2022年11月06日
新潟県奥只見湖紅葉SUPソロキャン - その3 栃尾又温泉編
新潟の奥只見湖でのソロキャンプ3日目。
1日目はこちら。
2日目はこちら。
深夜に雨の音に気づきました。
「雨降ってきたなー。明日の午後には晴れてくる予報だから大丈夫。」
この時はまだ雨の音を楽しんでいましたが、午前3時ごろになると風も強くなってきました。
「ザザザーー、ブウォーーッ」
テントが揺れて雨の当たる音が大きくなってきます。
「こんな酷くなるって聞いてないぞー」
タープ下の荷物がどうなってるか想像します。
「雨に濡れちゃいけないものあったっけ・・・イスは畳んでたはず・・・」
そうこうしているうちにガッシャーーンとテーブルが倒れて上に置いてあったシエラカップなどが落ちる音がしました。
「そんなに風強いのか」
意を決して様子を見に外に出ます。
運よくタープ後方からの風で被害は最小限でした。風の方向が逆だったらちょっと大変でしたね。
タープの後方を低くして内側のものが飛ばされないよう片付けました。
安心してもう一眠り。

8時を過ぎてたでしょうか、もう一度起きた時は風はあるものの雨は小降りになってました。
この日はあまり天気がパッとしないのは分かっていたので、前日に栃尾又温泉の自在館に日帰入浴を予約していました。
日帰り温泉で予約って珍しいですね。自在館のホームページに要予約と書いてあったのに気づいてよかったです。
日帰り温泉は11時から13時までの間に受付。


晴れ間があったら奥只見ダムとかあちこち行こうと思ってましたが天気良くないのでキャンプ場でのんびり過ごします。
ストーブに火を入れて朝ごはんとコーヒー。
曇っていても紅葉綺麗です。

11時ごろ栃尾又温泉に到着。キャンプ場からは車で30分くらい。
この辺はまだ雨が降っていました。
この辺には数件の宿があるようですがあまり人も歩いておらず静かな雰囲気です。

自在館
この栃尾又温泉はラジウム温泉で奈良時代に開湯とのこと。な、奈良時代!
ぬるいお湯に長く浸かる入浴法「長湯」を伝承していて、子宝の湯としても有名で女性に人気があるそうです。

昔からある建物は修繕中でしょうか。中も昔の温泉宿の趣ですごくいい雰囲気の建物です。

自在館の受付付近。古いテレビが置いてありました。そして日本秘湯を守る会の提灯

本日の浴場の案内
自在館に入って受付をすると今日は男性は「うえの湯」だけ。女性は「したの湯」と「おくの湯」を利用できるとのことでした。
一日おきに男性と女性の入れるお風呂が変わるそうです。
ホームページなどに載っている古びた雰囲気の写真は「したの湯」。
料金は一人千円。
通りに出て奥に建っている建物に「おくの湯」と「うえの湯」があります。

「おくの湯」と「うえの湯」の建物
「うえの湯」の雰囲気は・・・普通のタイル張りで銭湯みたい。
湯船は3つで一番大きいのがぬる湯、そしてぬる湯の寝湯、一番小さいのがあつ湯。
私以外に3人入ってましたがそのうち2人は本を持ち込んでお風呂に浸かりながら読んでました。
ぬる湯にながーく入るのが栃尾又流。
「ほー、そういう入り方が通なのか」
誰も喋らず静かな時間が流れます。
昨日の銀山平温泉もそうでしたがぬるいお湯なので首まで浸かっていてもずっと入っていられます。
不思議と落ち着く感じでリラックスできるんですね。
「したの湯入りたかったなー」
お風呂を出て帰り際にちょっと心残り。
どうしても入ってみたかったのでここで次の日も予約してしまいました。

「うえの湯」「おくの湯」「したの湯」の写真の写真
翌日キャンプ場をチェックアウトしてから行った「したの湯」は古びた感じで洗い場はなく広いぬる湯と狭いあつ湯の湯船。
温泉に集中する感じです。

薄暗い雰囲気の階段を降りて行きます
やはりこの時も4人中2人が読書。
本を読んでいない2人は湯船で熟睡中?のように見えました。
皆さんほとんど動かないのでとても静かです。
音をたてないように気を使ってしまうくらい。


おくの湯
おくの湯も入りました。
こちらは新しい感じで洗い場もありました。うえの湯より雰囲気は良かったかな。
ぬる湯をじっくり味わうという体験は初めてでしたがとてもリラックスできました。
宿泊してたら一日中ずっと入ってたかもしれません。笑
3日目のキャンプに話を戻します。
結局3日目は一日中雨が降ったり止んだりで景色が晴れることはほとんどありませんでした。
キャンプ場も今季最終宿泊日の土曜とあってお客さんもちらほら来ています。


最終日はおでんやらマヨポン椎茸やら

この銀山平キャンプ場はとても景色がいいし、お風呂もあってとても気に入りました。
ゴミや炭も捨てられるところもありがたいです。
またいつか来ようと思いました。やっぱり紅葉の時期かな。
以上、新潟県奥只見湖紅葉SUPソロキャンでした。
次はどこへ出没しようかな・・・。
1日目はこちら。
2日目はこちら。
深夜に雨の音に気づきました。
「雨降ってきたなー。明日の午後には晴れてくる予報だから大丈夫。」
この時はまだ雨の音を楽しんでいましたが、午前3時ごろになると風も強くなってきました。
「ザザザーー、ブウォーーッ」
テントが揺れて雨の当たる音が大きくなってきます。
「こんな酷くなるって聞いてないぞー」
タープ下の荷物がどうなってるか想像します。
「雨に濡れちゃいけないものあったっけ・・・イスは畳んでたはず・・・」
そうこうしているうちにガッシャーーンとテーブルが倒れて上に置いてあったシエラカップなどが落ちる音がしました。
「そんなに風強いのか」
意を決して様子を見に外に出ます。
運よくタープ後方からの風で被害は最小限でした。風の方向が逆だったらちょっと大変でしたね。
タープの後方を低くして内側のものが飛ばされないよう片付けました。
安心してもう一眠り。

8時を過ぎてたでしょうか、もう一度起きた時は風はあるものの雨は小降りになってました。
この日はあまり天気がパッとしないのは分かっていたので、前日に栃尾又温泉の自在館に日帰入浴を予約していました。
日帰り温泉で予約って珍しいですね。自在館のホームページに要予約と書いてあったのに気づいてよかったです。
日帰り温泉は11時から13時までの間に受付。


晴れ間があったら奥只見ダムとかあちこち行こうと思ってましたが天気良くないのでキャンプ場でのんびり過ごします。
ストーブに火を入れて朝ごはんとコーヒー。
曇っていても紅葉綺麗です。

11時ごろ栃尾又温泉に到着。キャンプ場からは車で30分くらい。
この辺はまだ雨が降っていました。
この辺には数件の宿があるようですがあまり人も歩いておらず静かな雰囲気です。

自在館
この栃尾又温泉はラジウム温泉で奈良時代に開湯とのこと。な、奈良時代!
ぬるいお湯に長く浸かる入浴法「長湯」を伝承していて、子宝の湯としても有名で女性に人気があるそうです。

昔からある建物は修繕中でしょうか。中も昔の温泉宿の趣ですごくいい雰囲気の建物です。

自在館の受付付近。古いテレビが置いてありました。そして日本秘湯を守る会の提灯

本日の浴場の案内
自在館に入って受付をすると今日は男性は「うえの湯」だけ。女性は「したの湯」と「おくの湯」を利用できるとのことでした。
一日おきに男性と女性の入れるお風呂が変わるそうです。
ホームページなどに載っている古びた雰囲気の写真は「したの湯」。
料金は一人千円。
通りに出て奥に建っている建物に「おくの湯」と「うえの湯」があります。

「おくの湯」と「うえの湯」の建物
「うえの湯」の雰囲気は・・・普通のタイル張りで銭湯みたい。
湯船は3つで一番大きいのがぬる湯、そしてぬる湯の寝湯、一番小さいのがあつ湯。
私以外に3人入ってましたがそのうち2人は本を持ち込んでお風呂に浸かりながら読んでました。
ぬる湯にながーく入るのが栃尾又流。
「ほー、そういう入り方が通なのか」
誰も喋らず静かな時間が流れます。
昨日の銀山平温泉もそうでしたがぬるいお湯なので首まで浸かっていてもずっと入っていられます。
不思議と落ち着く感じでリラックスできるんですね。
「したの湯入りたかったなー」
お風呂を出て帰り際にちょっと心残り。
どうしても入ってみたかったのでここで次の日も予約してしまいました。

「うえの湯」「おくの湯」「したの湯」の写真の写真
翌日キャンプ場をチェックアウトしてから行った「したの湯」は古びた感じで洗い場はなく広いぬる湯と狭いあつ湯の湯船。
温泉に集中する感じです。

薄暗い雰囲気の階段を降りて行きます
やはりこの時も4人中2人が読書。
本を読んでいない2人は湯船で熟睡中?のように見えました。
皆さんほとんど動かないのでとても静かです。
音をたてないように気を使ってしまうくらい。


おくの湯
おくの湯も入りました。
こちらは新しい感じで洗い場もありました。うえの湯より雰囲気は良かったかな。
ぬる湯をじっくり味わうという体験は初めてでしたがとてもリラックスできました。
宿泊してたら一日中ずっと入ってたかもしれません。笑
3日目のキャンプに話を戻します。
結局3日目は一日中雨が降ったり止んだりで景色が晴れることはほとんどありませんでした。
キャンプ場も今季最終宿泊日の土曜とあってお客さんもちらほら来ています。


最終日はおでんやらマヨポン椎茸やら

この銀山平キャンプ場はとても景色がいいし、お風呂もあってとても気に入りました。
ゴミや炭も捨てられるところもありがたいです。
またいつか来ようと思いました。やっぱり紅葉の時期かな。
以上、新潟県奥只見湖紅葉SUPソロキャンでした。
次はどこへ出没しようかな・・・。

2022年11月05日
新潟県奥只見湖紅葉SUPソロキャン - その2 奥只見湖SUP編
新潟の奥只見湖でのソロキャンプ2日目。
1日目はこちら。
本日は奥只見湖でSUPをやります。
テントの中で目覚めて外が明るくなってきたのでさぞかし雄大な景色が見えるだろうと思って外へ出てみました。

「おや・・・霧がかかってる。」
ちょっとがっかりでしたが、コーヒーでも飲みながら霧が晴れるのを待つことにします。
尾根に陽が当たり始めると霧の中に山の陰影と紅葉が現れてきます。

朝のこういう絶景の変化をのんびり見れるのはキャンプならではですね。


次第に太陽が高くなって川の上まで陽が当たってきます。


「くぅぅーーっ!たまんねーっ」

目の前でこんな絶景を見ながら朝ごはんですよっ!

ご飯食べ終わる頃には快晴です。

湖の方はまだ霧がかかってるみたい。
奥只見湖でのSUPやカヌー、カヤックは必ず届出をする必要があります。
何かあった場合の連絡先などをキャンプ場の管理棟で届出をします。キャンプ場に限らず民宿や旅館など自分が宿泊しているところで届出ができるようですね。
管理棟で届出を済ませていよいよSUPです。
昨日下見をしたスロープからボードを運んでエントリーします。



快晴無風です!水面が鏡面です!

遊覧船とすれ違います。お客さんが手を振ってくれました。

キャンプ場からも見える荒沢岳でしょうか。遠くの方に見える山の稜線が青空に映えます。

ここで一人SUPをやる方と遭遇。
俺:「こんにちわー」
男性:「こんにちわー」
俺:「今日最高ですねぇ」
男性:「やばいですね」
そうです。やばいくらい最高です!
同じSUPをやる人と絶景を共有しました。
この方は私よりも早い時間に同じ場所からエントリー。もう戻る途中だそうです。


こちらは大きな遊覧船。2種類の船が1時間ごとに両方の船着場から出ています。
SUPをやりながらふと思いましたがエントリーした銀山平船着場から奥只見ダムまで約9kmくらいなので片道をSUPやって帰りは船で戻ってくるなんてこともできるのかな。
奥只見湖側でボードを畳める場所があればできそうですけどね。


今回のルートはこんな感じ。
奥只見湖が見える十二山神社のあるところまで行って戻ってきます。往復約10kmくらい。
右側の山の方には岸沿いに途中まで道路が通っていて時々人の声やドローンの音などが聞こえてきました。

十二山神社に到着。旗しか見えないけど。

遠くに奥只見ダムが見えます。ここまで来るとエントリー場所よりも奥只見ダムの方が近いですね。

復路の景色もまた絶景。
紅葉も絶景もお腹いっぱい。
ただ次第に向かい風が強くなってきて時々白波が立つようになってきました。
どちらかというと北側の方が白波が少なく風がやや弱めに見えたので北側の岸沿いを通っていきます。

往路のようなのんびりな時間はなく、時々入り江で風を避けて休みながら頑張って漕ぎました。
この湖の怖いところは周囲にあまり道路がなく、あっても高い所を通っています。
従って何かあった場合に戻ることが難しくなります。
さらに山に囲まれた細長い湖面が続くので漕力より強い向かい風になった場合、戻ることができません。
流された先にも道路がありません。
ですのでコンディションがいい時でも注意が必要です。
最悪の場合は、風を避けられる入り江に避難して風がおさまるのを待つしかありません。
と言うわけで、私も休憩しながら戻ったので想定より1時間ほど帰りが遅くなってしまいました。

喉が渇いたのでコーラを一気飲み。

キャンプ場に戻ったのは午後2時半くらい。ここは午後3時くらいになると太陽が山影に入ってしまいます。
お腹も空いたけどこのままお風呂に行って早めの夕飯を食べることにします。
本日のお風呂はキャンプ場から車で5分くらいのところにある「銀山平温泉 白銀の湯」。


ここにはコテージのような建物が多く立っていて民宿や山荘がいくつか集まっているエリアです。
銀山平森林公園があってハイキングもできるみたいですね。
キャンプでないところに泊まりたい人にはいいかもしれません。


お風呂は大きな内風呂と露天風呂が二つ。
露天風呂の小さい方は源泉で温度が低いようです。この銀山平温泉はぬる湯なので温度が低く37、8度くらいです。
私は熱いお風呂が好きですが、ぬる湯に入ってみると結構リラックスできました。いつまでも入っていられる感じですね。
SUPの疲れを取るのにすごくよかったです。
お風呂から出る前に熱い方に入って体を温めます。
キャンプ場のお風呂も銀山平温泉から引いてるので同じお湯ですかね。

ここで売られていた「またぎ汁」。
俺:「これ熊の肉が入ってるの?」
温泉の管理人の奥さん:「はっはっは、入ってないわよ。鶏肉が入ってるの。美味しいわよ。」
何でしょう、年配の女性が美味しいわよって一言いうと何か魔法にかかったように油断してしまうのは私だけ?
ネギと豆腐を入れるとすごく美味しくなるそうです。
と言うわけでお土産に一つ買っちゃいました。

お風呂から戻ってプシュッとやります。
疲れた体にビールが染みます。


メスティンシュウマイとマヨポン椎茸紅葉おろし付き。あとはお鍋など。
この日の夕方から雨予報だったんですが深夜からに変わってました。

夜寝る時も星空だったので本当に降るのかな?と酔っ払いながら余裕こいてました。
しかし深夜から次第に雨が強くなり風も出てきていたのでした・・・。
以上、新潟県奥只見湖紅葉SUPソロキャン - その2 奥只見湖SUP編でした。
新潟県奥只見湖紅葉SUPソロキャン - その3 栃尾又温泉編へ
1日目はこちら。
本日は奥只見湖でSUPをやります。
テントの中で目覚めて外が明るくなってきたのでさぞかし雄大な景色が見えるだろうと思って外へ出てみました。

「おや・・・霧がかかってる。」
ちょっとがっかりでしたが、コーヒーでも飲みながら霧が晴れるのを待つことにします。
尾根に陽が当たり始めると霧の中に山の陰影と紅葉が現れてきます。

朝のこういう絶景の変化をのんびり見れるのはキャンプならではですね。


次第に太陽が高くなって川の上まで陽が当たってきます。


「くぅぅーーっ!たまんねーっ」

目の前でこんな絶景を見ながら朝ごはんですよっ!

ご飯食べ終わる頃には快晴です。

湖の方はまだ霧がかかってるみたい。
奥只見湖でのSUPやカヌー、カヤックは必ず届出をする必要があります。
何かあった場合の連絡先などをキャンプ場の管理棟で届出をします。キャンプ場に限らず民宿や旅館など自分が宿泊しているところで届出ができるようですね。
管理棟で届出を済ませていよいよSUPです。
昨日下見をしたスロープからボードを運んでエントリーします。



快晴無風です!水面が鏡面です!

遊覧船とすれ違います。お客さんが手を振ってくれました。

キャンプ場からも見える荒沢岳でしょうか。遠くの方に見える山の稜線が青空に映えます。

ここで一人SUPをやる方と遭遇。
俺:「こんにちわー」
男性:「こんにちわー」
俺:「今日最高ですねぇ」
男性:「やばいですね」
そうです。やばいくらい最高です!
同じSUPをやる人と絶景を共有しました。
この方は私よりも早い時間に同じ場所からエントリー。もう戻る途中だそうです。

こちらは大きな遊覧船。2種類の船が1時間ごとに両方の船着場から出ています。
SUPをやりながらふと思いましたがエントリーした銀山平船着場から奥只見ダムまで約9kmくらいなので片道をSUPやって帰りは船で戻ってくるなんてこともできるのかな。
奥只見湖側でボードを畳める場所があればできそうですけどね。


今回のルートはこんな感じ。
奥只見湖が見える十二山神社のあるところまで行って戻ってきます。往復約10kmくらい。
右側の山の方には岸沿いに途中まで道路が通っていて時々人の声やドローンの音などが聞こえてきました。

十二山神社に到着。旗しか見えないけど。

遠くに奥只見ダムが見えます。ここまで来るとエントリー場所よりも奥只見ダムの方が近いですね。

復路の景色もまた絶景。
紅葉も絶景もお腹いっぱい。
ただ次第に向かい風が強くなってきて時々白波が立つようになってきました。
どちらかというと北側の方が白波が少なく風がやや弱めに見えたので北側の岸沿いを通っていきます。

往路のようなのんびりな時間はなく、時々入り江で風を避けて休みながら頑張って漕ぎました。
この湖の怖いところは周囲にあまり道路がなく、あっても高い所を通っています。
従って何かあった場合に戻ることが難しくなります。
さらに山に囲まれた細長い湖面が続くので漕力より強い向かい風になった場合、戻ることができません。
流された先にも道路がありません。
ですのでコンディションがいい時でも注意が必要です。
最悪の場合は、風を避けられる入り江に避難して風がおさまるのを待つしかありません。
と言うわけで、私も休憩しながら戻ったので想定より1時間ほど帰りが遅くなってしまいました。

喉が渇いたのでコーラを一気飲み。

キャンプ場に戻ったのは午後2時半くらい。ここは午後3時くらいになると太陽が山影に入ってしまいます。
お腹も空いたけどこのままお風呂に行って早めの夕飯を食べることにします。
本日のお風呂はキャンプ場から車で5分くらいのところにある「銀山平温泉 白銀の湯」。


ここにはコテージのような建物が多く立っていて民宿や山荘がいくつか集まっているエリアです。
銀山平森林公園があってハイキングもできるみたいですね。
キャンプでないところに泊まりたい人にはいいかもしれません。


お風呂は大きな内風呂と露天風呂が二つ。
露天風呂の小さい方は源泉で温度が低いようです。この銀山平温泉はぬる湯なので温度が低く37、8度くらいです。
私は熱いお風呂が好きですが、ぬる湯に入ってみると結構リラックスできました。いつまでも入っていられる感じですね。
SUPの疲れを取るのにすごくよかったです。
お風呂から出る前に熱い方に入って体を温めます。
キャンプ場のお風呂も銀山平温泉から引いてるので同じお湯ですかね。

ここで売られていた「またぎ汁」。
俺:「これ熊の肉が入ってるの?」
温泉の管理人の奥さん:「はっはっは、入ってないわよ。鶏肉が入ってるの。美味しいわよ。」
何でしょう、年配の女性が美味しいわよって一言いうと何か魔法にかかったように油断してしまうのは私だけ?
ネギと豆腐を入れるとすごく美味しくなるそうです。
と言うわけでお土産に一つ買っちゃいました。

お風呂から戻ってプシュッとやります。
疲れた体にビールが染みます。


メスティンシュウマイとマヨポン椎茸紅葉おろし付き。あとはお鍋など。
この日の夕方から雨予報だったんですが深夜からに変わってました。

夜寝る時も星空だったので本当に降るのかな?と酔っ払いながら余裕こいてました。
しかし深夜から次第に雨が強くなり風も出てきていたのでした・・・。
以上、新潟県奥只見湖紅葉SUPソロキャン - その2 奥只見湖SUP編でした。
新潟県奥只見湖紅葉SUPソロキャン - その3 栃尾又温泉編へ
2022年11月03日
新潟県奥只見湖紅葉SUPソロキャン - その1 銀山平キャンプ場編
今年2022年の紅葉SUPは新潟県魚沼市と福島県の境にある奥只見湖へ出没。

全体は木の根のように伸びた形で周囲にトゲのような入り江が無数にある刺々しい形をしています。
奥只見湖は奥只見ダムによってできた人造湖で面積は中禅寺湖と同じくらい。
付近には八海山、越後駒ヶ岳、荒沢岳といった山々に囲まれ、紅葉越しに望む山々の景色は圧巻です。
湖には観光船が通っていて、紅葉の時期はツアーバスも多数訪れ沢山の観光客で賑わいます。
また魚沼市から湖に向かう途中にはぬる湯で有名な栃尾又温泉や湯之谷温泉、奥只見湖付近には銀山平温泉など温泉も楽しめるエリアです。
今回は10月下旬の紅葉の最盛期に湖の西端にある銀山平キャンプ場に3泊してSUPと温泉と紅葉を楽しみます。
この銀山平キャンプ場は例年10月末で営業終了します。今年の宿泊は10月29日が最終でした。
銀山平キャンプ場といえば今年のGWに栃木の草木湖と中禅寺湖を巡った際に銀山平公園キャンプ場に泊まりましたが、同じような名前で全く違う場所なので間違えないようにしましょう。
関越道の小出ICを降りてすぐコメリがあります。ここで薪を購入。キャンプ場にも置いてあるようですが量とか種類がわからないのでとりあえずここで買います。コメリの薪は全国どこでも安定した品質ですし、広葉樹で太さがあってストーブ用に最適です。
ちょっと高いけど。


丸太に切り込みを入れたスウェーデントーチもありました。
買い出しは最初に原信セントラルマーケットへ。

綺麗なスーパーでほぼ揃います。が・・・、
板氷が置いてなかったのと焼肉用の牛肉の種類がほとんどなくて焦りました。牛ステーキや豚肉鶏肉は結構あるんですけどね。
でもってウオロクにも行ってみました。

板氷はあったもののやはり牛肉の種類がほとんどなく途方に暮れました。仕方なく薄い切り落とし肉で済ませることにします。
どちらのスーパーも大きく、原信の隣にはマツキヨやセリアがありましたし、ウオロクの隣にはダイソーがあるので便利ですね。
またウオロクの近くには「道の駅ゆのたに」があったのでちょっと覗いてみます。

結構賑わっていてキノコ類や野菜、葡萄や梨といったフルーツ、地元の特産品やお土産が売られていました。
「おっ!椎茸でけーっ」

スーパーで買わなくて良かったです。遥かにでかい椎茸が8本入ってお手頃な値段。
3日間マヨポン椎茸が食べられます。笑
道の駅から約30分ほどで銀山平キャンプ場へ到着。
途中のシルバーラインは上り坂で全長22kmのうち18kmがトンネル。しかもやや狭い感じでゴツゴツとした無骨な壁面。
所々で外の景色が見えるところでは山々が次第に紅葉していきました。
キャンプ場へ到着してチェックイン。このキャンプ場は基本的に予約制です。

オートサイトは4人までで5500円。フリーサイトは4人までで2800円。
一人の場合はテントのみで1400円。タープを張るとプラス1100円。
(2022年現在の料金です。)
私はフリーサイト1名でテントとタープを張ったので1泊2500円でした。
フリーサイトは管理棟のすぐ上とオートサイトの奥の橋を渡った川の反対側の2ヶ所。
奥の方は1週間前に閉鎖しているので管理棟のすぐ上のフリーサイトを利用します。
ここのフリーサイトは全体は四角い形何ですが、テントを張れる場所は川沿いと管理棟側のL字型の芝生エリアのみ。
ほとんどのエリアは多目的広場で地面が硬くテントを貼ることはできません。
フリーサイトに入ると既に一人ソロキャンパーが管理棟側にテントを張っていました。

オートサイト側から見たフリーサイト全体。奥側に管理棟がありその奥に奥只見湖と紅葉の山々があります。グレーの地面部分はテント張れません。
私が選んだのはフリーサイトの一番奥。上の写真だと一番手前左の白い車の左側。
目の前を川が流れ対岸の山が綺麗に紅葉し、左奥には幽玄な荒沢岳が見えます。

「最高の場所じゃねぇか!」
はい、景色がよく最高の場所を取れたのでサイト設営している間ずっとニヤニヤしてしまいました。

このサイトの脇にある階段を少し登ると炊事棟がありその奥にオートサイトがあります。


きれいな炊事棟

オートサイト
サイト設営が終わってから奥只見湖へSUP出艇場所の下見へ。
キャンプ場を降りると道路を挟んだところに奥只見湖の駐車場があります。
ここは観光船の発着場所になっていて大きな観光バスも来るところです。
キャンプ場の方からSUPを出せる場所として聞いていたのがログハウスの奥と観光船待合所の隣のスロープの2ヶ所。
ログハウスの隣に広場があってその奥に階段がありましたが、水位が低くて障害物が多そうだったので断念。
待合所の隣のスロープの方が良さそうです。
ゲートに鍵が掛かっていて開けることはできませんが釣りをしないのであればカヤックやSUPはそのまま通って出れるそうです。


この時期はニジマスなどは禁漁期間ですね。


スロープの下の方。左は観光船の発着場。

ダムからここまで観光船が通っています。銀山平コース片道1500円。往復2700円。
キャンプ場に戻ってお風呂に入ります。
このキャンプ場には「かもしかの湯」というお風呂があります。キャンプ場宿泊者は500円。(2022年現在の料金)

あまり期待はしてなかったんですが・・・


中は綺麗で立派なお風呂です。
「おおー、いいじゃんいいじゃん!」
ホームページを見ると「銀山平温泉 源泉露天風呂」と書いてるので温泉を引いてるんですね。
かけ流しではなさそうですが十分です。
天井は吹き抜けで窓のない部分から涼しい風が入ってきて鳥の声や木々の騒めきが聞こえます。
「いいキャンプ場だぁ!」
一人だけなのでうなったりニヤニヤしながらお風呂を楽しみました。
サイトに戻ってお楽しみタイム。

フリーサイトの入り口側からの眺め。


今季初のmt.sumi のストーブ(2020年モデル)。炎の揺めきがたまりません。

切り落とし肉なのでちょっと薄いけど美味しかった
その日の夜は綺麗な星空。

明日は快晴予報。SUPが楽しみです。
新潟奥只見湖紅葉SUPソロキャン - その2 奥只見湖SUP編へ

全体は木の根のように伸びた形で周囲にトゲのような入り江が無数にある刺々しい形をしています。
奥只見湖は奥只見ダムによってできた人造湖で面積は中禅寺湖と同じくらい。
付近には八海山、越後駒ヶ岳、荒沢岳といった山々に囲まれ、紅葉越しに望む山々の景色は圧巻です。
湖には観光船が通っていて、紅葉の時期はツアーバスも多数訪れ沢山の観光客で賑わいます。
また魚沼市から湖に向かう途中にはぬる湯で有名な栃尾又温泉や湯之谷温泉、奥只見湖付近には銀山平温泉など温泉も楽しめるエリアです。
今回は10月下旬の紅葉の最盛期に湖の西端にある銀山平キャンプ場に3泊してSUPと温泉と紅葉を楽しみます。
この銀山平キャンプ場は例年10月末で営業終了します。今年の宿泊は10月29日が最終でした。
銀山平キャンプ場といえば今年のGWに栃木の草木湖と中禅寺湖を巡った際に銀山平公園キャンプ場に泊まりましたが、同じような名前で全く違う場所なので間違えないようにしましょう。
関越道の小出ICを降りてすぐコメリがあります。ここで薪を購入。キャンプ場にも置いてあるようですが量とか種類がわからないのでとりあえずここで買います。コメリの薪は全国どこでも安定した品質ですし、広葉樹で太さがあってストーブ用に最適です。
ちょっと高いけど。


丸太に切り込みを入れたスウェーデントーチもありました。
買い出しは最初に原信セントラルマーケットへ。

綺麗なスーパーでほぼ揃います。が・・・、
板氷が置いてなかったのと焼肉用の牛肉の種類がほとんどなくて焦りました。牛ステーキや豚肉鶏肉は結構あるんですけどね。
でもってウオロクにも行ってみました。

板氷はあったもののやはり牛肉の種類がほとんどなく途方に暮れました。仕方なく薄い切り落とし肉で済ませることにします。
どちらのスーパーも大きく、原信の隣にはマツキヨやセリアがありましたし、ウオロクの隣にはダイソーがあるので便利ですね。
またウオロクの近くには「道の駅ゆのたに」があったのでちょっと覗いてみます。

結構賑わっていてキノコ類や野菜、葡萄や梨といったフルーツ、地元の特産品やお土産が売られていました。
「おっ!椎茸でけーっ」

スーパーで買わなくて良かったです。遥かにでかい椎茸が8本入ってお手頃な値段。
3日間マヨポン椎茸が食べられます。笑
道の駅から約30分ほどで銀山平キャンプ場へ到着。
途中のシルバーラインは上り坂で全長22kmのうち18kmがトンネル。しかもやや狭い感じでゴツゴツとした無骨な壁面。
所々で外の景色が見えるところでは山々が次第に紅葉していきました。
キャンプ場へ到着してチェックイン。このキャンプ場は基本的に予約制です。

オートサイトは4人までで5500円。フリーサイトは4人までで2800円。
一人の場合はテントのみで1400円。タープを張るとプラス1100円。
(2022年現在の料金です。)
私はフリーサイト1名でテントとタープを張ったので1泊2500円でした。
フリーサイトは管理棟のすぐ上とオートサイトの奥の橋を渡った川の反対側の2ヶ所。
奥の方は1週間前に閉鎖しているので管理棟のすぐ上のフリーサイトを利用します。
ここのフリーサイトは全体は四角い形何ですが、テントを張れる場所は川沿いと管理棟側のL字型の芝生エリアのみ。
ほとんどのエリアは多目的広場で地面が硬くテントを貼ることはできません。
フリーサイトに入ると既に一人ソロキャンパーが管理棟側にテントを張っていました。

オートサイト側から見たフリーサイト全体。奥側に管理棟がありその奥に奥只見湖と紅葉の山々があります。グレーの地面部分はテント張れません。
私が選んだのはフリーサイトの一番奥。上の写真だと一番手前左の白い車の左側。
目の前を川が流れ対岸の山が綺麗に紅葉し、左奥には幽玄な荒沢岳が見えます。

「最高の場所じゃねぇか!」
はい、景色がよく最高の場所を取れたのでサイト設営している間ずっとニヤニヤしてしまいました。

このサイトの脇にある階段を少し登ると炊事棟がありその奥にオートサイトがあります。


きれいな炊事棟

オートサイト
サイト設営が終わってから奥只見湖へSUP出艇場所の下見へ。
キャンプ場を降りると道路を挟んだところに奥只見湖の駐車場があります。
ここは観光船の発着場所になっていて大きな観光バスも来るところです。
キャンプ場の方からSUPを出せる場所として聞いていたのがログハウスの奥と観光船待合所の隣のスロープの2ヶ所。
ログハウスの隣に広場があってその奥に階段がありましたが、水位が低くて障害物が多そうだったので断念。
待合所の隣のスロープの方が良さそうです。
ゲートに鍵が掛かっていて開けることはできませんが釣りをしないのであればカヤックやSUPはそのまま通って出れるそうです。


この時期はニジマスなどは禁漁期間ですね。


スロープの下の方。左は観光船の発着場。

ダムからここまで観光船が通っています。銀山平コース片道1500円。往復2700円。
キャンプ場に戻ってお風呂に入ります。
このキャンプ場には「かもしかの湯」というお風呂があります。キャンプ場宿泊者は500円。(2022年現在の料金)

あまり期待はしてなかったんですが・・・


中は綺麗で立派なお風呂です。
「おおー、いいじゃんいいじゃん!」
ホームページを見ると「銀山平温泉 源泉露天風呂」と書いてるので温泉を引いてるんですね。
かけ流しではなさそうですが十分です。
天井は吹き抜けで窓のない部分から涼しい風が入ってきて鳥の声や木々の騒めきが聞こえます。
「いいキャンプ場だぁ!」
一人だけなのでうなったりニヤニヤしながらお風呂を楽しみました。
サイトに戻ってお楽しみタイム。

フリーサイトの入り口側からの眺め。


今季初のmt.sumi のストーブ(2020年モデル)。炎の揺めきがたまりません。

切り落とし肉なのでちょっと薄いけど美味しかった
その日の夜は綺麗な星空。
明日は快晴予報。SUPが楽しみです。
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