホームページなどに載っている古びた雰囲気の写真は「したの湯」。
料金は一人千円。
通りに出て奥に建っている建物に「おくの湯」と「うえの湯」があります。

「おくの湯」と「うえの湯」の建物
「うえの湯」の雰囲気は・・・普通のタイル張りで銭湯みたい。
湯船は3つで一番大きいのがぬる湯、そしてぬる湯の寝湯、一番小さいのがあつ湯。
私以外に3人入ってましたがそのうち2人は本を持ち込んでお風呂に浸かりながら読んでました。
ぬる湯にながーく入るのが栃尾又流。
「ほー、そういう入り方が通なのか」
誰も喋らず静かな時間が流れます。
昨日の銀山平温泉もそうでしたがぬるいお湯なので首まで浸かっていてもずっと入っていられます。
不思議と落ち着く感じでリラックスできるんですね。
「したの湯入りたかったなー」
お風呂を出て帰り際にちょっと心残り。
どうしても入ってみたかったのでここで次の日も予約してしまいました。

「うえの湯」「おくの湯」「したの湯」の写真の写真
翌日キャンプ場をチェックアウトしてから行った「したの湯」は古びた感じで洗い場はなく広いぬる湯と狭いあつ湯の湯船。
温泉に集中する感じです。

薄暗い雰囲気の階段を降りて行きます
やはりこの時も4人中2人が読書。
本を読んでいない2人は湯船で熟睡中?のように見えました。
皆さんほとんど動かないのでとても静かです。
音をたてないように気を使ってしまうくらい。


おくの湯
おくの湯も入りました。
こちらは新しい感じで洗い場もありました。うえの湯より雰囲気は良かったかな。
ぬる湯をじっくり味わうという体験は初めてでしたがとてもリラックスできました。
宿泊してたら一日中ずっと入ってたかもしれません。笑
3日目のキャンプに話を戻します。
結局3日目は一日中雨が降ったり止んだりで景色が晴れることはほとんどありませんでした。
キャンプ場も今季最終宿泊日の土曜とあってお客さんもちらほら来ています。


最終日はおでんやらマヨポン椎茸やら

この銀山平キャンプ場はとても景色がいいし、お風呂もあってとても気に入りました。
ゴミや炭も捨てられるところもありがたいです。
またいつか来ようと思いました。やっぱり紅葉の時期かな。
以上、新潟県奥只見湖紅葉SUPソロキャンでした。
次はどこへ出没しようかな・・・。
1日目はこちら。
2日目はこちら。
深夜に雨の音に気づきました。
「雨降ってきたなー。明日の午後には晴れてくる予報だから大丈夫。」
この時はまだ雨の音を楽しんでいましたが、午前3時ごろになると風も強くなってきました。
「ザザザーー、ブウォーーッ」
テントが揺れて雨の当たる音が大きくなってきます。
「こんな酷くなるって聞いてないぞー」
タープ下の荷物がどうなってるか想像します。
「雨に濡れちゃいけないものあったっけ・・・イスは畳んでたはず・・・」
そうこうしているうちにガッシャーーンとテーブルが倒れて上に置いてあったシエラカップなどが落ちる音がしました。
「そんなに風強いのか」
意を決して様子を見に外に出ます。
運よくタープ後方からの風で被害は最小限でした。風の方向が逆だったらちょっと大変でしたね。
タープの後方を低くして内側のものが飛ばされないよう片付けました。
安心してもう一眠り。

8時を過ぎてたでしょうか、もう一度起きた時は風はあるものの雨は小降りになってました。
この日はあまり天気がパッとしないのは分かっていたので、前日に栃尾又温泉の自在館に日帰入浴を予約していました。
日帰り温泉で予約って珍しいですね。自在館のホームページに要予約と書いてあったのに気づいてよかったです。
日帰り温泉は11時から13時までの間に受付。


晴れ間があったら奥只見ダムとかあちこち行こうと思ってましたが天気良くないのでキャンプ場でのんびり過ごします。
ストーブに火を入れて朝ごはんとコーヒー。
曇っていても紅葉綺麗です。

11時ごろ栃尾又温泉に到着。キャンプ場からは車で30分くらい。
この辺はまだ雨が降っていました。
この辺には数件の宿があるようですがあまり人も歩いておらず静かな雰囲気です。

自在館
この栃尾又温泉はラジウム温泉で奈良時代に開湯とのこと。な、奈良時代!
ぬるいお湯に長く浸かる入浴法「長湯」を伝承していて、子宝の湯としても有名で女性に人気があるそうです。

昔からある建物は修繕中でしょうか。中も昔の温泉宿の趣ですごくいい雰囲気の建物です。

自在館の受付付近。古いテレビが置いてありました。そして日本秘湯を守る会の提灯

本日の浴場の案内
自在館に入って受付をすると今日は男性は「うえの湯」だけ。女性は「したの湯」と「おくの湯」を利用できるとのことでした。
一日おきに男性と女性の入れるお風呂が変わるそうです。
ホームページなどに載っている古びた雰囲気の写真は「したの湯」。
料金は一人千円。
通りに出て奥に建っている建物に「おくの湯」と「うえの湯」があります。

「おくの湯」と「うえの湯」の建物
「うえの湯」の雰囲気は・・・普通のタイル張りで銭湯みたい。
湯船は3つで一番大きいのがぬる湯、そしてぬる湯の寝湯、一番小さいのがあつ湯。
私以外に3人入ってましたがそのうち2人は本を持ち込んでお風呂に浸かりながら読んでました。
ぬる湯にながーく入るのが栃尾又流。
「ほー、そういう入り方が通なのか」
誰も喋らず静かな時間が流れます。
昨日の銀山平温泉もそうでしたがぬるいお湯なので首まで浸かっていてもずっと入っていられます。
不思議と落ち着く感じでリラックスできるんですね。
「したの湯入りたかったなー」
お風呂を出て帰り際にちょっと心残り。
どうしても入ってみたかったのでここで次の日も予約してしまいました。

「うえの湯」「おくの湯」「したの湯」の写真の写真
翌日キャンプ場をチェックアウトしてから行った「したの湯」は古びた感じで洗い場はなく広いぬる湯と狭いあつ湯の湯船。
温泉に集中する感じです。

薄暗い雰囲気の階段を降りて行きます
やはりこの時も4人中2人が読書。
本を読んでいない2人は湯船で熟睡中?のように見えました。
皆さんほとんど動かないのでとても静かです。
音をたてないように気を使ってしまうくらい。


おくの湯
おくの湯も入りました。
こちらは新しい感じで洗い場もありました。うえの湯より雰囲気は良かったかな。
ぬる湯をじっくり味わうという体験は初めてでしたがとてもリラックスできました。
宿泊してたら一日中ずっと入ってたかもしれません。笑
3日目のキャンプに話を戻します。
結局3日目は一日中雨が降ったり止んだりで景色が晴れることはほとんどありませんでした。
キャンプ場も今季最終宿泊日の土曜とあってお客さんもちらほら来ています。


最終日はおでんやらマヨポン椎茸やら

この銀山平キャンプ場はとても景色がいいし、お風呂もあってとても気に入りました。
ゴミや炭も捨てられるところもありがたいです。
またいつか来ようと思いました。やっぱり紅葉の時期かな。
以上、新潟県奥只見湖紅葉SUPソロキャンでした。
次はどこへ出没しようかな・・・。

2022年11月05日
新潟県奥只見湖紅葉SUPソロキャン - その2 奥只見湖SUP編
新潟の奥只見湖でのソロキャンプ2日目。
1日目はこちら。
本日は奥只見湖でSUPをやります。
テントの中で目覚めて外が明るくなってきたのでさぞかし雄大な景色が見えるだろうと思って外へ出てみました。

「おや・・・霧がかかってる。」
ちょっとがっかりでしたが、コーヒーでも飲みながら霧が晴れるのを待つことにします。
尾根に陽が当たり始めると霧の中に山の陰影と紅葉が現れてきます。

朝のこういう絶景の変化をのんびり見れるのはキャンプならではですね。


次第に太陽が高くなって川の上まで陽が当たってきます。


「くぅぅーーっ!たまんねーっ」

目の前でこんな絶景を見ながら朝ごはんですよっ!

ご飯食べ終わる頃には快晴です。

湖の方はまだ霧がかかってるみたい。
奥只見湖でのSUPやカヌー、カヤックは必ず届出をする必要があります。
何かあった場合の連絡先などをキャンプ場の管理棟で届出をします。キャンプ場に限らず民宿や旅館など自分が宿泊しているところで届出ができるようですね。
管理棟で届出を済ませていよいよSUPです。
昨日下見をしたスロープからボードを運んでエントリーします。



快晴無風です!水面が鏡面です!

遊覧船とすれ違います。お客さんが手を振ってくれました。

キャンプ場からも見える荒沢岳でしょうか。遠くの方に見える山の稜線が青空に映えます。

ここで一人SUPをやる方と遭遇。
俺:「こんにちわー」
男性:「こんにちわー」
俺:「今日最高ですねぇ」
男性:「やばいですね」
そうです。やばいくらい最高です!
同じSUPをやる人と絶景を共有しました。
この方は私よりも早い時間に同じ場所からエントリー。もう戻る途中だそうです。


こちらは大きな遊覧船。2種類の船が1時間ごとに両方の船着場から出ています。
SUPをやりながらふと思いましたがエントリーした銀山平船着場から奥只見ダムまで約9kmくらいなので片道をSUPやって帰りは船で戻ってくるなんてこともできるのかな。
奥只見湖側でボードを畳める場所があればできそうですけどね。


今回のルートはこんな感じ。
奥只見湖が見える十二山神社のあるところまで行って戻ってきます。往復約10kmくらい。
右側の山の方には岸沿いに途中まで道路が通っていて時々人の声やドローンの音などが聞こえてきました。

十二山神社に到着。旗しか見えないけど。

遠くに奥只見ダムが見えます。ここまで来るとエントリー場所よりも奥只見ダムの方が近いですね。

復路の景色もまた絶景。
紅葉も絶景もお腹いっぱい。
ただ次第に向かい風が強くなってきて時々白波が立つようになってきました。
どちらかというと北側の方が白波が少なく風がやや弱めに見えたので北側の岸沿いを通っていきます。

往路のようなのんびりな時間はなく、時々入り江で風を避けて休みながら頑張って漕ぎました。
この湖の怖いところは周囲にあまり道路がなく、あっても高い所を通っています。
従って何かあった場合に戻ることが難しくなります。
さらに山に囲まれた細長い湖面が続くので漕力より強い向かい風になった場合、戻ることができません。
流された先にも道路がありません。
ですのでコンディションがいい時でも注意が必要です。
最悪の場合は、風を避けられる入り江に避難して風がおさまるのを待つしかありません。
と言うわけで、私も休憩しながら戻ったので想定より1時間ほど帰りが遅くなってしまいました。

喉が渇いたのでコーラを一気飲み。

キャンプ場に戻ったのは午後2時半くらい。ここは午後3時くらいになると太陽が山影に入ってしまいます。
お腹も空いたけどこのままお風呂に行って早めの夕飯を食べることにします。
本日のお風呂はキャンプ場から車で5分くらいのところにある「銀山平温泉 白銀の湯」。


ここにはコテージのような建物が多く立っていて民宿や山荘がいくつか集まっているエリアです。
銀山平森林公園があってハイキングもできるみたいですね。
キャンプでないところに泊まりたい人にはいいかもしれません。


お風呂は大きな内風呂と露天風呂が二つ。
露天風呂の小さい方は源泉で温度が低いようです。この銀山平温泉はぬる湯なので温度が低く37、8度くらいです。
私は熱いお風呂が好きですが、ぬる湯に入ってみると結構リラックスできました。いつまでも入っていられる感じですね。
SUPの疲れを取るのにすごくよかったです。
お風呂から出る前に熱い方に入って体を温めます。
キャンプ場のお風呂も銀山平温泉から引いてるので同じお湯ですかね。

ここで売られていた「またぎ汁」。
俺:「これ熊の肉が入ってるの?」
温泉の管理人の奥さん:「はっはっは、入ってないわよ。鶏肉が入ってるの。美味しいわよ。」
何でしょう、年配の女性が美味しいわよって一言いうと何か魔法にかかったように油断してしまうのは私だけ?
ネギと豆腐を入れるとすごく美味しくなるそうです。
と言うわけでお土産に一つ買っちゃいました。

お風呂から戻ってプシュッとやります。
疲れた体にビールが染みます。


メスティンシュウマイとマヨポン椎茸紅葉おろし付き。あとはお鍋など。
この日の夕方から雨予報だったんですが深夜からに変わってました。

夜寝る時も星空だったので本当に降るのかな?と酔っ払いながら余裕こいてました。
しかし深夜から次第に雨が強くなり風も出てきていたのでした・・・。
以上、新潟県奥只見湖紅葉SUPソロキャン - その2 奥只見湖SUP編でした。
新潟県奥只見湖紅葉SUPソロキャン - その3 栃尾又温泉編へ
1日目はこちら。
本日は奥只見湖でSUPをやります。
テントの中で目覚めて外が明るくなってきたのでさぞかし雄大な景色が見えるだろうと思って外へ出てみました。

「おや・・・霧がかかってる。」
ちょっとがっかりでしたが、コーヒーでも飲みながら霧が晴れるのを待つことにします。
尾根に陽が当たり始めると霧の中に山の陰影と紅葉が現れてきます。

朝のこういう絶景の変化をのんびり見れるのはキャンプならではですね。


次第に太陽が高くなって川の上まで陽が当たってきます。


「くぅぅーーっ!たまんねーっ」

目の前でこんな絶景を見ながら朝ごはんですよっ!

ご飯食べ終わる頃には快晴です。

湖の方はまだ霧がかかってるみたい。
奥只見湖でのSUPやカヌー、カヤックは必ず届出をする必要があります。
何かあった場合の連絡先などをキャンプ場の管理棟で届出をします。キャンプ場に限らず民宿や旅館など自分が宿泊しているところで届出ができるようですね。
管理棟で届出を済ませていよいよSUPです。
昨日下見をしたスロープからボードを運んでエントリーします。



快晴無風です!水面が鏡面です!

遊覧船とすれ違います。お客さんが手を振ってくれました。

キャンプ場からも見える荒沢岳でしょうか。遠くの方に見える山の稜線が青空に映えます。

ここで一人SUPをやる方と遭遇。
俺:「こんにちわー」
男性:「こんにちわー」
俺:「今日最高ですねぇ」
男性:「やばいですね」
そうです。やばいくらい最高です!
同じSUPをやる人と絶景を共有しました。
この方は私よりも早い時間に同じ場所からエントリー。もう戻る途中だそうです。

こちらは大きな遊覧船。2種類の船が1時間ごとに両方の船着場から出ています。
SUPをやりながらふと思いましたがエントリーした銀山平船着場から奥只見ダムまで約9kmくらいなので片道をSUPやって帰りは船で戻ってくるなんてこともできるのかな。
奥只見湖側でボードを畳める場所があればできそうですけどね。


今回のルートはこんな感じ。
奥只見湖が見える十二山神社のあるところまで行って戻ってきます。往復約10kmくらい。
右側の山の方には岸沿いに途中まで道路が通っていて時々人の声やドローンの音などが聞こえてきました。

十二山神社に到着。旗しか見えないけど。

遠くに奥只見ダムが見えます。ここまで来るとエントリー場所よりも奥只見ダムの方が近いですね。

復路の景色もまた絶景。
紅葉も絶景もお腹いっぱい。
ただ次第に向かい風が強くなってきて時々白波が立つようになってきました。
どちらかというと北側の方が白波が少なく風がやや弱めに見えたので北側の岸沿いを通っていきます。

往路のようなのんびりな時間はなく、時々入り江で風を避けて休みながら頑張って漕ぎました。
この湖の怖いところは周囲にあまり道路がなく、あっても高い所を通っています。
従って何かあった場合に戻ることが難しくなります。
さらに山に囲まれた細長い湖面が続くので漕力より強い向かい風になった場合、戻ることができません。
流された先にも道路がありません。
ですのでコンディションがいい時でも注意が必要です。
最悪の場合は、風を避けられる入り江に避難して風がおさまるのを待つしかありません。
と言うわけで、私も休憩しながら戻ったので想定より1時間ほど帰りが遅くなってしまいました。

喉が渇いたのでコーラを一気飲み。

キャンプ場に戻ったのは午後2時半くらい。ここは午後3時くらいになると太陽が山影に入ってしまいます。
お腹も空いたけどこのままお風呂に行って早めの夕飯を食べることにします。
本日のお風呂はキャンプ場から車で5分くらいのところにある「銀山平温泉 白銀の湯」。


ここにはコテージのような建物が多く立っていて民宿や山荘がいくつか集まっているエリアです。
銀山平森林公園があってハイキングもできるみたいですね。
キャンプでないところに泊まりたい人にはいいかもしれません。


お風呂は大きな内風呂と露天風呂が二つ。
露天風呂の小さい方は源泉で温度が低いようです。この銀山平温泉はぬる湯なので温度が低く37、8度くらいです。
私は熱いお風呂が好きですが、ぬる湯に入ってみると結構リラックスできました。いつまでも入っていられる感じですね。
SUPの疲れを取るのにすごくよかったです。
お風呂から出る前に熱い方に入って体を温めます。
キャンプ場のお風呂も銀山平温泉から引いてるので同じお湯ですかね。

ここで売られていた「またぎ汁」。
俺:「これ熊の肉が入ってるの?」
温泉の管理人の奥さん:「はっはっは、入ってないわよ。鶏肉が入ってるの。美味しいわよ。」
何でしょう、年配の女性が美味しいわよって一言いうと何か魔法にかかったように油断してしまうのは私だけ?
ネギと豆腐を入れるとすごく美味しくなるそうです。
と言うわけでお土産に一つ買っちゃいました。

お風呂から戻ってプシュッとやります。
疲れた体にビールが染みます。


メスティンシュウマイとマヨポン椎茸紅葉おろし付き。あとはお鍋など。
この日の夕方から雨予報だったんですが深夜からに変わってました。

夜寝る時も星空だったので本当に降るのかな?と酔っ払いながら余裕こいてました。
しかし深夜から次第に雨が強くなり風も出てきていたのでした・・・。
以上、新潟県奥只見湖紅葉SUPソロキャン - その2 奥只見湖SUP編でした。
新潟県奥只見湖紅葉SUPソロキャン - その3 栃尾又温泉編へ
2022年11月03日
新潟県奥只見湖紅葉SUPソロキャン - その1 銀山平キャンプ場編
今年2022年の紅葉SUPは新潟県魚沼市と福島県の境にある奥只見湖へ出没。

全体は木の根のように伸びた形で周囲にトゲのような入り江が無数にある刺々しい形をしています。
奥只見湖は奥只見ダムによってできた人造湖で面積は中禅寺湖と同じくらい。
付近には八海山、越後駒ヶ岳、荒沢岳といった山々に囲まれ、紅葉越しに望む山々の景色は圧巻です。
湖には観光船が通っていて、紅葉の時期はツアーバスも多数訪れ沢山の観光客で賑わいます。
また魚沼市から湖に向かう途中にはぬる湯で有名な栃尾又温泉や湯之谷温泉、奥只見湖付近には銀山平温泉など温泉も楽しめるエリアです。
今回は10月下旬の紅葉の最盛期に湖の西端にある銀山平キャンプ場に3泊してSUPと温泉と紅葉を楽しみます。
この銀山平キャンプ場は例年10月末で営業終了します。今年の宿泊は10月29日が最終でした。
銀山平キャンプ場といえば今年のGWに栃木の草木湖と中禅寺湖を巡った際に銀山平公園キャンプ場に泊まりましたが、同じような名前で全く違う場所なので間違えないようにしましょう。
関越道の小出ICを降りてすぐコメリがあります。ここで薪を購入。キャンプ場にも置いてあるようですが量とか種類がわからないのでとりあえずここで買います。コメリの薪は全国どこでも安定した品質ですし、広葉樹で太さがあってストーブ用に最適です。
ちょっと高いけど。


丸太に切り込みを入れたスウェーデントーチもありました。
買い出しは最初に原信セントラルマーケットへ。

綺麗なスーパーでほぼ揃います。が・・・、
板氷が置いてなかったのと焼肉用の牛肉の種類がほとんどなくて焦りました。牛ステーキや豚肉鶏肉は結構あるんですけどね。
でもってウオロクにも行ってみました。

板氷はあったもののやはり牛肉の種類がほとんどなく途方に暮れました。仕方なく薄い切り落とし肉で済ませることにします。
どちらのスーパーも大きく、原信の隣にはマツキヨやセリアがありましたし、ウオロクの隣にはダイソーがあるので便利ですね。
またウオロクの近くには「道の駅ゆのたに」があったのでちょっと覗いてみます。

結構賑わっていてキノコ類や野菜、葡萄や梨といったフルーツ、地元の特産品やお土産が売られていました。
「おっ!椎茸でけーっ」

スーパーで買わなくて良かったです。遥かにでかい椎茸が8本入ってお手頃な値段。
3日間マヨポン椎茸が食べられます。笑
道の駅から約30分ほどで銀山平キャンプ場へ到着。
途中のシルバーラインは上り坂で全長22kmのうち18kmがトンネル。しかもやや狭い感じでゴツゴツとした無骨な壁面。
所々で外の景色が見えるところでは山々が次第に紅葉していきました。
キャンプ場へ到着してチェックイン。このキャンプ場は基本的に予約制です。

オートサイトは4人までで5500円。フリーサイトは4人までで2800円。
一人の場合はテントのみで1400円。タープを張るとプラス1100円。
(2022年現在の料金です。)
私はフリーサイト1名でテントとタープを張ったので1泊2500円でした。
フリーサイトは管理棟のすぐ上とオートサイトの奥の橋を渡った川の反対側の2ヶ所。
奥の方は1週間前に閉鎖しているので管理棟のすぐ上のフリーサイトを利用します。
ここのフリーサイトは全体は四角い形何ですが、テントを張れる場所は川沿いと管理棟側のL字型の芝生エリアのみ。
ほとんどのエリアは多目的広場で地面が硬くテントを貼ることはできません。
フリーサイトに入ると既に一人ソロキャンパーが管理棟側にテントを張っていました。

オートサイト側から見たフリーサイト全体。奥側に管理棟がありその奥に奥只見湖と紅葉の山々があります。グレーの地面部分はテント張れません。
私が選んだのはフリーサイトの一番奥。上の写真だと一番手前左の白い車の左側。
目の前を川が流れ対岸の山が綺麗に紅葉し、左奥には幽玄な荒沢岳が見えます。

「最高の場所じゃねぇか!」
はい、景色がよく最高の場所を取れたのでサイト設営している間ずっとニヤニヤしてしまいました。

このサイトの脇にある階段を少し登ると炊事棟がありその奥にオートサイトがあります。


きれいな炊事棟

オートサイト
サイト設営が終わってから奥只見湖へSUP出艇場所の下見へ。
キャンプ場を降りると道路を挟んだところに奥只見湖の駐車場があります。
ここは観光船の発着場所になっていて大きな観光バスも来るところです。
キャンプ場の方からSUPを出せる場所として聞いていたのがログハウスの奥と観光船待合所の隣のスロープの2ヶ所。
ログハウスの隣に広場があってその奥に階段がありましたが、水位が低くて障害物が多そうだったので断念。
待合所の隣のスロープの方が良さそうです。
ゲートに鍵が掛かっていて開けることはできませんが釣りをしないのであればカヤックやSUPはそのまま通って出れるそうです。


この時期はニジマスなどは禁漁期間ですね。


スロープの下の方。左は観光船の発着場。

ダムからここまで観光船が通っています。銀山平コース片道1500円。往復2700円。
キャンプ場に戻ってお風呂に入ります。
このキャンプ場には「かもしかの湯」というお風呂があります。キャンプ場宿泊者は500円。(2022年現在の料金)

あまり期待はしてなかったんですが・・・


中は綺麗で立派なお風呂です。
「おおー、いいじゃんいいじゃん!」
ホームページを見ると「銀山平温泉 源泉露天風呂」と書いてるので温泉を引いてるんですね。
かけ流しではなさそうですが十分です。
天井は吹き抜けで窓のない部分から涼しい風が入ってきて鳥の声や木々の騒めきが聞こえます。
「いいキャンプ場だぁ!」
一人だけなのでうなったりニヤニヤしながらお風呂を楽しみました。
サイトに戻ってお楽しみタイム。

フリーサイトの入り口側からの眺め。


今季初のmt.sumi のストーブ(2020年モデル)。炎の揺めきがたまりません。

切り落とし肉なのでちょっと薄いけど美味しかった
その日の夜は綺麗な星空。

明日は快晴予報。SUPが楽しみです。
新潟奥只見湖紅葉SUPソロキャン - その2 奥只見湖SUP編へ

全体は木の根のように伸びた形で周囲にトゲのような入り江が無数にある刺々しい形をしています。
奥只見湖は奥只見ダムによってできた人造湖で面積は中禅寺湖と同じくらい。
付近には八海山、越後駒ヶ岳、荒沢岳といった山々に囲まれ、紅葉越しに望む山々の景色は圧巻です。
湖には観光船が通っていて、紅葉の時期はツアーバスも多数訪れ沢山の観光客で賑わいます。
また魚沼市から湖に向かう途中にはぬる湯で有名な栃尾又温泉や湯之谷温泉、奥只見湖付近には銀山平温泉など温泉も楽しめるエリアです。
今回は10月下旬の紅葉の最盛期に湖の西端にある銀山平キャンプ場に3泊してSUPと温泉と紅葉を楽しみます。
この銀山平キャンプ場は例年10月末で営業終了します。今年の宿泊は10月29日が最終でした。
銀山平キャンプ場といえば今年のGWに栃木の草木湖と中禅寺湖を巡った際に銀山平公園キャンプ場に泊まりましたが、同じような名前で全く違う場所なので間違えないようにしましょう。
関越道の小出ICを降りてすぐコメリがあります。ここで薪を購入。キャンプ場にも置いてあるようですが量とか種類がわからないのでとりあえずここで買います。コメリの薪は全国どこでも安定した品質ですし、広葉樹で太さがあってストーブ用に最適です。
ちょっと高いけど。


丸太に切り込みを入れたスウェーデントーチもありました。
買い出しは最初に原信セントラルマーケットへ。

綺麗なスーパーでほぼ揃います。が・・・、
板氷が置いてなかったのと焼肉用の牛肉の種類がほとんどなくて焦りました。牛ステーキや豚肉鶏肉は結構あるんですけどね。
でもってウオロクにも行ってみました。

板氷はあったもののやはり牛肉の種類がほとんどなく途方に暮れました。仕方なく薄い切り落とし肉で済ませることにします。
どちらのスーパーも大きく、原信の隣にはマツキヨやセリアがありましたし、ウオロクの隣にはダイソーがあるので便利ですね。
またウオロクの近くには「道の駅ゆのたに」があったのでちょっと覗いてみます。

結構賑わっていてキノコ類や野菜、葡萄や梨といったフルーツ、地元の特産品やお土産が売られていました。
「おっ!椎茸でけーっ」

スーパーで買わなくて良かったです。遥かにでかい椎茸が8本入ってお手頃な値段。
3日間マヨポン椎茸が食べられます。笑
道の駅から約30分ほどで銀山平キャンプ場へ到着。
途中のシルバーラインは上り坂で全長22kmのうち18kmがトンネル。しかもやや狭い感じでゴツゴツとした無骨な壁面。
所々で外の景色が見えるところでは山々が次第に紅葉していきました。
キャンプ場へ到着してチェックイン。このキャンプ場は基本的に予約制です。

オートサイトは4人までで5500円。フリーサイトは4人までで2800円。
一人の場合はテントのみで1400円。タープを張るとプラス1100円。
(2022年現在の料金です。)
私はフリーサイト1名でテントとタープを張ったので1泊2500円でした。
フリーサイトは管理棟のすぐ上とオートサイトの奥の橋を渡った川の反対側の2ヶ所。
奥の方は1週間前に閉鎖しているので管理棟のすぐ上のフリーサイトを利用します。
ここのフリーサイトは全体は四角い形何ですが、テントを張れる場所は川沿いと管理棟側のL字型の芝生エリアのみ。
ほとんどのエリアは多目的広場で地面が硬くテントを貼ることはできません。
フリーサイトに入ると既に一人ソロキャンパーが管理棟側にテントを張っていました。

オートサイト側から見たフリーサイト全体。奥側に管理棟がありその奥に奥只見湖と紅葉の山々があります。グレーの地面部分はテント張れません。
私が選んだのはフリーサイトの一番奥。上の写真だと一番手前左の白い車の左側。
目の前を川が流れ対岸の山が綺麗に紅葉し、左奥には幽玄な荒沢岳が見えます。

「最高の場所じゃねぇか!」
はい、景色がよく最高の場所を取れたのでサイト設営している間ずっとニヤニヤしてしまいました。

このサイトの脇にある階段を少し登ると炊事棟がありその奥にオートサイトがあります。


きれいな炊事棟

オートサイト
サイト設営が終わってから奥只見湖へSUP出艇場所の下見へ。
キャンプ場を降りると道路を挟んだところに奥只見湖の駐車場があります。
ここは観光船の発着場所になっていて大きな観光バスも来るところです。
キャンプ場の方からSUPを出せる場所として聞いていたのがログハウスの奥と観光船待合所の隣のスロープの2ヶ所。
ログハウスの隣に広場があってその奥に階段がありましたが、水位が低くて障害物が多そうだったので断念。
待合所の隣のスロープの方が良さそうです。
ゲートに鍵が掛かっていて開けることはできませんが釣りをしないのであればカヤックやSUPはそのまま通って出れるそうです。


この時期はニジマスなどは禁漁期間ですね。


スロープの下の方。左は観光船の発着場。

ダムからここまで観光船が通っています。銀山平コース片道1500円。往復2700円。
キャンプ場に戻ってお風呂に入ります。
このキャンプ場には「かもしかの湯」というお風呂があります。キャンプ場宿泊者は500円。(2022年現在の料金)

あまり期待はしてなかったんですが・・・


中は綺麗で立派なお風呂です。
「おおー、いいじゃんいいじゃん!」
ホームページを見ると「銀山平温泉 源泉露天風呂」と書いてるので温泉を引いてるんですね。
かけ流しではなさそうですが十分です。
天井は吹き抜けで窓のない部分から涼しい風が入ってきて鳥の声や木々の騒めきが聞こえます。
「いいキャンプ場だぁ!」
一人だけなのでうなったりニヤニヤしながらお風呂を楽しみました。
サイトに戻ってお楽しみタイム。

フリーサイトの入り口側からの眺め。


今季初のmt.sumi のストーブ(2020年モデル)。炎の揺めきがたまりません。

切り落とし肉なのでちょっと薄いけど美味しかった
その日の夜は綺麗な星空。
明日は快晴予報。SUPが楽しみです。
新潟奥只見湖紅葉SUPソロキャン - その2 奥只見湖SUP編へ
2021年11月14日
秋田県田沢湖紅葉SUPソロキャン - その2 田沢湖SUP・駒ヶ岳温泉・玉川温泉編
秋田県の田沢湖でのSUPとソロキャンプの2日目。
1日目はこちら。
朝起きると見事な快晴です。天気がいいと紅葉も映えますね。

早速ストーブに火を入れて鍋を温めて朝ごはんの支度。鍋後の朝の定番うどん。

鍋を温めている間に道路を渡って湖を見に行ってみます。


風もほとんどなく山々は紅葉し広い湖が静寂に包まれています。
「最高のコンディションじゃねぇか!」
狙い通りのコンディション!今日のSUPが楽しみです。
縄文の森キャンプ場前からたつこ像まで直線距離で約5.3km。北の湖岸沿いをいくと約7.5kmです。
おっさん一人で漕いで行くので途中何があるかわかりませんからなるべく岸に近い方を往復します。
歳をとると途中で心臓発作とかめまいがするとか体に異変があるかも知れないし(なったことはないけど)、
インフレータブルボードだと途中でバーストして空気が抜けたりしないか心配です。(最近弱気)
というわけで今日は往復15kmを頑張って漕ごうと思います。
このままのコンディションなら写真を撮りながらのんびり漕いで4時間くらいでしょうか。
9時エントリーで13時くらいに帰ってくる感じです。

なぜたつこ像を目指すのか?
そこにたつこがいるから(笑・・・いや、他にランドマークになるものがないのでなんとなく・・。
白浜のあたりを往復するのも気持ちいいと思います。特に土曜で紅葉を観に来る観光客も多そうだし目立ちたければいいかも。
準備をして湖に行ってみると太陽も少し高くなって湖の青さが一段と綺麗です。

いざ田沢湖へ。
そしてこの透明度!戦前の記録では透明度が摩周湖に匹敵する31mもあったそうです。


田沢湖ブルー
湖にエントリーしてすぐ湖の青さに絶句しました。
「なんだこの青は!すごい」
快晴で空の色が反射されているのもありますが、この青の美しさは本栖湖や十和田湖より数段上に感じます。
奥四万湖・四万湖の四万ブルーにも近いような気がしますが、さらに透明度や湖の深さという条件も重なってとても美しいコバルトブルーです。水深によって変化するブルーのグラデーションが鮮やかです。これまで見た中で最も美しい色だと思います。
そういえば奧四万湖も酸性でしたね。この美しい青は酸性度が影響しているという説もあるようです。
奥四万湖も田沢湖も酸性のため魚がほとんどいません。
田沢湖は戦時中に政策で玉川の強酸性の水を引き入れたため湖が酸性になって魚がいなくなってしまいました。
元々田沢湖に生息していたクニマスもこれで絶滅したとされていましたが、山梨の西湖で見つかった話はニュースになりましたね。

田沢湖ブルーと紅葉の山々

不思議な形

御座石神社

田沢湖ブルーと紅葉の落ち葉

北端あたりから望む秋田駒ケ岳
南側の山々の紅葉は遠くてわかりませんでしたが、秋田駒ケ岳の麓の田沢湖スキー場はよく見えました。
どこまでも清々しく美しい景色です。こんな景色と湖を独り占め。贅沢です!
北側の岸沿いは道路が通っていてランナーやロードバイクなど走っていました。時々こちらを注目している様子。
やがてたつこ像が見えてきます。


たつこ像とSUPボード
上陸して休んでいきます。
やはりここは観光客が多めですね。
田沢湖には魚がほとんどいないと言いましたが、ここにはウグイがうじゃうじゃいます。
ウグイは酸性の水にも強く生きていけるんですね。そして餌付けされているために人を恐れるどころかそのうち足が生えて陸に上がってくるんじゃないかってくらい岸に寄ってきます。

寄ってくるウグイ。こんなもんじゃなくもっと隙間が無いくらい集まります。
ここには漢槎宮(かんさぐう、別名:浮木神社)という神社がありここでウグイの餌が売られています。

漢槎宮
ここで復路の無事をお願いしました。
さて、たつこともお別れして帰路につきます。


空飛ぶSUP
湖上で見かけたのは南側の遠くの方で観光船が1隻と御座石神社付近で水上バイクが1台だけでした。水上バイクの方は私の近くでちゃんと徐行されてました。
帰りの後半はやや西風が吹いてきてちょっと横波に苦戦。そしてキャンプ場はどこだっけ?わかんなくなった。


無事帰還
軽くお昼を食べて一休みして温泉に行きます。本日は駒ヶ岳温泉へ。

蕎麦屋「そば五郎」も人気があるようです。土日のお昼のみ営業。

あまり混んでいる感じがしません。

熊が出たそうです。散策禁止。

男女別の入口と思われる。んー、紺色が男湯だよな?
男湯は私を入れて3人程度でした。広い内湯と露天風呂が一つずつあり、色は若干白濁している程度。
昨日の鶴の湯とは打って変わって非常に静かで温泉に集中できました。
湯殿の古びた感じも自然で、お湯の温度といい雰囲気といい私はこの温泉とても気に入りました。
露天風呂の景色は絶景という感じではありませんが、山中の少し開けた場所にポツンとあるような感じで無駄に繕った感じのない素朴な岩風呂でした。
非常に静かで山の中の温泉に入っているという実感があってゆっくり味わうことができました。
そしてここには貸切露天風呂もあるんですね。小屋の明かりがついているのは入浴中のサイン。

雰囲気良さそうです。日帰りでも利用できるのかな?
帰り際、少し陽が傾いて来て紅葉が美しくなりました。

ちょっと鶴の湯方面に登ったところにある黒森展望台に寄って行きます。

黒森展望台

黒森展望台からみる田沢湖
やはり晴れていると違いますね。昨日鶴の湯に行った時も寄って行きましたが今日の方が全然いいですね。
キャンプ場に戻ると今日はお客さんがいっぱいです。さすが土曜日。それでも1/3くらい空いてるかな。


サイトの紅葉が進んだ感じがします。

なんだか車のCMに出て来そうな景色
湖に行ってみると対岸に夕陽が沈むところでした。


ストーブに火を入れてお楽しみタイムに入ります。本日はこのストーブでピザを焼いてみます。

ストーブの隣に立てかけてあるのがビザストーン。
少し熾火になった頃にストーンを入れてピザも入れるといい感じです。最初から入れちゃうとストーンが熱くなりすぎてピザの生地がすぐ焦げてしまいます。

2品目はマヨポンしいたけ。お気に入りです。

椎茸の傘を逆さまにしてホイルで包んで焼きます。じわっと水分が内側に溜まるので絶対に裏返してはいけません。
いい感じに焼けたらこれにからしマヨネーズとポン酢をお好みで。あとは一口でパクッといきます。
あまりの美味しさにガッツポーズが出てしまいます。
そしてビールを飲むと絶頂に達します。
わさび醤油で食べるのもいいですね。
3品目は比内地鶏鍋。

きりたんぽ入れてもいいですが食べ過ぎになってしまうので。
そしてストーブの火を見ながら静かに音楽をかけて飲んだくれモード。時の経つのを忘れてしまいます。
翌朝は薄曇り。昨日SUPやってよかったです。

本日はキャンプ場をチェックアウトして最終イベントの玉川温泉へ。
キャンプ場から約1時間ほど。ちょっと遠いですね。
途中、秋扇湖と宝仙湖(玉川ダム)を通って行きます。紅葉がどんどん深くなって行きます。

玉川ダムでもSUPができるのか調べてませんが、この時の玉川ダムは全てが紅葉に包まれた湖となって神秘的な紅葉SUPになるだろうと思います。しかしこの時期は水位が低く山の地肌が出ている部分が多くるのでそこの景観はちょっと落ちると思います。
玉川温泉が近くなるに従って紅葉も赤黒くなって見頃を終えた感じになってきます。
玉川温泉に到着すると駐車場から湯気が立ち上がっているのが見えました。

湯気の立ち上がっている方に行ってみます。

湯畑

この玉川温泉のお湯はph1.2という強酸性のお湯です。レモンやお酢、そして強酸性で有名な草津温泉がph2.0前後なのでそれよりも強いということですね。
さらには微量のラジウムと98°cの温度、強い硫黄臭という特徴があるそうですがすごい効きそうな温泉ですね。というより肌壊さないかって心配になります。

一番湯気が立っている大噴(おおぶけ)

さらにここの大噴の付近では岩盤が暖かくなっているところがあり天然の岩盤浴ができます。

ゴザを敷いて岩盤浴する人達
紅葉が終わっている時期なので寒いと思われるかもしれませんが、熱いところだと4、50度にもなるそうです。
ではいよいよ温泉に行ってみます。

周囲にはお土産やさん、宿泊施設、食堂、湯治客の炊事棟などがあって温泉も同じような形の建物にあります。

温泉入口
更衣室までは普通の銭湯のような現代的な作りですが湯殿に入ると雰囲気が一変します。
床も含めて全てのお風呂が木製で高級なスーパー銭湯という感じ。掛け湯、洗い場を通って奥に行くと左に源泉5割の湯船。右側に源泉掛け流しの湯船。奥には気泡湯、寝湯、打たせ湯、立ち湯、蒸気湯、箱蒸し湯など様々な形で楽しめます。
最初は源泉5割のお湯で肌を慣らします。温度も41度くらいでちょうど良いです。
色々なお風呂を楽しみます。
中でも箱蒸し風呂はあまり見たことがなかったのでどうやって入るのかわかりませんでしたが、一人分の箱のなかに座って頭だけ出して扉を閉めると体だけサウナ状態になります。頭がぼーっとしないのでとても良い感じです。
周囲から見ると首を切られて頭だけ棚に置かれているように見えるかもしれません。(笑
いよいよ源泉100%の湯船。入ってみると温度が低く39度くらい。温泉自体が刺激が強いので温度を下げて調整しているそうです。
ピリピリと刺激があるということでしたが私はあまり感じませんでした。
温度が低いので長湯しそうになりますが3−5分くらいにして体を休ませた方がいいようです。
初めて来たので色々楽しみながら入った温泉でした。2、3回目となるとじっくり温泉を味わう入り方になるんでしょうね。
新玉川温泉も同じような感じですがこちらには露天風呂もあるようなので次回はそちらに行ってみたいと思います。
玉川温泉
新玉川温泉
以上、秋田県田沢湖紅葉SUPソロキャン - その2 田沢湖SUP・駒ヶ岳温泉・玉川温泉編でした。
あ、一つ言い忘れました。
帰る途中で車の中にカメムシが沢山いました。家に着くまでに7匹くらい捕まえました。
十和田湖も多かったですがこの時期に行かれる方はお気をつけください。(笑

1日目はこちら。
朝起きると見事な快晴です。天気がいいと紅葉も映えますね。

早速ストーブに火を入れて鍋を温めて朝ごはんの支度。鍋後の朝の定番うどん。

鍋を温めている間に道路を渡って湖を見に行ってみます。


風もほとんどなく山々は紅葉し広い湖が静寂に包まれています。
「最高のコンディションじゃねぇか!」
狙い通りのコンディション!今日のSUPが楽しみです。
縄文の森キャンプ場前からたつこ像まで直線距離で約5.3km。北の湖岸沿いをいくと約7.5kmです。
おっさん一人で漕いで行くので途中何があるかわかりませんからなるべく岸に近い方を往復します。
歳をとると途中で心臓発作とかめまいがするとか体に異変があるかも知れないし(なったことはないけど)、
インフレータブルボードだと途中でバーストして空気が抜けたりしないか心配です。(最近弱気)
というわけで今日は往復15kmを頑張って漕ごうと思います。
このままのコンディションなら写真を撮りながらのんびり漕いで4時間くらいでしょうか。
9時エントリーで13時くらいに帰ってくる感じです。

なぜたつこ像を目指すのか?
そこにたつこがいるから(笑・・・いや、他にランドマークになるものがないのでなんとなく・・。
白浜のあたりを往復するのも気持ちいいと思います。特に土曜で紅葉を観に来る観光客も多そうだし目立ちたければいいかも。
準備をして湖に行ってみると太陽も少し高くなって湖の青さが一段と綺麗です。

いざ田沢湖へ。
そしてこの透明度!戦前の記録では透明度が摩周湖に匹敵する31mもあったそうです。


田沢湖ブルー
湖にエントリーしてすぐ湖の青さに絶句しました。
「なんだこの青は!すごい」
快晴で空の色が反射されているのもありますが、この青の美しさは本栖湖や十和田湖より数段上に感じます。
奥四万湖・四万湖の四万ブルーにも近いような気がしますが、さらに透明度や湖の深さという条件も重なってとても美しいコバルトブルーです。水深によって変化するブルーのグラデーションが鮮やかです。これまで見た中で最も美しい色だと思います。
そういえば奧四万湖も酸性でしたね。この美しい青は酸性度が影響しているという説もあるようです。
奥四万湖も田沢湖も酸性のため魚がほとんどいません。
田沢湖は戦時中に政策で玉川の強酸性の水を引き入れたため湖が酸性になって魚がいなくなってしまいました。
元々田沢湖に生息していたクニマスもこれで絶滅したとされていましたが、山梨の西湖で見つかった話はニュースになりましたね。

田沢湖ブルーと紅葉の山々

不思議な形

御座石神社

田沢湖ブルーと紅葉の落ち葉

北端あたりから望む秋田駒ケ岳
南側の山々の紅葉は遠くてわかりませんでしたが、秋田駒ケ岳の麓の田沢湖スキー場はよく見えました。
どこまでも清々しく美しい景色です。こんな景色と湖を独り占め。贅沢です!
北側の岸沿いは道路が通っていてランナーやロードバイクなど走っていました。時々こちらを注目している様子。
やがてたつこ像が見えてきます。


たつこ像とSUPボード
上陸して休んでいきます。
やはりここは観光客が多めですね。
田沢湖には魚がほとんどいないと言いましたが、ここにはウグイがうじゃうじゃいます。
ウグイは酸性の水にも強く生きていけるんですね。そして餌付けされているために人を恐れるどころかそのうち足が生えて陸に上がってくるんじゃないかってくらい岸に寄ってきます。

寄ってくるウグイ。こんなもんじゃなくもっと隙間が無いくらい集まります。
ここには漢槎宮(かんさぐう、別名:浮木神社)という神社がありここでウグイの餌が売られています。

漢槎宮
ここで復路の無事をお願いしました。
さて、たつこともお別れして帰路につきます。


空飛ぶSUP
湖上で見かけたのは南側の遠くの方で観光船が1隻と御座石神社付近で水上バイクが1台だけでした。水上バイクの方は私の近くでちゃんと徐行されてました。
帰りの後半はやや西風が吹いてきてちょっと横波に苦戦。そしてキャンプ場はどこだっけ?わかんなくなった。


無事帰還
軽くお昼を食べて一休みして温泉に行きます。本日は駒ヶ岳温泉へ。

蕎麦屋「そば五郎」も人気があるようです。土日のお昼のみ営業。

あまり混んでいる感じがしません。

熊が出たそうです。散策禁止。

男女別の入口と思われる。んー、紺色が男湯だよな?
男湯は私を入れて3人程度でした。広い内湯と露天風呂が一つずつあり、色は若干白濁している程度。
昨日の鶴の湯とは打って変わって非常に静かで温泉に集中できました。
湯殿の古びた感じも自然で、お湯の温度といい雰囲気といい私はこの温泉とても気に入りました。
露天風呂の景色は絶景という感じではありませんが、山中の少し開けた場所にポツンとあるような感じで無駄に繕った感じのない素朴な岩風呂でした。
非常に静かで山の中の温泉に入っているという実感があってゆっくり味わうことができました。
そしてここには貸切露天風呂もあるんですね。小屋の明かりがついているのは入浴中のサイン。

雰囲気良さそうです。日帰りでも利用できるのかな?
帰り際、少し陽が傾いて来て紅葉が美しくなりました。

ちょっと鶴の湯方面に登ったところにある黒森展望台に寄って行きます。

黒森展望台

黒森展望台からみる田沢湖
やはり晴れていると違いますね。昨日鶴の湯に行った時も寄って行きましたが今日の方が全然いいですね。
キャンプ場に戻ると今日はお客さんがいっぱいです。さすが土曜日。それでも1/3くらい空いてるかな。


サイトの紅葉が進んだ感じがします。

なんだか車のCMに出て来そうな景色
湖に行ってみると対岸に夕陽が沈むところでした。


ストーブに火を入れてお楽しみタイムに入ります。本日はこのストーブでピザを焼いてみます。

ストーブの隣に立てかけてあるのがビザストーン。
少し熾火になった頃にストーンを入れてピザも入れるといい感じです。最初から入れちゃうとストーンが熱くなりすぎてピザの生地がすぐ焦げてしまいます。

2品目はマヨポンしいたけ。お気に入りです。

椎茸の傘を逆さまにしてホイルで包んで焼きます。じわっと水分が内側に溜まるので絶対に裏返してはいけません。
いい感じに焼けたらこれにからしマヨネーズとポン酢をお好みで。あとは一口でパクッといきます。
あまりの美味しさにガッツポーズが出てしまいます。
そしてビールを飲むと絶頂に達します。
わさび醤油で食べるのもいいですね。
3品目は比内地鶏鍋。

きりたんぽ入れてもいいですが食べ過ぎになってしまうので。
そしてストーブの火を見ながら静かに音楽をかけて飲んだくれモード。時の経つのを忘れてしまいます。
翌朝は薄曇り。昨日SUPやってよかったです。

本日はキャンプ場をチェックアウトして最終イベントの玉川温泉へ。
キャンプ場から約1時間ほど。ちょっと遠いですね。
途中、秋扇湖と宝仙湖(玉川ダム)を通って行きます。紅葉がどんどん深くなって行きます。

玉川ダムでもSUPができるのか調べてませんが、この時の玉川ダムは全てが紅葉に包まれた湖となって神秘的な紅葉SUPになるだろうと思います。しかしこの時期は水位が低く山の地肌が出ている部分が多くるのでそこの景観はちょっと落ちると思います。
玉川温泉が近くなるに従って紅葉も赤黒くなって見頃を終えた感じになってきます。
玉川温泉に到着すると駐車場から湯気が立ち上がっているのが見えました。

湯気の立ち上がっている方に行ってみます。

湯畑

この玉川温泉のお湯はph1.2という強酸性のお湯です。レモンやお酢、そして強酸性で有名な草津温泉がph2.0前後なのでそれよりも強いということですね。
さらには微量のラジウムと98°cの温度、強い硫黄臭という特徴があるそうですがすごい効きそうな温泉ですね。というより肌壊さないかって心配になります。

一番湯気が立っている大噴(おおぶけ)

さらにここの大噴の付近では岩盤が暖かくなっているところがあり天然の岩盤浴ができます。

ゴザを敷いて岩盤浴する人達
紅葉が終わっている時期なので寒いと思われるかもしれませんが、熱いところだと4、50度にもなるそうです。
ではいよいよ温泉に行ってみます。

周囲にはお土産やさん、宿泊施設、食堂、湯治客の炊事棟などがあって温泉も同じような形の建物にあります。

温泉入口
更衣室までは普通の銭湯のような現代的な作りですが湯殿に入ると雰囲気が一変します。
床も含めて全てのお風呂が木製で高級なスーパー銭湯という感じ。掛け湯、洗い場を通って奥に行くと左に源泉5割の湯船。右側に源泉掛け流しの湯船。奥には気泡湯、寝湯、打たせ湯、立ち湯、蒸気湯、箱蒸し湯など様々な形で楽しめます。
最初は源泉5割のお湯で肌を慣らします。温度も41度くらいでちょうど良いです。
色々なお風呂を楽しみます。
中でも箱蒸し風呂はあまり見たことがなかったのでどうやって入るのかわかりませんでしたが、一人分の箱のなかに座って頭だけ出して扉を閉めると体だけサウナ状態になります。頭がぼーっとしないのでとても良い感じです。
周囲から見ると首を切られて頭だけ棚に置かれているように見えるかもしれません。(笑
いよいよ源泉100%の湯船。入ってみると温度が低く39度くらい。温泉自体が刺激が強いので温度を下げて調整しているそうです。
ピリピリと刺激があるということでしたが私はあまり感じませんでした。
温度が低いので長湯しそうになりますが3−5分くらいにして体を休ませた方がいいようです。
初めて来たので色々楽しみながら入った温泉でした。2、3回目となるとじっくり温泉を味わう入り方になるんでしょうね。
新玉川温泉も同じような感じですがこちらには露天風呂もあるようなので次回はそちらに行ってみたいと思います。
玉川温泉
新玉川温泉
以上、秋田県田沢湖紅葉SUPソロキャン - その2 田沢湖SUP・駒ヶ岳温泉・玉川温泉編でした。
あ、一つ言い忘れました。
帰る途中で車の中にカメムシが沢山いました。家に着くまでに7匹くらい捕まえました。
十和田湖も多かったですがこの時期に行かれる方はお気をつけください。(笑

2021年11月07日
秋田県田沢湖紅葉SUPソロキャン - その1 キャンプ場選び・乳頭温泉鶴の湯編
今年の紅葉SUPは秋田県の田沢湖へ出没。
田沢湖は秋田県と岩手県の県境付近にあるほぼ円形の湖で周囲約20km、最大深度は423.4mで日本一深い湖です。
周囲は山に囲まれ田沢湖スキー場のある秋田駒ケ岳を望み、車で2, 30分くらいの場所に有名な乳頭温泉郷をはじめ駒ケ岳温泉、水沢温泉、焼山の麓には強酸性の玉川温泉など一度は行ってみたい温泉が点在します。
そして紅葉のこの時期は田沢湖周辺と周囲の山々が紅葉に包まれ圧巻の景色になります。
また車で30分ほどのところに角館武家屋敷、抱返渓谷といった観光名所もあり紅葉の時期は見たい場所が沢山あって困るほどです。
今回はコロナが落ち着いてきた10月末から2泊3日で紅葉SUPと温泉、そしてソロキャンプを楽しみます。

東北自動車道を北上し安達太良SAで車中泊。そして岩手の盛岡ICを降りて秋田方面へ向かいます。
県境には奥羽山脈が連なり次第に山道に入っていきます。
この辺から紅葉が始まって段々気分が高まってきます。カーブを曲がるたびに鮮やかな紅葉が広がり、「おおー」とか「うわーっ!」とか「フォーっ」とか一人で感動して唸りながら運転しました。


いけませんね、もっと早く田沢湖に入る予定でしたが写真を撮るために何度も寄り道したので結構時間がかかってしまいました。
田沢湖に入る手前の「グランマート田沢湖店」で買い出しです。

田沢湖まで15分くらいのところにある「グランマート田沢湖店」
普通のスーパーなので大体のものは揃いますし、秋田の地酒もあってキャンプ場まで15−20分くらいという近さは便利ですね。
ただし焼肉用の牛肉の種類が少なかったかな。
田沢湖で目をつけていたキャンプ場は2ヶ所。「田沢湖キャンプ場」と「縄文の森たざわこ」。
どちらも湖の東側にありそれほど離れていません。また両方とも湖畔の道路の内側なので湖畔を眺めながらのキャンプは難しそうです。
まずは南側にある「田沢湖キャンプ場」を見に行きます。
田沢湖キャンプ場は全体的に山の斜面になっていて奥に置くほど高くなっています。
また背の高い木々が多くなるべく自然の地形が活かされた作りになっています。
フリーサイトとオートサイトがあり、フリーサイトの方には車の乗り入れができません。荷物の出し入れの時は道路に止められますが、道幅はそれほど広くないので混んでる時は邪魔になりそうですね。

フリーサイトから見た管理棟と駐車場


フリーサイトではテントとタープ各500円かかります。場所を占有する分お金がかかるということですね。
奥の方にもフリーサイトがありますが山の斜面に近く木々も多いので一人で篭りたい人には良いかも知れません。
続いてオートサイトを見てみます。
オートサイトも自然の地形が活かされた感じです。あまり広くはありません。
2ルームテントは大きさによっては置けないかも。

オートサイトの下側のサイト
下側のサイトだと湖が若干感じられるかも知れません。

3番サイト付近

8番サイト

9番サイト
そして上に行くほど山の中という感じで一番上の5番サイトなんかはもう熊がいてもおかしくないような森の中という感じ。
(本当にいたら驚くけど)

5番サイト
木々に包まれて森の中でひっそりと過ごしたい方には良い場所だと思います。
私の場合、薪ストーブなど重い道具があったりして車をサイトの近くに置きたいのでフリーサイトはパス。
オートサイトなら湖が見える下の方かな。
料金はフリーサイトはテント、タープ、施設利用料1名、駐車場で1泊1800円。
オートサイトはサイト料、施設利用料で1泊2600円。
(正確でない場合があります。ご利用の際は最新情報をご確認ください。)
続いて「縄文の森たざわこ」。
こちらはオートサイトはサイト料、入場料1名で1泊4800円。
フリーサイトは車の乗り入れがOKでサイト料、入場料1名で1泊2700円。
(正確でない場合があります。ご利用の際は最新情報をご確認ください。)
こちらのキャンプ場は田沢湖キャンプ場とは雰囲気が全然違ってファミリー向けな感じ。
区画も整然と分けられていて明確ですが、各サイトに木が数本植えられていて無機質な感じはしません。
トイレ棟、炊事棟なども綺麗に整備されていて、ゴミ置き場、炭捨場、空き缶、ペットボトル、ガス缶も分別されているようです。
トイレ棟付近にはアイスの自販機や乾燥機付きの洗濯機もありました。

管理棟

炊事棟

舗装された場内の道路

多目的広場。子供が無駄に全力で走れるやつ。これとは別にドッグランも。

オートサイトも広く大きなテントを張れるスペースがあります。
まあなんとも贅沢にスペースを使ったキャンプ場です。
フリーサイトはオートサイトを通って湖畔の道路の側にあります。

フリーサイト入り口

道路は近いですが湖が見えます。
フリーサイトも入り口側は自然な感じで木々が茂っていてちょっとした公園のようです。
奥の方に行くと木々もなく水捌けが悪いところがあるので雨天時は注意が必要です。
どちらのキャンプ場にするか迷うところです。田沢湖キャンプ場ならオートサイト、縄文の森ならフリーサイトかな。
とりあえずどこかでお昼ご飯を食べた後、乳頭温泉の鶴の湯が15時までなのでそちらに行ってから決めることにします。
お昼ご飯は縄文の森の近くの「ORAE」。
「おらえ」は秋田弁で「俺んち」という意味でおそらくそこから来たネーミングかな。

レストランORAE


おしゃれかわいい感じで女性が好きそうな雰囲気です。
窓から湖が見えるのでボーッと眺めていると、上半身裸で湖に入っている人がいました。
「ん?寒いだろ。何やってんだあの人!」
カツカレーを食べている間も気になってしょうがありません。
店を出た後湖の方に行ってみました。
この辺には「蓬莱の松」という木があってそこから湖畔に続く遊歩道があります。

道路沿いにある蓬莱の松


砂浜まで出てみるとそこにはテントとサウナテントが立っていました。
さっき湖に入っていた人はサウナ後に体を冷やしていたんですね。
なるほどなるほど。サウナに入って湖にドボンなんて最高に気持ちよさそうですね。
後でGoogleマップを見ていて気づいたんですが、これは「タザワコサウナ」という名前で営業しているサウナだったんですね。
11月末まで営業して12月からの冬期は休業するそうです。
テント内でハーブの香りがして、ソーセージも焼けるんだとか。これにビールとかハーブティーとか最高じゃねぇか!
「おお、秋田もやるじゃねえか!」
関東近辺の湖畔キャンプ場でやったら絶対人気出そうですね。
とはいえ、この白い砂浜と淡水の湖、この景色でのプライベートサウナ的な感覚は滅多に味わえないかも!
この蓬莱の松付近には車が3、4台停められる無料の駐車場もあってここからSUPを出すこともできます。
明日のSUPエントリー場所の候補になりました。
田沢湖の東側は長い砂浜がありこの蓬莱の松付近まで続いています。
(夏は湖水客で賑わうんでしょうね。)

白い部分が砂浜。1km弱くらいかな。
SUPエントリー場所としてはもう一ヶ所候補があって県道38号線から湖に出たところにある春山第一駐車場です。

春山第一駐車場。トイレもあります。
ここも無料の駐車場で道路を挟んで砂浜に出ることができます。ただしレストランやお土産屋さん、スワンボートなどもある観光地なため土日祝日は少々混雑するかも知れません。

砂浜に降りる場所

長く続く白い砂浜
また、夏場の湖水シーズンは多くの人が湖で遊ぶため、ご利用の際はSUPを出すことができるかは現地の最新情報をよくご確認くださいね。
さてうかうかしていられません。温泉入ってチェックインしてテント立てないといけません。
初日はここから車で20分ほどの「乳頭温泉鶴の湯」。
日帰り湯は10−15時までです。
ここはメディアにも取り上げられていて超有名ですね。一度来てみたかったところです。
田沢湖スキー場付近からさらに山を登っていくと次第に道が細くなって行きます。そして紅葉もすごいことになっていきます。



十和田湖の奥入瀬渓流にも負けてないんじゃないか
はい、こんな感じで写真を取りながら行くとどんどん時間がなくなっていきます。
のんびりしに来たのに忙しいという・・・。

やっと到着。ちょっと曇ってるけど見事な紅葉です。


左側は宿泊場所になっています。昼は観光客が多くて落ち着かないかもね。
この宿の古びた感じが人気の秘密でしょうね。
ここは外国人観光客にも有名なのでコロナが終息したらどっと押し寄せるんですかね。
今日は金曜ですが日本人の日帰り客だけでもそこそこ入っています。土日ならもっと混むんでしょうね。
宿泊場所のある通りを進んでいくと受付があり、その先に小さな橋が見えます。
ここから先が温泉のあるエリアです。


左側の建物は白湯と黒湯。右側が有名な混浴露天風呂。

ススキの向こうは露天風呂。右側は更衣室小屋。
露天風呂の更衣室にいく途中で露天風呂の側を通るので入っている人が丸見えです。
ちょっと女性には勇気がいるかも知れません。
強く白濁しているので温泉に入っていれば体は見えませんが、ずっと入っているわけにもいかないですよね。
お湯から体を出さずに女性が通れるような場所があったのでそこから更衣室にいくのかも知れません。
念願の鶴の湯の露天風呂でしたが、私にとっては女性や通行人などがいてあまりゆっくりした気分にはなれなかったような気がします。十分気持ちよかったけど。
夜暗い時に入ったら静かでまた全然違った趣になるかも知れませんね。日帰りだと15時までなのでできないですが。
橋の左側の白湯と黒湯は、男性は入り口が1ヶ所で内風呂のみ、男性の入口の両側に女性用の入口が白湯と黒湯で二つに分かれています。女性用は露天風呂もあるようです。
白湯と黒湯の泉質の違いは肌感ではわかりませんでしたが、人が通ったりしないので露天風呂よりは落ち着いて入れたような気がします。

帰り道の紅葉
乳頭温泉郷には他にも妙乃湯、蟹場温泉、黒湯温泉などがあるので次回来たときはそちらも狙ってみたいですね。
さて、念願の鶴の湯の余韻に浸りながらどっちのキャンプ場にしようか考えます。
縄文の森の方がなんとなく開放感もあったしすぐに湖にもいけそうだったのでもう一度行ってみて決めることにします。
縄文の森のフリーサイトに着くと残念ながら良い場所に先客がすでにテントを張っていました。若い3名の男性グループだったので夜騒いだりしないか心配になりました。
道路を渡って湖に行ってみると、ちゃんとした道ではないものの湖畔に出るには全く問題なさそうです。
SUPもここから出せるし、対岸のたつこ像にも近くなるので北側を往復なら約15kmでなんとかできそうです。
というわけでキャンプ場は縄文の森に決めました。

テントなど準備している間に段々暗くなってきました。
今日はステーキやら鍋やら。

ステーキの味付けはテレビで紹介してた「ほりにし」のアウトドアスパイス。
ペッパーやニンニクが効いていてGood。家ではご飯にかけて食べたりしてます。

昨年冬から使っているMt.Sumiの薪ストーブ。
昨年秋の沼沢湖キャンプまではホンマのクッキングストーブを使っていましたが、その後の冬キャンからこちらに切り替えました。
3面ガラスなので炎がよく見えます。長い薪も入るのでいいですね。
重さは全然違いますけど。

燃えているのがよく見えるのでボーッと見入ってしまいます。


薪ストーブで鍋を温めたり熱燗にしたり。便利です。
夜になると通勤で使っているんでしょうか、そこそこ車がとおるのでうるさく感じました。
昼はあまり車が通らない感じだったので想定が外れましたね。
さて明日はいよいよ田沢湖SUPです。快晴無風の予報。ワクワクです。
以上、秋田県田沢湖紅葉SUPソロキャン - その1 キャンプ場選び・乳頭温泉鶴の湯編でした。
秋田県田沢湖紅葉SUPソロキャン - その2 田沢湖SUP・駒ヶ岳温泉・玉川温泉編へ
リンク:
乳頭温泉鶴の湯
田沢湖キャンプ場
縄文の森たざわこ
タザワコサウナ
田沢湖は秋田県と岩手県の県境付近にあるほぼ円形の湖で周囲約20km、最大深度は423.4mで日本一深い湖です。
周囲は山に囲まれ田沢湖スキー場のある秋田駒ケ岳を望み、車で2, 30分くらいの場所に有名な乳頭温泉郷をはじめ駒ケ岳温泉、水沢温泉、焼山の麓には強酸性の玉川温泉など一度は行ってみたい温泉が点在します。
そして紅葉のこの時期は田沢湖周辺と周囲の山々が紅葉に包まれ圧巻の景色になります。
また車で30分ほどのところに角館武家屋敷、抱返渓谷といった観光名所もあり紅葉の時期は見たい場所が沢山あって困るほどです。
今回はコロナが落ち着いてきた10月末から2泊3日で紅葉SUPと温泉、そしてソロキャンプを楽しみます。

東北自動車道を北上し安達太良SAで車中泊。そして岩手の盛岡ICを降りて秋田方面へ向かいます。
県境には奥羽山脈が連なり次第に山道に入っていきます。
この辺から紅葉が始まって段々気分が高まってきます。カーブを曲がるたびに鮮やかな紅葉が広がり、「おおー」とか「うわーっ!」とか「フォーっ」とか一人で感動して唸りながら運転しました。


いけませんね、もっと早く田沢湖に入る予定でしたが写真を撮るために何度も寄り道したので結構時間がかかってしまいました。
田沢湖に入る手前の「グランマート田沢湖店」で買い出しです。

田沢湖まで15分くらいのところにある「グランマート田沢湖店」
普通のスーパーなので大体のものは揃いますし、秋田の地酒もあってキャンプ場まで15−20分くらいという近さは便利ですね。
ただし焼肉用の牛肉の種類が少なかったかな。
田沢湖で目をつけていたキャンプ場は2ヶ所。「田沢湖キャンプ場」と「縄文の森たざわこ」。
どちらも湖の東側にありそれほど離れていません。また両方とも湖畔の道路の内側なので湖畔を眺めながらのキャンプは難しそうです。
まずは南側にある「田沢湖キャンプ場」を見に行きます。
田沢湖キャンプ場は全体的に山の斜面になっていて奥に置くほど高くなっています。
また背の高い木々が多くなるべく自然の地形が活かされた作りになっています。
フリーサイトとオートサイトがあり、フリーサイトの方には車の乗り入れができません。荷物の出し入れの時は道路に止められますが、道幅はそれほど広くないので混んでる時は邪魔になりそうですね。

フリーサイトから見た管理棟と駐車場


フリーサイトではテントとタープ各500円かかります。場所を占有する分お金がかかるということですね。
奥の方にもフリーサイトがありますが山の斜面に近く木々も多いので一人で篭りたい人には良いかも知れません。
続いてオートサイトを見てみます。
オートサイトも自然の地形が活かされた感じです。あまり広くはありません。
2ルームテントは大きさによっては置けないかも。

オートサイトの下側のサイト
下側のサイトだと湖が若干感じられるかも知れません。

3番サイト付近

8番サイト

9番サイト
そして上に行くほど山の中という感じで一番上の5番サイトなんかはもう熊がいてもおかしくないような森の中という感じ。
(本当にいたら驚くけど)

5番サイト
木々に包まれて森の中でひっそりと過ごしたい方には良い場所だと思います。
私の場合、薪ストーブなど重い道具があったりして車をサイトの近くに置きたいのでフリーサイトはパス。
オートサイトなら湖が見える下の方かな。
料金はフリーサイトはテント、タープ、施設利用料1名、駐車場で1泊1800円。
オートサイトはサイト料、施設利用料で1泊2600円。
(正確でない場合があります。ご利用の際は最新情報をご確認ください。)
続いて「縄文の森たざわこ」。
こちらはオートサイトはサイト料、入場料1名で1泊4800円。
フリーサイトは車の乗り入れがOKでサイト料、入場料1名で1泊2700円。
(正確でない場合があります。ご利用の際は最新情報をご確認ください。)
こちらのキャンプ場は田沢湖キャンプ場とは雰囲気が全然違ってファミリー向けな感じ。
区画も整然と分けられていて明確ですが、各サイトに木が数本植えられていて無機質な感じはしません。
トイレ棟、炊事棟なども綺麗に整備されていて、ゴミ置き場、炭捨場、空き缶、ペットボトル、ガス缶も分別されているようです。
トイレ棟付近にはアイスの自販機や乾燥機付きの洗濯機もありました。

管理棟

炊事棟

舗装された場内の道路

多目的広場。子供が無駄に全力で走れるやつ。これとは別にドッグランも。

オートサイトも広く大きなテントを張れるスペースがあります。
まあなんとも贅沢にスペースを使ったキャンプ場です。
フリーサイトはオートサイトを通って湖畔の道路の側にあります。

フリーサイト入り口

道路は近いですが湖が見えます。
フリーサイトも入り口側は自然な感じで木々が茂っていてちょっとした公園のようです。
奥の方に行くと木々もなく水捌けが悪いところがあるので雨天時は注意が必要です。
どちらのキャンプ場にするか迷うところです。田沢湖キャンプ場ならオートサイト、縄文の森ならフリーサイトかな。
とりあえずどこかでお昼ご飯を食べた後、乳頭温泉の鶴の湯が15時までなのでそちらに行ってから決めることにします。
お昼ご飯は縄文の森の近くの「ORAE」。
「おらえ」は秋田弁で「俺んち」という意味でおそらくそこから来たネーミングかな。

レストランORAE


おしゃれかわいい感じで女性が好きそうな雰囲気です。
窓から湖が見えるのでボーッと眺めていると、上半身裸で湖に入っている人がいました。
「ん?寒いだろ。何やってんだあの人!」
カツカレーを食べている間も気になってしょうがありません。
店を出た後湖の方に行ってみました。
この辺には「蓬莱の松」という木があってそこから湖畔に続く遊歩道があります。

道路沿いにある蓬莱の松


砂浜まで出てみるとそこにはテントとサウナテントが立っていました。
さっき湖に入っていた人はサウナ後に体を冷やしていたんですね。
なるほどなるほど。サウナに入って湖にドボンなんて最高に気持ちよさそうですね。
後でGoogleマップを見ていて気づいたんですが、これは「タザワコサウナ」という名前で営業しているサウナだったんですね。
11月末まで営業して12月からの冬期は休業するそうです。
テント内でハーブの香りがして、ソーセージも焼けるんだとか。これにビールとかハーブティーとか最高じゃねぇか!
「おお、秋田もやるじゃねえか!」
関東近辺の湖畔キャンプ場でやったら絶対人気出そうですね。
とはいえ、この白い砂浜と淡水の湖、この景色でのプライベートサウナ的な感覚は滅多に味わえないかも!
この蓬莱の松付近には車が3、4台停められる無料の駐車場もあってここからSUPを出すこともできます。
明日のSUPエントリー場所の候補になりました。
田沢湖の東側は長い砂浜がありこの蓬莱の松付近まで続いています。
(夏は湖水客で賑わうんでしょうね。)

白い部分が砂浜。1km弱くらいかな。
SUPエントリー場所としてはもう一ヶ所候補があって県道38号線から湖に出たところにある春山第一駐車場です。

春山第一駐車場。トイレもあります。
ここも無料の駐車場で道路を挟んで砂浜に出ることができます。ただしレストランやお土産屋さん、スワンボートなどもある観光地なため土日祝日は少々混雑するかも知れません。

砂浜に降りる場所

長く続く白い砂浜
また、夏場の湖水シーズンは多くの人が湖で遊ぶため、ご利用の際はSUPを出すことができるかは現地の最新情報をよくご確認くださいね。
さてうかうかしていられません。温泉入ってチェックインしてテント立てないといけません。
初日はここから車で20分ほどの「乳頭温泉鶴の湯」。
日帰り湯は10−15時までです。
ここはメディアにも取り上げられていて超有名ですね。一度来てみたかったところです。
田沢湖スキー場付近からさらに山を登っていくと次第に道が細くなって行きます。そして紅葉もすごいことになっていきます。
十和田湖の奥入瀬渓流にも負けてないんじゃないか
はい、こんな感じで写真を取りながら行くとどんどん時間がなくなっていきます。
のんびりしに来たのに忙しいという・・・。
やっと到着。ちょっと曇ってるけど見事な紅葉です。


左側は宿泊場所になっています。昼は観光客が多くて落ち着かないかもね。
この宿の古びた感じが人気の秘密でしょうね。
ここは外国人観光客にも有名なのでコロナが終息したらどっと押し寄せるんですかね。
今日は金曜ですが日本人の日帰り客だけでもそこそこ入っています。土日ならもっと混むんでしょうね。
宿泊場所のある通りを進んでいくと受付があり、その先に小さな橋が見えます。
ここから先が温泉のあるエリアです。


左側の建物は白湯と黒湯。右側が有名な混浴露天風呂。

ススキの向こうは露天風呂。右側は更衣室小屋。
露天風呂の更衣室にいく途中で露天風呂の側を通るので入っている人が丸見えです。
ちょっと女性には勇気がいるかも知れません。
強く白濁しているので温泉に入っていれば体は見えませんが、ずっと入っているわけにもいかないですよね。
お湯から体を出さずに女性が通れるような場所があったのでそこから更衣室にいくのかも知れません。
念願の鶴の湯の露天風呂でしたが、私にとっては女性や通行人などがいてあまりゆっくりした気分にはなれなかったような気がします。十分気持ちよかったけど。
夜暗い時に入ったら静かでまた全然違った趣になるかも知れませんね。日帰りだと15時までなのでできないですが。
橋の左側の白湯と黒湯は、男性は入り口が1ヶ所で内風呂のみ、男性の入口の両側に女性用の入口が白湯と黒湯で二つに分かれています。女性用は露天風呂もあるようです。
白湯と黒湯の泉質の違いは肌感ではわかりませんでしたが、人が通ったりしないので露天風呂よりは落ち着いて入れたような気がします。

帰り道の紅葉
乳頭温泉郷には他にも妙乃湯、蟹場温泉、黒湯温泉などがあるので次回来たときはそちらも狙ってみたいですね。
さて、念願の鶴の湯の余韻に浸りながらどっちのキャンプ場にしようか考えます。
縄文の森の方がなんとなく開放感もあったしすぐに湖にもいけそうだったのでもう一度行ってみて決めることにします。
縄文の森のフリーサイトに着くと残念ながら良い場所に先客がすでにテントを張っていました。若い3名の男性グループだったので夜騒いだりしないか心配になりました。
道路を渡って湖に行ってみると、ちゃんとした道ではないものの湖畔に出るには全く問題なさそうです。
SUPもここから出せるし、対岸のたつこ像にも近くなるので北側を往復なら約15kmでなんとかできそうです。
というわけでキャンプ場は縄文の森に決めました。

テントなど準備している間に段々暗くなってきました。
今日はステーキやら鍋やら。

ステーキの味付けはテレビで紹介してた「ほりにし」のアウトドアスパイス。
ペッパーやニンニクが効いていてGood。家ではご飯にかけて食べたりしてます。

昨年冬から使っているMt.Sumiの薪ストーブ。
昨年秋の沼沢湖キャンプまではホンマのクッキングストーブを使っていましたが、その後の冬キャンからこちらに切り替えました。
3面ガラスなので炎がよく見えます。長い薪も入るのでいいですね。
重さは全然違いますけど。

燃えているのがよく見えるのでボーッと見入ってしまいます。


薪ストーブで鍋を温めたり熱燗にしたり。便利です。
夜になると通勤で使っているんでしょうか、そこそこ車がとおるのでうるさく感じました。
昼はあまり車が通らない感じだったので想定が外れましたね。
さて明日はいよいよ田沢湖SUPです。快晴無風の予報。ワクワクです。
以上、秋田県田沢湖紅葉SUPソロキャン - その1 キャンプ場選び・乳頭温泉鶴の湯編でした。
秋田県田沢湖紅葉SUPソロキャン - その2 田沢湖SUP・駒ヶ岳温泉・玉川温泉編へ
リンク:
乳頭温泉鶴の湯
田沢湖キャンプ場
縄文の森たざわこ
タザワコサウナ