2023年05月14日
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその3 - 小野川温泉編
2023年ゴールデンウィークの山形県白川ダムの温泉編。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその1 - 白川ダム湖畔オートキャンプ場編はこちら。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその2 - 白川ダム水没林SUP編はこちら。
キャンプ2日目は曇りで少々風も強かったので車で約40分の米沢市まで買い出し。
途中、「小野川温泉」の標識を何度も見かけたので気になって行ってみました。
事前に調べてなかったので少し検索してみたところ、共同風呂のほかどの旅館でも立ち寄り湯をやっていてどこで入ろうか迷ってしまいます。
小野川温泉のサイト
小野川温泉は開湯は約1200年前、小野小町が旅の途中で病を癒したという伝説にはじまるそうで「小野川小町ちゃん」というアニメキャラクターがシンボルになっているようです。
私が選んだのは「やな川旅館」さん。屋上に露天風呂があったのが理由です。

古びた趣の入り口
中に入ると受付やロビーはザ・昭和な感じ。
誰もいなかったのでベルを鳴らしてみると女将さんが出てきました。
女将さん:「はーい」
俺:「日帰りなんですけどお風呂入れますか?」
女将さん:「はい、入れますよ。今大浴場がまだ準備できていなくて入れないですが小さい方の内湯は入れます。3人までに制限していて今2人入ってます。今なら入れますよ。」
俺:「露天風呂もあるんですよね?そちらは入れますか?」
女将さん:「入れますけど、露天風呂は5号だけになります。内湯は4号と5号を混ぜてます。」
俺:(・・・・4号?5号?今そう言ったよね。温泉4号?何それ強いの?)
俺:「あのー、4号とか5号ってなんでしょうか?」
女将さん:「あー(笑)、源泉の場所ですかね、4号は80度あって暑いので5号と混ぜてます。」
露天風呂に入りに来たのでそちらを選んでみます。
俺:「露天風呂の方お願いします。」
女将さん:「はい、500円になります。タオルありますか?」
温泉に入るつもりじゃなかったのでタオル持ってませんでした。
俺:「あ、タオルもお願いします。」
女将さん:「タオル200円です。」
この時、内風呂に2人入っているのになぜ露天風呂に人が入っていなかったのか疑問に思うべきでした。

エレベータで上がってみるとそこには昭和なバーカウンター。
入り口の磨りガラスは紫!
俺:「おおー、浴衣を着て酔っ払ってる昭和のオヤジ達が見える!見えるぞ!」笑
温泉はすぐ奥にありました。
いざ露天風呂!
脱衣所は硫黄の香りが漂っています。期待感マシマシ。

まず目に飛び込んできたのは石造りの良さげなお風呂。
次に周囲の住宅。
俺:「おいおい、丸見えじゃねぇか。」
慌てて前屈みになってタオルで隠します。(誰も見てない)
風が吹いて寒いので急いで掛け湯をして入ります。
俺:「!?ヌルい!」
栃尾又温泉を思い出しますが、ここは露天風呂。
風も吹いているのでお風呂から出ると寒いです。
でも街が見渡せて開放感はいいですね。丸見えですけど。
しばらく入ってましたがなかなか暖まらなかったので上がりました。
脱衣所でブルブル震えながら着替えます。
一階の受付に戻って挨拶して帰ろうとしたところ女将さんが出てきました。
俺:「寒かったです。」
女将さん:「やっぱり」
聞いてみると5号源泉は温度が36度で低いんですね。だから人が入ってなかったということです。
タイミングによっては露天風呂でも4号源泉が入ってちょうど良くなるのかもしれません。
女将さん:「大浴場も入れるようになりましたけどどうします?」
俺:「お願いします!!」
追加料金なしで大丈夫でした。

大浴場の温度は私好みで42度くらい。
俺:「あーーこれこれ。いい湯だぁー。」
じっくりと温泉を味わいます。

小野川温泉は源泉掛け流しで加温も加水も循環もしてないんですね。
こういう生の源泉のみで適温で入れる温泉は全国でも1%くらいしかなく珍しいそうです。
キャンプ場をチェックアウトした日にもう一軒入りに行きました。
今度は高台にあって街を一望できる「宝寿の湯」。


街を一望


外観とは違って内装は新しい感じ
ここでも露天風呂を期待してきましたが何と13時から。
そして貸切のみで2000円とのことです。
ちょっと時間が早かったので内湯にしました。

私一人だったので窓を開けて入ると心地よい風が入ってきてほぼ露天風呂です。
高台にあるので街を見下ろす感じで開放感があります。
そしてここも源泉掛け流し!
湯船に入ると「ザザーっとお湯が溢れます。」
私のためだけに温泉が流れていきます。贅沢ですねぇ。
しばらくぼーっと景色を見ながら休んだり、首まで浸かったり、窓から顔を出してみたり。

4号源泉と5号源泉。加温加水循環なし。
朝SUPの幻想的な光景とキャンプの余韻を感じながらゆっくりと寛ぎました。
お風呂を出て露天風呂をちょっと見させてもらいました。
景色もよくとても気持ちよさそうなお風呂です。

露天風呂入り口

天の湯

宙の湯

川の対岸から見た宝寿の湯。真ん中の建物が私が入った内湯。窓を開けると上半身だけ見える感じ。

中央に見えるのが二つある共同浴場のうちの一つ「尼湯」

小野川温泉のメインストリート

足湯のある観光案内所。山菜も売ってました。
5月4日のGW真っ只中ですが小野川温泉のメインストリートはあまり人がいなくてのんびり過ごせます。
アイスを食べたりカフェを楽しむ家族連れやカップルがちらほら。
立派な旅館が何軒もあるってことはそこそこお客さんもいるんだと思います。
あとこの時は1200円で3軒の日帰り温泉が楽しめる「スマホで湯めぐり」というキャンペーンもやっていました。
密かな人気の秘密はやはり温泉の質ですかね。なかなか玄人好みの温泉だと思いますよ。
今回行った徳良湖や白川ダム以外にも月山湖や長井ダムなど山形には他にも面白そうな湖がありますね。
チャンスがあれば行ってみようと思います。
以上、山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその3 - 小野川温泉編でした。

キャンプ場から小野川温泉に行く途中の景色
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその1 - 白川ダム湖畔オートキャンプ場編はこちら。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその2 - 白川ダム水没林SUP編はこちら。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその1 - 白川ダム湖畔オートキャンプ場編はこちら。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその2 - 白川ダム水没林SUP編はこちら。
キャンプ2日目は曇りで少々風も強かったので車で約40分の米沢市まで買い出し。
途中、「小野川温泉」の標識を何度も見かけたので気になって行ってみました。
事前に調べてなかったので少し検索してみたところ、共同風呂のほかどの旅館でも立ち寄り湯をやっていてどこで入ろうか迷ってしまいます。
小野川温泉のサイト
小野川温泉は開湯は約1200年前、小野小町が旅の途中で病を癒したという伝説にはじまるそうで「小野川小町ちゃん」というアニメキャラクターがシンボルになっているようです。
私が選んだのは「やな川旅館」さん。屋上に露天風呂があったのが理由です。

古びた趣の入り口
中に入ると受付やロビーはザ・昭和な感じ。
誰もいなかったのでベルを鳴らしてみると女将さんが出てきました。
女将さん:「はーい」
俺:「日帰りなんですけどお風呂入れますか?」
女将さん:「はい、入れますよ。今大浴場がまだ準備できていなくて入れないですが小さい方の内湯は入れます。3人までに制限していて今2人入ってます。今なら入れますよ。」
俺:「露天風呂もあるんですよね?そちらは入れますか?」
女将さん:「入れますけど、露天風呂は5号だけになります。内湯は4号と5号を混ぜてます。」
俺:(・・・・4号?5号?今そう言ったよね。温泉4号?何それ強いの?)
俺:「あのー、4号とか5号ってなんでしょうか?」
女将さん:「あー(笑)、源泉の場所ですかね、4号は80度あって暑いので5号と混ぜてます。」
露天風呂に入りに来たのでそちらを選んでみます。
俺:「露天風呂の方お願いします。」
女将さん:「はい、500円になります。タオルありますか?」
温泉に入るつもりじゃなかったのでタオル持ってませんでした。
俺:「あ、タオルもお願いします。」
女将さん:「タオル200円です。」
この時、内風呂に2人入っているのになぜ露天風呂に人が入っていなかったのか疑問に思うべきでした。

エレベータで上がってみるとそこには昭和なバーカウンター。
入り口の磨りガラスは紫!
俺:「おおー、浴衣を着て酔っ払ってる昭和のオヤジ達が見える!見えるぞ!」笑
温泉はすぐ奥にありました。
いざ露天風呂!
脱衣所は硫黄の香りが漂っています。期待感マシマシ。

まず目に飛び込んできたのは石造りの良さげなお風呂。
次に周囲の住宅。
俺:「おいおい、丸見えじゃねぇか。」
慌てて前屈みになってタオルで隠します。(誰も見てない)
風が吹いて寒いので急いで掛け湯をして入ります。
俺:「!?ヌルい!」
栃尾又温泉を思い出しますが、ここは露天風呂。
風も吹いているのでお風呂から出ると寒いです。
でも街が見渡せて開放感はいいですね。丸見えですけど。
しばらく入ってましたがなかなか暖まらなかったので上がりました。
脱衣所でブルブル震えながら着替えます。
一階の受付に戻って挨拶して帰ろうとしたところ女将さんが出てきました。
俺:「寒かったです。」
女将さん:「やっぱり」
聞いてみると5号源泉は温度が36度で低いんですね。だから人が入ってなかったということです。
タイミングによっては露天風呂でも4号源泉が入ってちょうど良くなるのかもしれません。
女将さん:「大浴場も入れるようになりましたけどどうします?」
俺:「お願いします!!」
追加料金なしで大丈夫でした。

大浴場の温度は私好みで42度くらい。
俺:「あーーこれこれ。いい湯だぁー。」
じっくりと温泉を味わいます。

小野川温泉は源泉掛け流しで加温も加水も循環もしてないんですね。
こういう生の源泉のみで適温で入れる温泉は全国でも1%くらいしかなく珍しいそうです。
キャンプ場をチェックアウトした日にもう一軒入りに行きました。
今度は高台にあって街を一望できる「宝寿の湯」。


街を一望


外観とは違って内装は新しい感じ
ここでも露天風呂を期待してきましたが何と13時から。
そして貸切のみで2000円とのことです。
ちょっと時間が早かったので内湯にしました。

私一人だったので窓を開けて入ると心地よい風が入ってきてほぼ露天風呂です。
高台にあるので街を見下ろす感じで開放感があります。
そしてここも源泉掛け流し!
湯船に入ると「ザザーっとお湯が溢れます。」
私のためだけに温泉が流れていきます。贅沢ですねぇ。
しばらくぼーっと景色を見ながら休んだり、首まで浸かったり、窓から顔を出してみたり。

4号源泉と5号源泉。加温加水循環なし。
朝SUPの幻想的な光景とキャンプの余韻を感じながらゆっくりと寛ぎました。
お風呂を出て露天風呂をちょっと見させてもらいました。
景色もよくとても気持ちよさそうなお風呂です。

露天風呂入り口

天の湯

宙の湯

川の対岸から見た宝寿の湯。真ん中の建物が私が入った内湯。窓を開けると上半身だけ見える感じ。

中央に見えるのが二つある共同浴場のうちの一つ「尼湯」

小野川温泉のメインストリート

足湯のある観光案内所。山菜も売ってました。
5月4日のGW真っ只中ですが小野川温泉のメインストリートはあまり人がいなくてのんびり過ごせます。
アイスを食べたりカフェを楽しむ家族連れやカップルがちらほら。
立派な旅館が何軒もあるってことはそこそこお客さんもいるんだと思います。
あとこの時は1200円で3軒の日帰り温泉が楽しめる「スマホで湯めぐり」というキャンペーンもやっていました。
密かな人気の秘密はやはり温泉の質ですかね。なかなか玄人好みの温泉だと思いますよ。
今回行った徳良湖や白川ダム以外にも月山湖や長井ダムなど山形には他にも面白そうな湖がありますね。
チャンスがあれば行ってみようと思います。
以上、山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその3 - 小野川温泉編でした。

キャンプ場から小野川温泉に行く途中の景色
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその1 - 白川ダム湖畔オートキャンプ場編はこちら。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその2 - 白川ダム水没林SUP編はこちら。
2023年05月14日
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその2 - 白川ダム水没林SUP編
2023年ゴールデンウィークの山形県白川ダムのSUP編。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその1 - 白川ダム湖畔オートキャンプ場編はこちら。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその3 - 小野川温泉編はこちら。
テントを張って軽く昼食を済ませた後、早速SUPをやってみます。
白川ダムの湖面利用は事前に届け出をする必要があります。
基本的には白川ダムの管理事務所のサイトから書類をダウンロードして前日までにFAXや郵送で送ります。
管理事務所のサイトには制限事項も書いてあるので一度読んでおくと良いです。
キャンプ場にある「いいでカヌークラブ」の小屋にも申請書が置いてあったのでここでも受付できるようです。

いいでカヌークラブの持ち込みカヌー・SUP受付。協力金のお願いも。

白川ダムの湖面利用ルール

エントリー場所はカヌーツアーも出る階段から。
左側にはスロープもあってカヤックはそちらが便利です。

白川湖に滑り出します
雪解け水なので非常に冷たいです。
しかも日の当たらないところにはまだ雪が残っています。
SUPで立っている状態から落水した場合はある程度の水深まで落ちるのでさらに水温が低くなります。
急激に体が冷やされると過呼吸になったり手足が動かなくなったりするのでライジャケはフローティングタイプが良いと思います。
ただし日中は日が当たると結構暑いので装備が難しいですね。
エントリーした階段の正面には夜ライトアップされる水没林があります。
ここから左側へ進んでいきます。

左側一帯と右側奥が大きな水没林エリア

Googleマップで見ると水位が低い状態になっていますが、今の時期は黄色い部分がおおよその水位になります。
周囲3km弱くらい。
緑色の部分が水没林のエリアです。
水没林のある湖は岩手の錦秋湖や栃木の五十里湖などがありますが、これほど広大なエリアに広がるのは珍しいようです。
上の写真右上奥は堰き止められているように見えますが、この時期は水位が高いのでここを通ってさらに奥へ進むことができます。
実は白川湖はこの奥の方が広く、上の写真の黄色いエリアは下の写真で見るとほんのわずかな部分です。

水没林エリアに入ってみます。


枝や倒木などが沈んでいるのでフィンを引っ掛けないように注意しながら進みます。

SUPで森林浴!
下ばかり注意していると顔の近くに枝が迫っていたりするので上にも注意です。


カヤックツアー
時々方向がわからなくなったり・・。

水没林エリアを抜けるとフリーサイト前のビュースポットに出てきます。
ここの階段付近は早朝にカメラマンで賑わいます。

フリーサイト前のビュースポット付近

予約制のオートキャンプエリア前
この日は水没林を軽く様子見程度。
翌々日5月3日は橋の下を通って奥の方へ進んでみました。
薄い雲が広がってますが時々日差しもあって無風。絶好のコンディションです。


キャンプ場から見える小さな橋
キャンプ場から見える橋を通るとほとんど水没林はありません。
湖沿いを道路が通っていますがほとんど崖の上です。

水色のルートで片道4.5kmくらい

真ん中に水没林が少しありました
赤いアーチの橋に到着。

県道4号線の中津川橋

この橋の少し先にはスロープがありました。(道路からは立ち入り禁止かも)
あまり見るべきポイントはないので引き返します。
距離を漕ぎたい場合はいいかもしれませんね。
圧巻だったのはチェックアウトの日の早朝。
日の出前の朝5時過ぎにエントリー。

快晴無風。湖面に薄く朝靄が広がって幻想的な光景です。

太陽が出てくるのは5時20分ごろ

朝靄の水没林

SUPやってよかった

カヌーやら

カヤックやら

SUPやら
皆さんこの光景を楽しんでます。
ここに来る人は結構カヌー・カヤック・SUPを持ち込んでる人が多いですね。
まだお持ちでない方がここへ来たらきっと買ってしまうでしょう。

飯豊山とキャンプ場

朝日に映える水没林

カメラマンの方とお話しした時に真っ赤なカヌーが通ると色気が出て映えるって言ってました。



シンメトリーな森
夜は飲み過ぎず早く寝て早朝にやるのが正解です。
インフレータブルSUPの方は早朝に電動ポンプを使うのは迷惑なのでやめましょう。
準備は前日のうちに。
以上、山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその2 - 白川ダム水没林SUP編でした。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその1 - 白川ダム湖畔オートキャンプ場編はこちら。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその3 - 小野川温泉編はこちら。

上の景色の絶景ポイントはこちら。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその1 - 白川ダム湖畔オートキャンプ場編はこちら。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその3 - 小野川温泉編はこちら。
テントを張って軽く昼食を済ませた後、早速SUPをやってみます。
白川ダムの湖面利用は事前に届け出をする必要があります。
基本的には白川ダムの管理事務所のサイトから書類をダウンロードして前日までにFAXや郵送で送ります。
管理事務所のサイトには制限事項も書いてあるので一度読んでおくと良いです。
キャンプ場にある「いいでカヌークラブ」の小屋にも申請書が置いてあったのでここでも受付できるようです。

いいでカヌークラブの持ち込みカヌー・SUP受付。協力金のお願いも。

白川ダムの湖面利用ルール

エントリー場所はカヌーツアーも出る階段から。
左側にはスロープもあってカヤックはそちらが便利です。

白川湖に滑り出します
雪解け水なので非常に冷たいです。
しかも日の当たらないところにはまだ雪が残っています。
SUPで立っている状態から落水した場合はある程度の水深まで落ちるのでさらに水温が低くなります。
急激に体が冷やされると過呼吸になったり手足が動かなくなったりするのでライジャケはフローティングタイプが良いと思います。
ただし日中は日が当たると結構暑いので装備が難しいですね。
エントリーした階段の正面には夜ライトアップされる水没林があります。
ここから左側へ進んでいきます。

左側一帯と右側奥が大きな水没林エリア

Googleマップで見ると水位が低い状態になっていますが、今の時期は黄色い部分がおおよその水位になります。
周囲3km弱くらい。
緑色の部分が水没林のエリアです。
水没林のある湖は岩手の錦秋湖や栃木の五十里湖などがありますが、これほど広大なエリアに広がるのは珍しいようです。
上の写真右上奥は堰き止められているように見えますが、この時期は水位が高いのでここを通ってさらに奥へ進むことができます。
実は白川湖はこの奥の方が広く、上の写真の黄色いエリアは下の写真で見るとほんのわずかな部分です。

水没林エリアに入ってみます。


枝や倒木などが沈んでいるのでフィンを引っ掛けないように注意しながら進みます。

SUPで森林浴!
下ばかり注意していると顔の近くに枝が迫っていたりするので上にも注意です。
カヤックツアー
時々方向がわからなくなったり・・。

水没林エリアを抜けるとフリーサイト前のビュースポットに出てきます。
ここの階段付近は早朝にカメラマンで賑わいます。

フリーサイト前のビュースポット付近

予約制のオートキャンプエリア前
この日は水没林を軽く様子見程度。
翌々日5月3日は橋の下を通って奥の方へ進んでみました。
薄い雲が広がってますが時々日差しもあって無風。絶好のコンディションです。


キャンプ場から見える小さな橋
キャンプ場から見える橋を通るとほとんど水没林はありません。
湖沿いを道路が通っていますがほとんど崖の上です。

水色のルートで片道4.5kmくらい

真ん中に水没林が少しありました
赤いアーチの橋に到着。

県道4号線の中津川橋

この橋の少し先にはスロープがありました。(道路からは立ち入り禁止かも)
あまり見るべきポイントはないので引き返します。
距離を漕ぎたい場合はいいかもしれませんね。
圧巻だったのはチェックアウトの日の早朝。
日の出前の朝5時過ぎにエントリー。

快晴無風。湖面に薄く朝靄が広がって幻想的な光景です。

太陽が出てくるのは5時20分ごろ

朝靄の水没林

SUPやってよかった

カヌーやら

カヤックやら

SUPやら
皆さんこの光景を楽しんでます。
ここに来る人は結構カヌー・カヤック・SUPを持ち込んでる人が多いですね。
まだお持ちでない方がここへ来たらきっと買ってしまうでしょう。

飯豊山とキャンプ場

朝日に映える水没林

カメラマンの方とお話しした時に真っ赤なカヌーが通ると色気が出て映えるって言ってました。



シンメトリーな森
夜は飲み過ぎず早く寝て早朝にやるのが正解です。
インフレータブルSUPの方は早朝に電動ポンプを使うのは迷惑なのでやめましょう。
準備は前日のうちに。
以上、山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその2 - 白川ダム水没林SUP編でした。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその1 - 白川ダム湖畔オートキャンプ場編はこちら。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその3 - 小野川温泉編はこちら。
上の景色の絶景ポイントはこちら。
2023年05月07日
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその1 - 白川ダム湖畔オートキャンプ場編
2023年ゴールデンウィークの山形県遠征。
前日の山形県銀山温泉・徳良湖SUPソロキャンはこちら。
徳良湖で2泊した後、本日5月1日から水没林で有名な白川ダムへ向かいます。
白川ダムの水没林は近年メディアで取り上げあられるようになり観光客も増えているようです。
本格的に観光客を受け入れ始めたのが2019年とのことで、コロナ禍があけて今後は年々混雑が激しくなっていくと思われます。
観光の資源となる水没林が見られるのは雪解け後の3月末から5月末までの期間のみで、この後ダムの水は山形の貴重な米作の水源となり水量を減らして木々を地上に現します。
水没林は積雪が始まってから半年も水の下に埋まっているため白柳という種類のみが生き残っているとのことです。
この貴重な二ヶ月間でもっとも混むと思われるゴールデンウィークのフリーサイトなので早めに行って押さえることにします。
8時半に徳良湖をチェックアウトして尾花沢市役所へ。
月曜なので市役所に立ち寄って徳良湖の湖面利用届を出して支払いを済ませました。
白川ダムへはここから約2時間弱。
途中、月山、朝日岳、飯豊山(と思われる)などのまだ雪を頂いた峰々が見え、とても雄大で美しい景色のドライブです。
北から向かう場合は東北中央自動車道(E13)の南陽高畠ICで降りて国道113号線から県道4号線を通って行きます。
南からだと米沢北ICが近いですが途中県道4号/8号線からカーブの続く細い山道になってすれ違うのに苦労する感じです。

平日とはいえGW中なのでキャンプ場のフリーサイトを取るためにまっしぐら。
県道4号に入るとここを通る車はほぼ白川ダムに向かうと思われます。
前の車のナンバーは埼玉県内、後ろの車は千葉。
俺:「やべー、関東からもいっぱい来てる!フリーサイト取れるかなぁ」
段々不安になりつつ車を走らせます。
白川ダムに到着すると駐車場の誘導スタッフが3、4人いて車がどんどん入って行きます。
俺:「おおすげー、一大観光地じゃねぇか。」
一旦、カヤックツアーの小屋がある駐車場に止めて白川荘の裏口から入ってキャンプ場の受付をします。

いいでカヌークラブさん

月曜日だけどツアーはほぼ満席

カヌーツアー小屋から階段を上がって白川荘裏口へ

白川荘正面入り口
用意された受付用紙に記入して受付。
通常宿泊は13時からですが場所を取るために当日の日帰りも付けました。
フリーサイト1張1670円
入場料330円/人
日帰り1270円
3泊+日帰りで7270円。
(2023年現在)
湖側から見ると右側に予約専用の湖畔オートキャンプ場、その左側がパークゴルフ場、そしてフリーサイトがあります。
湖畔沿いには舗装された細い道路があります。

フリーサイトに行って場所を選びます。
全体の広さからするとフリーサイトはそんなに広くありません。

黄色い線が敷地内舗装道路。オレンジがフリーサイト。緑がパークゴルフ場。茶色の楕円はフリーサイト内の大きな木が数本ある場所。水色の点が私の設営場所。
湖に近い方はやや埋まっていますが、場所がないわけではありませんでした。
徳良湖で会ったMr.山形も白川湖に来たことがあって、湖沿いの舗装道路近くにはテント張らない方がいいというアドバイスがありました。
早朝日の出前からカメラマンや観光客が来てうるさいのとテント付近をぞろぞろ歩き回るそうです。

トイレ・炊事棟付近にある一番人気のビュースポット

フリーサイト内の大きな木のある場所からパークゴルフ・湖面方向

フリーサイト内の大きな木のある場所からパークゴルフと反対方向

テントを設営
私が選んだのは上の航空写真で水色の点の場所。フリーサイトの中央、パークゴルフ場との境界付近。
パークゴルフ場とフリーサイトの境目はわかりにくいです。白い杭が10mくらいの感覚で打たれていますがほんとわからない。
パークゴルフのコースに車が入っていくのを何台も見ました。
目の前がパークゴルフ場なのでテントは張られないだろうし開けていて景色がいいです。種類は分かりませんがピンク色の濃い桜並木も見えます。
この時点ではまだ湖が見える場所でした・・・ええ、この時点では・・・。
この後、5月3日の連休初日にかけて次第に秩序が崩壊していくのを目の当たりにしていくことになります。
結構いい場所だと思ったのは炊事棟やトイレの裏側、湖に面したところ。
水没林が目の前に見えて人に囲まれず良さそうです。実際人気もある場所のようです。
ただ小さいお子さんがいる場合は落ちないように気をつける必要があると思います。
翌日が曇りで風の強い予報だったのでこの後早速SUPをやりました。その様子は「山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその2 - 白川ダム水没林SUP編」で。

午後は白川荘側に日が沈みます。右側後方からの風が強かったので左パッカーンモード。
白川荘には温泉もあって450円で入ることができます。日帰り入浴は18時まででキャンプ場利用者も同じくらいまでのようです。
露天風呂はありませんが窓から日差しが入り込み、水没林も見えて湖面がキラキラ輝いて景色がとてもいいです。
疲れもあったせいか温泉がジワジワと体に染みてくるようなとても気持ちのいいリラックスできるお風呂でした。

フリーサイトを押さえることができてお風呂も入れて一安心。宴会を始めます。
ここは残念ながらブヨが多いです。露出している腕や足を数カ所噛まれました。



初日は焼き鳥やらタラの芽のお浸しやらチゲ鍋やら

桜がライトダウンされていい感じ

フルパッカーンからの・・・

お篭りスタイル
翌朝は雲が多かったものの太陽も出てきていい感じです。



カメラマンもちらほら
本日は米沢市まで行って買い出し。米沢といえば米沢牛!
米沢市は少し遠くて40分ほどかかります。

私が選んだ鳥勝牛肉店さん
評判の良さそうな精肉店を数カ所チェックしてました。
鳥勝牛肉店さんというところで買ったのは米沢牛のランプ肉。
店員さん曰く、「余計なタレとかつけず塩とコショーが一番美味しいです」とのこと。
本日のメインです。楽しみ〜。この他にメンチカツとコロッケも。
買い出しに行く途中に度々見た標識が気になりました。
「小野川温泉→」
俺:「へー、温泉があるんだ」
「小野川温泉右折」
俺:「(・・・どんな温泉かなぁ)」
キャンプ場に戻る時に寄ってみることにしました。
ええ、そして入ってきましたよ(笑
小野川温泉の様子は「山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその3 - 小野川温泉編」で。
キャンプ場に戻る途中に絶景ポイントがあります。
水没林とキャンプ場その奥に飯豊山や烏帽子岳でしょうか、美しく山々が映えてます。

テントに戻ると歩道沿いにテントが張り巡らされパークゴルフのコースが一部占拠されていました。

この後管理スタッフが注意しにくるももはや遅し。立ち退きはされませんでした。
そしてもはや湖面は見えません。
この日の夕食は豪華な米沢牛ランプのステーキや米沢牛メンチのサンドやら。
山形を堪能します。


あまり脂っこくなくジューシーで柔らかく旨味が溢れ出てきます。
こんなに美味しいステーキは久しぶり。
その夜はカヌーツアーの出発場所付近で水没林がライトアップされてました。



木々が水面に映し出されて幻想的な風景
そして翌朝5時過ぎ・・・
とても寒くて0度近くまで下がったと思います。テントやSUPボードに霜が付いていました。

歩道の周辺もテントだらけ・・・
テントの周りを観光客やカメラマンが歩き回ります。この辺にテントを張るなら覚悟が必要ですね。



幻想的な風景
この日は湿度が高くてモヤがかかってます。これを狙っていたカメラマンが多いはず。
スマホ撮影で無修正です。(念の為)

沢山のカメラマン。ここにいるのはほんの一部

芝も白く凍りついています

太陽が出てくると一気に温まります
この日の気温差は大きく朝は2、3度だったのが10時くらいには20度を超え、昼には25度近くだったと思います。
6時間ほどで一気に冬から夏へ。
この日は白川湖SUP。キャンプ場へ通じる橋を超えてあまり人の行かない下流の方まで行ってみました。
この様子は「「山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその2 - 白川ダム水没林SUP編」」で。
SUPから戻ってくる頃、道路の様子が変です。
大渋滞です。
この日は5月3日。GWの連休スタート日です。

赤い線が渋滞部分
最終的にどこまで渋滞だったかわかりませんが橋の上は確実に渋滞でした。買い物行ってもキャンプ場入るのに並ぶ必要がありますね。

キャンプ場内も駐車場が満車
そしてキャンプ場ももはやカオス状態。
この日は午後2時過ぎくらいには混雑のためフリーサイトの受付が終了したようです。

パークゴルフ場はさらに侵略されて3コースくらい潰れてます。桜並木の下もテントが増えてます。
こういう状態で心配なのはキャンプ場内での事故。
子供がどこから走ってくるかわからない状態で車を移動したり出入りする状態です。
そして救急車が来るにも時間がかかる場所です。
フリーサイトに車が入れないようにして駐車場を分けるなどの必要があるんじゃないかなと思います。
またオートサイトの近くのパークゴルフは何人がやっている人を見かけましたが、フリーサイト近くのコースは誰もやっているのをみませんでした。
もはやフリーサイトにしてしまえばいいんじゃないかと思いますがダメなんでしょうか。
水没林の観光はプロモーションが成功していて全国から人が集まってきています。
一方、受け入れ側の体制はまだ課題が多いように思います。
まだ観光バスはあまり多くはないですが今後外国人なども来た場合は大変なことになると思います。
白川荘だけでなく町全体、あるいは県で対策を打つ必要があるように思います。
そんなことを感じつつ久しぶりの自家製ハーブスモークチキンサンドを作ってランチ。
「うめぇっ!」


以上、山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその1 - 白川ダム湖畔オートキャンプ場編でした。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその2 - 白川ダム水没林SUP編はこちら。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその3 - 小野川温泉編はこちら。

上の景色の絶景ポイントはこちら。
前日の山形県銀山温泉・徳良湖SUPソロキャンはこちら。
徳良湖で2泊した後、本日5月1日から水没林で有名な白川ダムへ向かいます。
白川ダムの水没林は近年メディアで取り上げあられるようになり観光客も増えているようです。
本格的に観光客を受け入れ始めたのが2019年とのことで、コロナ禍があけて今後は年々混雑が激しくなっていくと思われます。
観光の資源となる水没林が見られるのは雪解け後の3月末から5月末までの期間のみで、この後ダムの水は山形の貴重な米作の水源となり水量を減らして木々を地上に現します。
水没林は積雪が始まってから半年も水の下に埋まっているため白柳という種類のみが生き残っているとのことです。
この貴重な二ヶ月間でもっとも混むと思われるゴールデンウィークのフリーサイトなので早めに行って押さえることにします。
8時半に徳良湖をチェックアウトして尾花沢市役所へ。
月曜なので市役所に立ち寄って徳良湖の湖面利用届を出して支払いを済ませました。
白川ダムへはここから約2時間弱。
途中、月山、朝日岳、飯豊山(と思われる)などのまだ雪を頂いた峰々が見え、とても雄大で美しい景色のドライブです。
北から向かう場合は東北中央自動車道(E13)の南陽高畠ICで降りて国道113号線から県道4号線を通って行きます。
南からだと米沢北ICが近いですが途中県道4号/8号線からカーブの続く細い山道になってすれ違うのに苦労する感じです。

平日とはいえGW中なのでキャンプ場のフリーサイトを取るためにまっしぐら。
県道4号に入るとここを通る車はほぼ白川ダムに向かうと思われます。
前の車のナンバーは埼玉県内、後ろの車は千葉。
俺:「やべー、関東からもいっぱい来てる!フリーサイト取れるかなぁ」
段々不安になりつつ車を走らせます。
白川ダムに到着すると駐車場の誘導スタッフが3、4人いて車がどんどん入って行きます。
俺:「おおすげー、一大観光地じゃねぇか。」
一旦、カヤックツアーの小屋がある駐車場に止めて白川荘の裏口から入ってキャンプ場の受付をします。

いいでカヌークラブさん

月曜日だけどツアーはほぼ満席

カヌーツアー小屋から階段を上がって白川荘裏口へ

白川荘正面入り口
用意された受付用紙に記入して受付。
通常宿泊は13時からですが場所を取るために当日の日帰りも付けました。
フリーサイト1張1670円
入場料330円/人
日帰り1270円
3泊+日帰りで7270円。
(2023年現在)
湖側から見ると右側に予約専用の湖畔オートキャンプ場、その左側がパークゴルフ場、そしてフリーサイトがあります。
湖畔沿いには舗装された細い道路があります。

フリーサイトに行って場所を選びます。
全体の広さからするとフリーサイトはそんなに広くありません。

黄色い線が敷地内舗装道路。オレンジがフリーサイト。緑がパークゴルフ場。茶色の楕円はフリーサイト内の大きな木が数本ある場所。水色の点が私の設営場所。
湖に近い方はやや埋まっていますが、場所がないわけではありませんでした。
徳良湖で会ったMr.山形も白川湖に来たことがあって、湖沿いの舗装道路近くにはテント張らない方がいいというアドバイスがありました。
早朝日の出前からカメラマンや観光客が来てうるさいのとテント付近をぞろぞろ歩き回るそうです。

トイレ・炊事棟付近にある一番人気のビュースポット

フリーサイト内の大きな木のある場所からパークゴルフ・湖面方向

フリーサイト内の大きな木のある場所からパークゴルフと反対方向

テントを設営
私が選んだのは上の航空写真で水色の点の場所。フリーサイトの中央、パークゴルフ場との境界付近。
パークゴルフ場とフリーサイトの境目はわかりにくいです。白い杭が10mくらいの感覚で打たれていますがほんとわからない。
パークゴルフのコースに車が入っていくのを何台も見ました。
目の前がパークゴルフ場なのでテントは張られないだろうし開けていて景色がいいです。種類は分かりませんがピンク色の濃い桜並木も見えます。
この時点ではまだ湖が見える場所でした・・・ええ、この時点では・・・。
この後、5月3日の連休初日にかけて次第に秩序が崩壊していくのを目の当たりにしていくことになります。
結構いい場所だと思ったのは炊事棟やトイレの裏側、湖に面したところ。
水没林が目の前に見えて人に囲まれず良さそうです。実際人気もある場所のようです。
ただ小さいお子さんがいる場合は落ちないように気をつける必要があると思います。
翌日が曇りで風の強い予報だったのでこの後早速SUPをやりました。その様子は「山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその2 - 白川ダム水没林SUP編」で。

午後は白川荘側に日が沈みます。右側後方からの風が強かったので左パッカーンモード。
白川荘には温泉もあって450円で入ることができます。日帰り入浴は18時まででキャンプ場利用者も同じくらいまでのようです。
露天風呂はありませんが窓から日差しが入り込み、水没林も見えて湖面がキラキラ輝いて景色がとてもいいです。
疲れもあったせいか温泉がジワジワと体に染みてくるようなとても気持ちのいいリラックスできるお風呂でした。

フリーサイトを押さえることができてお風呂も入れて一安心。宴会を始めます。
ここは残念ながらブヨが多いです。露出している腕や足を数カ所噛まれました。



初日は焼き鳥やらタラの芽のお浸しやらチゲ鍋やら

桜がライトダウンされていい感じ

フルパッカーンからの・・・

お篭りスタイル
翌朝は雲が多かったものの太陽も出てきていい感じです。



カメラマンもちらほら
本日は米沢市まで行って買い出し。米沢といえば米沢牛!
米沢市は少し遠くて40分ほどかかります。

私が選んだ鳥勝牛肉店さん
評判の良さそうな精肉店を数カ所チェックしてました。
鳥勝牛肉店さんというところで買ったのは米沢牛のランプ肉。
店員さん曰く、「余計なタレとかつけず塩とコショーが一番美味しいです」とのこと。
本日のメインです。楽しみ〜。この他にメンチカツとコロッケも。
買い出しに行く途中に度々見た標識が気になりました。
「小野川温泉→」
俺:「へー、温泉があるんだ」
「小野川温泉右折」
俺:「(・・・どんな温泉かなぁ)」
キャンプ場に戻る時に寄ってみることにしました。
ええ、そして入ってきましたよ(笑
小野川温泉の様子は「山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその3 - 小野川温泉編」で。
キャンプ場に戻る途中に絶景ポイントがあります。
水没林とキャンプ場その奥に飯豊山や烏帽子岳でしょうか、美しく山々が映えてます。

テントに戻ると歩道沿いにテントが張り巡らされパークゴルフのコースが一部占拠されていました。

この後管理スタッフが注意しにくるももはや遅し。立ち退きはされませんでした。
そしてもはや湖面は見えません。
この日の夕食は豪華な米沢牛ランプのステーキや米沢牛メンチのサンドやら。
山形を堪能します。


あまり脂っこくなくジューシーで柔らかく旨味が溢れ出てきます。
こんなに美味しいステーキは久しぶり。
その夜はカヌーツアーの出発場所付近で水没林がライトアップされてました。



木々が水面に映し出されて幻想的な風景
そして翌朝5時過ぎ・・・
とても寒くて0度近くまで下がったと思います。テントやSUPボードに霜が付いていました。

歩道の周辺もテントだらけ・・・
テントの周りを観光客やカメラマンが歩き回ります。この辺にテントを張るなら覚悟が必要ですね。



幻想的な風景
この日は湿度が高くてモヤがかかってます。これを狙っていたカメラマンが多いはず。
スマホ撮影で無修正です。(念の為)

沢山のカメラマン。ここにいるのはほんの一部

芝も白く凍りついています

太陽が出てくると一気に温まります
この日の気温差は大きく朝は2、3度だったのが10時くらいには20度を超え、昼には25度近くだったと思います。
6時間ほどで一気に冬から夏へ。
この日は白川湖SUP。キャンプ場へ通じる橋を超えてあまり人の行かない下流の方まで行ってみました。
この様子は「「山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその2 - 白川ダム水没林SUP編」」で。
SUPから戻ってくる頃、道路の様子が変です。
大渋滞です。
この日は5月3日。GWの連休スタート日です。

赤い線が渋滞部分
最終的にどこまで渋滞だったかわかりませんが橋の上は確実に渋滞でした。買い物行ってもキャンプ場入るのに並ぶ必要がありますね。

キャンプ場内も駐車場が満車
そしてキャンプ場ももはやカオス状態。
この日は午後2時過ぎくらいには混雑のためフリーサイトの受付が終了したようです。

パークゴルフ場はさらに侵略されて3コースくらい潰れてます。桜並木の下もテントが増えてます。
こういう状態で心配なのはキャンプ場内での事故。
子供がどこから走ってくるかわからない状態で車を移動したり出入りする状態です。
そして救急車が来るにも時間がかかる場所です。
フリーサイトに車が入れないようにして駐車場を分けるなどの必要があるんじゃないかなと思います。
またオートサイトの近くのパークゴルフは何人がやっている人を見かけましたが、フリーサイト近くのコースは誰もやっているのをみませんでした。
もはやフリーサイトにしてしまえばいいんじゃないかと思いますがダメなんでしょうか。
水没林の観光はプロモーションが成功していて全国から人が集まってきています。
一方、受け入れ側の体制はまだ課題が多いように思います。
まだ観光バスはあまり多くはないですが今後外国人なども来た場合は大変なことになると思います。
白川荘だけでなく町全体、あるいは県で対策を打つ必要があるように思います。
そんなことを感じつつ久しぶりの自家製ハーブスモークチキンサンドを作ってランチ。
「うめぇっ!」


以上、山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその1 - 白川ダム湖畔オートキャンプ場編でした。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその2 - 白川ダム水没林SUP編はこちら。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその3 - 小野川温泉編はこちら。

上の景色の絶景ポイントはこちら。
2023年05月06日
山形県銀山温泉・徳良湖SUPソロキャン
2023年のゴールデンウィークは山形県に出没。
5月1、2日を休みにすると9連休でしたのでちょっと遠くに遠征しました。
今回はスイカで有名な尾花沢市にある徳良湖と銀山温泉、そして南部の飯豊町にある水没林で有名な白川ダムと小野川温泉の2エリアでSUPキャンプと温泉を楽しみます。
ゴールデンウィーク中にも関わらず天気の様子を伺いながらフリーサイト狙いで行ってみます。
というか4月初めの時点で両方のキャンプ場とも既に休日の予約は埋まってました。
まずは銀山温泉と徳良湖へ。
全国的に有名な銀山温泉には一度行ってみたかったのでSUPとキャンプができそうなところがないか物色。
銀山温泉から車で15分ほどのところに徳良湖があり、湖畔には「サンビレッジ徳良湖オートキャンプ場」と「徳良湖温泉 花笠の湯」があります。また対岸には徳良湖ヨットクラブやカフェがあるようです。尾花沢市街にも近く買い出しも便利そうです。

徳良湖でSUPができるか尾花沢市役所の商工観光課に確認したところ事前に市役所に行って申請書類を出すか、書類を郵送で取り寄せて事後に市役所に届ける必要があるとのことでした。
いずれにしても市役所に行って書類を出し1日1名500円の利用料を払う必要があります。
書類を取り寄せたところ4枚複写になっていて、PDFとかでダウンロードできるような仕組みにはなっていませんでした。
徳良湖でのSUP利用はまだ始まったばかりで申請の仕組みが少し面倒です。今後徐々に改善していくとのことでした。
オートサイトの予約の埋まり具合からするとフリーサイトは競争が激しいんだろうなと予想して4月28日金曜の夕方に出発。キャンプ場には深夜に到着しました。
前日からフリーサイトはある程度埋まっているんだろうなと思っていましたが、到着してみるとフリーサイトには一つもテントが立っておらず誰もいません。受付は8時半ごろからのようなので駐車場で仮眠しました。

このキャンプ場は管理棟や予約制のオートサイトには駐車場からゲートを通って入る必要があります。
フリーサイトには車は入れず、ゲートを通らず駐車場に車を止めます。
なのでフリーサイト狙いの人が並ぶとすれば駐車場に車を止めて管理棟に並ぶはず。
(キャンプ場によっては車で並んだりしますよね。)
朝少し早めに起きて湖畔を散歩。

湖畔から見たキャンプ場。左が管理棟、右が駐車場

キャンプ場から道路を渡って湖畔に行くとSUPを出せそうな階段がありました。


フリーサイトは整然と区画された32サイト。
フリーサイトで狙う場所はどこがいいか考えます。
中央の4連サイトはやや大きめで1サイト9.5m×7m。左右のサイトは1サイト8m×7m。
奥側は荷物搬入が大変そうなので駐車場側。あるいは奥の方でも両端であれば一時的に車を横付けして搬入しやすそうです。
家族連れも多そうなのでなるべく静かにできそうな8番を狙ってみます。
8時少し前くらいでしょうか駐車場に車が数台入ってきました。
俺:「お、いよいよ戦闘開始か」
管理棟には人がいてもう入れるようになっていました。私が1番に並んで次に家族連れの方が並びました。
受付開始までその方々としばし談笑。
家族連れのパパ:「どちらからいらしたんすか?」
俺:「横浜から来ました。」
家族連れのパパ:「えぇー?わざわざ狙ってここに来たんすか?」
俺:「はい、銀山温泉とSUPやるために・・。GWで混むと思ったので早めに来ました。」
家族連れのパパ:「あー、なるほど。ここはね人気でフリーサイトはすぐ埋まりますよ。うちもいい場所取ろうと思って早く来ました。今の時期はね、ここで山菜取れるんですよ。コシアブラって知ってます?」
俺:「えーそうなんですか?コシアブラがどんな種類かわかんないですけど・・」
家族連れのパパ:「じゃああとで持っていきますよ。うまいから!ぜひ山形を堪能してください!」
すごいいい人です。色々教えてもらいましたが名前を聞いてなかったので以後「Mr.山形」と表現します。
ただこの後ほとんど人が並ばず、早く来たのは取り越し苦労になってしまいました。
翌日が雨予報なのでフリーサイトに宿泊する人はあまりいなかったようです。
このキャンプ場は宿泊は通常13時からですがデイキャンプやアーリーチェックインをプラスして早く入ることができます。
Mr.山形は宿泊+デイキャンプ(日帰り料金)を申し込んで即設営。私は先にSUPをやるので11時からのアーリーチェックインを申し込みました。混んでいる場合はデイキャンプが優先されると思います。
さてサイトは確保できたので先にSUPをやります。翌日は雨予報で翌々日は早くチェックアウトするので無風な今が一番良いコンディションです。
この徳良湖は一周約2kmで周囲を遊歩道や道路が通っているので風が吹いて戻れなくなってもどこかから上陸できますし歩いて戻ることもできますね。
SUP初心者の方には良い場所です。中上級者には物足りないかな?漕ぎ練でもしてください(笑

先ほど下見したキャンプ場前の階段から出ます。

西側に向かうと道路越しにキャンプ場のオートサイトが見えます。

キャンプ場と自然研修センターを繋ぐように鯉のぼりが泳ぎます

徳良湖ボートハウスとすいカフェさん

桜並木と月山
今年は全国的に桜前線が早く北上したのでここの桜もほとんど散っていました。
例年でもGWの頃は散っていることが多いそうですが、遅い年だと桜と月山の景色も見れそうです。
時々釣りをしている人もいるので邪魔にならないように気をつけましょう。
今年は2月以来の久しぶりのSUPだったのでのんびりまったりのリハビリSUPにはちょうどいい感じでした。笑
SUPの後はいよいよ銀山温泉へ。今日1日でここの目的を全部達成してしまう勢い。
GW中ということもあり銀山温泉でも日帰り温泉をやっているところは限られています。
事前にやっているのを確認していたのは銀山温泉街を見下ろす高台にある瀧見館。
日帰り温泉の料金は1000円で11時から14時(13時半受付終了)まで。
共同駐車場から少し登ります。

瀧見館前の桜吹雪
ここは少し標高が高いところなのでまだ咲いている桜もありました。

瀧見館入り口
硫黄の香りがいい感じです。

見晴らしのいい露天風呂
私ひとりだったので温泉をのんびり堪能します。
露天風呂から下を見下ろすと滝や温泉街が見えます。そして散策する観光客からもこちらが見えます。
露天風呂の縁に座っていると時々観光客がこちらを指さしたりしています。
なので露天風呂で仁王立ちはやめましょう(笑
温泉の後は銀山温泉を散策してお昼ご飯。


銀山温泉のシンボル 能登屋旅館

温泉街奥の白銀の滝

川沿いの足湯

お蕎麦と山菜の天ぷら
すっかり観光客になってます。街を歩くと外国人観光客も多くなってきた感じがします。
さてのんびりしてはいられません。まだ買い出しもしていないしテントも張ってません。
尾花沢市に行って買い出しです。薪は持ってきていましたがコメリもあるのでないときはそこで買えると思います。

ザ・ビッグ尾花沢店。
キャンプ場に戻ってテントを設営。フリーサイトまで荷物を運ぶのでちょっと大変。
今回からはこのテント!レンコンさんです。

これまでムササビタープとダンロップのドームテントでしたが、荷物を出しっぱなしにしているのが不安で僅かな足音で目が覚めてしまうことがありました。
最近はキャンプギアの窃盗が増えてきているようなので荷物が全部入るようなテントにしようと思いました。
(盗難にあったことはないけど)
ただ、やはり開放感も欲しいですよね。私の場合でかいストーブを正面の景色の視野に収めたいとか色々こだわりがあったのでなかなかテント選びに苦労しました。
レンコンテントなら穴だらけなのでストーブの置き方も色々アレンジできそうですしパッカーんと開けば開放感もあります。
場所が広ければこれにムササビ付けたりもしてみたいですね。
しばらくこんなスタイルでやってみようと思います。
テント設営も終わってプシュッとやっているとMr.山形がコシアブラを持ってきてくれました。
本当に感謝です!

2分ほど茹でてポン酢&紅葉おろしでいただきました。香りが最高です!

その後何と天ぷらまでいただきました
山菜とビール。いいですねぇ、この時期の東北キャンプは!

他にはホタテやら焼肉やら


テント内の焚き火も
翌日は雨が降ったり止んだりなので休息日にして銀山温泉の共同浴場 しろがね湯に行ってみました。


一度に入れるのは男女それぞれ3人までだそうですが、今入っている人が出たら何とメンテナンスするんだとか。
中の人の説明もそっけなく1、2時間とかかかるそうです。
15時半までの営業なのに昼からメンテナンス・・・。
行っても入れないことがあるようなので今後行く人は気をつけてくださいね。
この日は代わりにキャンプ場近くの花笠の湯へ。

中には売店もあってタラの芽を購入。今日も山菜とビールです。

みんなチェックアウトして周りには誰もいなくなって私だけ
時間ができたので少しキャンプ場を散策。


管理棟前には炊事棟があり子供が喜びそうなアスレチック広場も

キャビンハウス3棟

一番人気のB24。他の倍の広さだそうです。

B24の向かい側のB23付近。ここも見晴らしがいい感じ。

B9付近は両側が林なので隣と向かい合わせなサイト

もっとも湖に近い電源サイトA19付近。道路も近いけど。
このキャンプ場には炭捨て場やゴミ捨て場があるので嬉しいですね。炊事棟には洗濯機や乾燥機、アスレチック広場もありました。
キャンプ場ではレンタル自転車があるので湖の周りを走ってみたり、隣のグランドゴルフで遊んだり、すいカフェさんでボートを借りたりするのも楽しそうですね。
ファミリーで来たらすごく楽しそうなキャンプ場だと思います。
SUPのツアーはまだないと思いますがそのうち湖畔にあるすいカフェさんがやるんじゃないでしょうかね。
5月3日は毎年湖畔でマラソン大会もあるようでとんでもなく混雑するそうです。
なお、2023年9月ごろから徳良湖は工事のため水位を減らすそうです。
その後SUPができるのは来春からですかね。
明日はいよいよ白川ダムへ。こちらもフリーサイト狙いなので早めにチェックアウトします。
いい場所とれますように!

以上、山形県銀山温泉・徳良湖SUPソロキャンでした。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその1 - 白川ダム湖畔オートキャンプ場編 へ
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその2 - 白川ダム水没林SUP編へ
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその3 - 小野川温泉編へ
5月1、2日を休みにすると9連休でしたのでちょっと遠くに遠征しました。
今回はスイカで有名な尾花沢市にある徳良湖と銀山温泉、そして南部の飯豊町にある水没林で有名な白川ダムと小野川温泉の2エリアでSUPキャンプと温泉を楽しみます。
ゴールデンウィーク中にも関わらず天気の様子を伺いながらフリーサイト狙いで行ってみます。
というか4月初めの時点で両方のキャンプ場とも既に休日の予約は埋まってました。
まずは銀山温泉と徳良湖へ。
全国的に有名な銀山温泉には一度行ってみたかったのでSUPとキャンプができそうなところがないか物色。
銀山温泉から車で15分ほどのところに徳良湖があり、湖畔には「サンビレッジ徳良湖オートキャンプ場」と「徳良湖温泉 花笠の湯」があります。また対岸には徳良湖ヨットクラブやカフェがあるようです。尾花沢市街にも近く買い出しも便利そうです。

徳良湖でSUPができるか尾花沢市役所の商工観光課に確認したところ事前に市役所に行って申請書類を出すか、書類を郵送で取り寄せて事後に市役所に届ける必要があるとのことでした。
いずれにしても市役所に行って書類を出し1日1名500円の利用料を払う必要があります。
書類を取り寄せたところ4枚複写になっていて、PDFとかでダウンロードできるような仕組みにはなっていませんでした。
徳良湖でのSUP利用はまだ始まったばかりで申請の仕組みが少し面倒です。今後徐々に改善していくとのことでした。
オートサイトの予約の埋まり具合からするとフリーサイトは競争が激しいんだろうなと予想して4月28日金曜の夕方に出発。キャンプ場には深夜に到着しました。
前日からフリーサイトはある程度埋まっているんだろうなと思っていましたが、到着してみるとフリーサイトには一つもテントが立っておらず誰もいません。受付は8時半ごろからのようなので駐車場で仮眠しました。

このキャンプ場は管理棟や予約制のオートサイトには駐車場からゲートを通って入る必要があります。
フリーサイトには車は入れず、ゲートを通らず駐車場に車を止めます。
なのでフリーサイト狙いの人が並ぶとすれば駐車場に車を止めて管理棟に並ぶはず。
(キャンプ場によっては車で並んだりしますよね。)
朝少し早めに起きて湖畔を散歩。

湖畔から見たキャンプ場。左が管理棟、右が駐車場

キャンプ場から道路を渡って湖畔に行くとSUPを出せそうな階段がありました。


フリーサイトは整然と区画された32サイト。
フリーサイトで狙う場所はどこがいいか考えます。
中央の4連サイトはやや大きめで1サイト9.5m×7m。左右のサイトは1サイト8m×7m。
奥側は荷物搬入が大変そうなので駐車場側。あるいは奥の方でも両端であれば一時的に車を横付けして搬入しやすそうです。
家族連れも多そうなのでなるべく静かにできそうな8番を狙ってみます。
8時少し前くらいでしょうか駐車場に車が数台入ってきました。
俺:「お、いよいよ戦闘開始か」
管理棟には人がいてもう入れるようになっていました。私が1番に並んで次に家族連れの方が並びました。
受付開始までその方々としばし談笑。
家族連れのパパ:「どちらからいらしたんすか?」
俺:「横浜から来ました。」
家族連れのパパ:「えぇー?わざわざ狙ってここに来たんすか?」
俺:「はい、銀山温泉とSUPやるために・・。GWで混むと思ったので早めに来ました。」
家族連れのパパ:「あー、なるほど。ここはね人気でフリーサイトはすぐ埋まりますよ。うちもいい場所取ろうと思って早く来ました。今の時期はね、ここで山菜取れるんですよ。コシアブラって知ってます?」
俺:「えーそうなんですか?コシアブラがどんな種類かわかんないですけど・・」
家族連れのパパ:「じゃああとで持っていきますよ。うまいから!ぜひ山形を堪能してください!」
すごいいい人です。色々教えてもらいましたが名前を聞いてなかったので以後「Mr.山形」と表現します。
ただこの後ほとんど人が並ばず、早く来たのは取り越し苦労になってしまいました。
翌日が雨予報なのでフリーサイトに宿泊する人はあまりいなかったようです。
このキャンプ場は宿泊は通常13時からですがデイキャンプやアーリーチェックインをプラスして早く入ることができます。
Mr.山形は宿泊+デイキャンプ(日帰り料金)を申し込んで即設営。私は先にSUPをやるので11時からのアーリーチェックインを申し込みました。混んでいる場合はデイキャンプが優先されると思います。
さてサイトは確保できたので先にSUPをやります。翌日は雨予報で翌々日は早くチェックアウトするので無風な今が一番良いコンディションです。
この徳良湖は一周約2kmで周囲を遊歩道や道路が通っているので風が吹いて戻れなくなってもどこかから上陸できますし歩いて戻ることもできますね。
SUP初心者の方には良い場所です。中上級者には物足りないかな?漕ぎ練でもしてください(笑

先ほど下見したキャンプ場前の階段から出ます。

西側に向かうと道路越しにキャンプ場のオートサイトが見えます。

キャンプ場と自然研修センターを繋ぐように鯉のぼりが泳ぎます

徳良湖ボートハウスとすいカフェさん

桜並木と月山
今年は全国的に桜前線が早く北上したのでここの桜もほとんど散っていました。
例年でもGWの頃は散っていることが多いそうですが、遅い年だと桜と月山の景色も見れそうです。
時々釣りをしている人もいるので邪魔にならないように気をつけましょう。
今年は2月以来の久しぶりのSUPだったのでのんびりまったりのリハビリSUPにはちょうどいい感じでした。笑
SUPの後はいよいよ銀山温泉へ。今日1日でここの目的を全部達成してしまう勢い。
GW中ということもあり銀山温泉でも日帰り温泉をやっているところは限られています。
事前にやっているのを確認していたのは銀山温泉街を見下ろす高台にある瀧見館。
日帰り温泉の料金は1000円で11時から14時(13時半受付終了)まで。
共同駐車場から少し登ります。

瀧見館前の桜吹雪
ここは少し標高が高いところなのでまだ咲いている桜もありました。

瀧見館入り口
硫黄の香りがいい感じです。

見晴らしのいい露天風呂
私ひとりだったので温泉をのんびり堪能します。
露天風呂から下を見下ろすと滝や温泉街が見えます。そして散策する観光客からもこちらが見えます。
露天風呂の縁に座っていると時々観光客がこちらを指さしたりしています。
なので露天風呂で仁王立ちはやめましょう(笑
温泉の後は銀山温泉を散策してお昼ご飯。


銀山温泉のシンボル 能登屋旅館

温泉街奥の白銀の滝

川沿いの足湯

お蕎麦と山菜の天ぷら
すっかり観光客になってます。街を歩くと外国人観光客も多くなってきた感じがします。
さてのんびりしてはいられません。まだ買い出しもしていないしテントも張ってません。
尾花沢市に行って買い出しです。薪は持ってきていましたがコメリもあるのでないときはそこで買えると思います。

ザ・ビッグ尾花沢店。
キャンプ場に戻ってテントを設営。フリーサイトまで荷物を運ぶのでちょっと大変。
今回からはこのテント!レンコンさんです。

これまでムササビタープとダンロップのドームテントでしたが、荷物を出しっぱなしにしているのが不安で僅かな足音で目が覚めてしまうことがありました。
最近はキャンプギアの窃盗が増えてきているようなので荷物が全部入るようなテントにしようと思いました。
(盗難にあったことはないけど)
ただ、やはり開放感も欲しいですよね。私の場合でかいストーブを正面の景色の視野に収めたいとか色々こだわりがあったのでなかなかテント選びに苦労しました。
レンコンテントなら穴だらけなのでストーブの置き方も色々アレンジできそうですしパッカーんと開けば開放感もあります。
場所が広ければこれにムササビ付けたりもしてみたいですね。
しばらくこんなスタイルでやってみようと思います。
テント設営も終わってプシュッとやっているとMr.山形がコシアブラを持ってきてくれました。
本当に感謝です!

2分ほど茹でてポン酢&紅葉おろしでいただきました。香りが最高です!

その後何と天ぷらまでいただきました
山菜とビール。いいですねぇ、この時期の東北キャンプは!

他にはホタテやら焼肉やら


テント内の焚き火も
翌日は雨が降ったり止んだりなので休息日にして銀山温泉の共同浴場 しろがね湯に行ってみました。


一度に入れるのは男女それぞれ3人までだそうですが、今入っている人が出たら何とメンテナンスするんだとか。
中の人の説明もそっけなく1、2時間とかかかるそうです。
15時半までの営業なのに昼からメンテナンス・・・。
行っても入れないことがあるようなので今後行く人は気をつけてくださいね。
この日は代わりにキャンプ場近くの花笠の湯へ。

中には売店もあってタラの芽を購入。今日も山菜とビールです。

みんなチェックアウトして周りには誰もいなくなって私だけ
時間ができたので少しキャンプ場を散策。


管理棟前には炊事棟があり子供が喜びそうなアスレチック広場も

キャビンハウス3棟

一番人気のB24。他の倍の広さだそうです。

B24の向かい側のB23付近。ここも見晴らしがいい感じ。

B9付近は両側が林なので隣と向かい合わせなサイト

もっとも湖に近い電源サイトA19付近。道路も近いけど。
このキャンプ場には炭捨て場やゴミ捨て場があるので嬉しいですね。炊事棟には洗濯機や乾燥機、アスレチック広場もありました。
キャンプ場ではレンタル自転車があるので湖の周りを走ってみたり、隣のグランドゴルフで遊んだり、すいカフェさんでボートを借りたりするのも楽しそうですね。
ファミリーで来たらすごく楽しそうなキャンプ場だと思います。
SUPのツアーはまだないと思いますがそのうち湖畔にあるすいカフェさんがやるんじゃないでしょうかね。
5月3日は毎年湖畔でマラソン大会もあるようでとんでもなく混雑するそうです。
なお、2023年9月ごろから徳良湖は工事のため水位を減らすそうです。
その後SUPができるのは来春からですかね。
明日はいよいよ白川ダムへ。こちらもフリーサイト狙いなので早めにチェックアウトします。
いい場所とれますように!

以上、山形県銀山温泉・徳良湖SUPソロキャンでした。
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその1 - 白川ダム湖畔オートキャンプ場編 へ
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその2 - 白川ダム水没林SUP編へ
山形県白川ダム・小野川温泉SUPソロキャンその3 - 小野川温泉編へ