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Posted by naturum at

2017年06月23日

群馬ならまたSUPソロキャン−その3 洞元湖・宝川温泉編

群馬県奈良俣湖、奥利根湖、洞元湖SUPソロキャンの3日目最終日です。


朝5時に目が覚めました。健康的ですね。
天気も快晴無風です。

コーヒーを飲んでいると早朝カヤックツアーの車が入ってきて、ガタゴトとカヤックの準備を始めました。土曜日なのでお客さんが多そうです。

朝ご飯は、ちょっと手間をかけてスモークチキンサンドを作ります。
家から持ってきた調味液に1時間つけた後、1時間乾燥させてからダッチオーブンでスモークしますので、とりあえず乾燥を始めるところまで仕込んでから奈良俣湖へ早朝SUPに行きます。
(この時点では、奈良俣湖でSUPをやってから、宝川温泉に行くスケジュールでした。)


水面が鏡のようです。景色が上下のシンメトリーの構図になって幻想的です。私はこれが好きなんです。(笑
時々宙に浮いている錯覚になり落ちそうになることがあります。




下はこのときの動画です。虫の声だけが響いています。



上の方に白く見えるのは残雪です。6月中旬ですがまだ残っていました。


途中切り立った岩が続く場所があり、奥の方に入っていくことができました。奥の方から水が勢い良く流れ落ちる音が聞こえたので狭いところを奥に入っていくと、一番奥の幅2m程度の行き止まりに小さな滝がありました。非常に冷たい水のようで、近くまで行くとボードがどんどん冷たくなっていくのを感じました。
山に降った雪が解けて関東の水瓶に入ってくる現場です。
大変残念なことにこのときの写真が撮れてませんでした。(泣


ダムの見えるところまで戻ってきました。奥の方に小さく見えます。


この朝漕いだ距離は9.8kmでした。


キャンプ場に戻り鶏モモ肉をダッチオーブンでスモークします。熱薫てやつですね。家族にも好評のメニューです。


これを今日は一人で丸ごと頬張ります。丸ごとサンドします。ぜいたく〜〜。
サクラのチップとハーブのいい香りがします。
(下にレシピを載せておきますので、よろしければお試しください。)

さて、お腹いっぱいになったところで撤収です。写真ありません。
一生懸命片付けをした後、何もなくなったサイトを見るとすごく寂しい気持ちになります。楽しい時間を過ごした場所にはもう何も残っていません。管理人さんもとてもいい人で、景色もよくとても楽しいソロキャンプでした。

チェックアウトの際にキャンプ場の管理人さんに洞元湖へのエントリー場所を教えてもらいました。朝SUPをやったのでやるつもりはないんですが一応場所だけでも見ようかと思います。そしていよいよ宝川温泉です。温泉を満喫してやります。


キャンプ場から道を下っていくと奈良俣ダムの下の方に出ます。


そこから100mくらい下ると広い駐車場があります。白い小屋が目印です。We love Canueなどと書かれているのでカヌーの倉庫でしょうか。
洞元湖にはこの小屋の左側(ちょっと写真に写ってる)から下に下ります。



急な階段を下りるとカヌーが積んでありました。ツアーもここからエントリーするみたいです。


ダムから少しずつ水が流れているようでこの辺は川のような流れがあります。天気もよく水が気持ち良さそうに流れています。
あ〜気持ち良さそうだな〜。

俺:(SUPやらないの?)
俺:(だってこの後宝川温泉だし・・)
俺:(まだ時間あるじゃん。今度ここにいつ来るの?来れるの?今みたいに晴れてるの?水ないかもよ。)
俺:(・・・・やらない理由が見つからない!)
頭の中でやりたい気持ちが高まってしまいました。


と、いうわけでやることにしました。キャンプ場できれいに乾かしたボードを取り出し、もう一度膨らませて20分で準備しました。


水に浮かぶと気持ちがスッキリしました。やっぱりこの感覚いいです。(朝もやったくせに)
駐車場のすぐ隣にあるカヌーツアーのハウスが見えます。


洞元湖はダム湖ですが、ゆったりと流れる川を下っている感じです。若干の向かい風ですが漕がなくても流れます。湖の形はひらがなの「し」の字のようで、「始点側」に奥利根湖のある矢木沢ダム、「払い」側に奈良俣ダムがあり、一番下の方で須田貝ダムによってせき止められています。私は払い側からエントリーして始点側に向かっている状態です。


しばらく進むと須田貝ダムが見えてきました。ここから北に延びて奥利根湖ダム下まで通じています。


ダム付近はかなり流木が多く浮いています。しかもでかい。


奥利根湖方面に残雪の残る山が見えました。奥利根湖からも見えた幽の沢山でしょうか。

この後さらに北上したところで追風が強くなってきたので引き返すことにしました。時間もいい頃合いです。
須田貝ダムの方向から風が吹いてきて二股に風が分かれているようでしたので、ダムまで戻ればあとは追風で戻れます。帰りものんびり風景を楽しみながら漕ぐことができました。


前方に奈良俣ダムが見えてきました。アプリを立ち上げるのを忘れていたので距離がわかりませんが、だいたい5、6キロくらいだと思います。
これでついにこの旅のSUPも終了です。どの湖もある程度の大きさがあり大変漕ぎ甲斐のある湖でした。熊が泳いでいるのを見たかった気持ちもありますが、会わなくてよかったです。どこも新緑が本当にきれいでしたが、これだけあると飽きますね(笑。杉の木もそれほど多くないので、紅葉のころが一番景色がいいと思います。


この後ついに宝川温泉に向かいます。


奈良俣ダム下、洞元湖の駐車場から車で20分くらいでしょうか、宝川温泉があります。ここはテルマエ・ロマエの撮影にも使われた場所だそうです。そして旅行ガイド『ロンリープラネット』が選ぶ「日本の温泉トップ10」で1位に選ばれたこともあるそうで、外国人にも有名な場所のようです。


左が売店、右側に入場券売り場があります。温泉は売店の中を通っていきます。不思議なのは入場券を買ってもどこでもチェックされないんですね。券を買わずに売店に入れちゃいますけど大丈夫なんですかね。


こちらが入場券売り場。


マップを見るとすごく広そうです。


売店を通ると下り階段があり外に通じています。


宿泊施設に通じる橋があります。宿泊客以外は通らないようにという看板があります。


橋の下は川が流れています。

と、この先でふと見下ろすと、すぐそこに裸の男性がお風呂に入っているのが見えました。一瞬目を疑います。私はカメラを持ってるし、誰も規制する様子がありません。「写真撮れちゃうじゃん」。まあ、周りの目もありますから撮れませんし撮らないですが、「ユルいなあ」と思いました。しかもそこは混浴です。

見えたのは摩訶の湯でした。ここに男女別の脱衣所がありますがお風呂は一緒です。
男性はみなタオル1枚で歩いたり寝そべったりしています。すぐそばを川が勢い良く流れていて、川を挟んだ向かい側にも露天風呂があり裸の人々がいます。周りは切り立った岩に囲まれていて新緑の木々がきれいです。あまりの自然の風景のなかにごく自然に裸の人たちがいるので不思議な感じで、まるで温泉に入るサルを思い出します。

摩訶の湯の脱衣所の先には、般若の湯があります。こちらの方がぬるめでした。この般若の湯の川を挟んだ向かいに子宝の湯があります。まるで川のそばを散策でもしているかのようですが、・・・みんな裸です。
さらに奥の方に橋があってそこには女性専用の露天風呂の入り口があります。ですのでこの露天風呂に行く女性は、摩訶の湯や般若の湯に入っている男性が丸見えです。おしり丸出しの人もいますし、タオルを肩にかけて仁王立ちの男性もいます。みんな丸見えです。

川の反対側の子宝の湯に行くにはその橋を渡っていきます。裸で橋を渡ります。ええ、そりゃあ不思議な気分ですとも。子宝の湯にも脱衣所があるので、服を着た人も歩いています。子宝の湯には、カップルも何組かいました。子宝に恵まれるように、と願いを込めて入りにくるのでしょう。一組だけ外国人カップルもいました。また、お子さん連れの女性もいました。女性の方はみな「湯浴み着」を着ていましたが、これを着れるのは宿泊者のみのようです。

私は般若の湯の石に腰掛けたままいつの間にかうとうとしてしまい、ふと目を開けると目の前に若い女性が入っていました。ドキッとして自分の下半身がタオルで隠れているのを確認して安心しました。(顔は何事もないかのように平静を装ったつもり)。

3カ所の温泉と風景を楽しみながら1時間半くらいもまったり過ごしたでしょうか。露天風呂には洗い場がないので、着替えて内湯に行くことにしました。内湯は小さく、洗い場は3人分くらいしかありません。サクッと洗って出てきました。

この宝川温泉は、私が今まで入ったお風呂とはまったく違うもので、とても不思議な体験となりました。自然の中で皆裸で佇む姿は、金持ちも貧乏もなく、人の平等な姿だけがあるような気がしました。
紅葉のシーズンは大変混むでしょうね。来るなら平日狙いです。

※2019年8月に再度行きましたが、日帰り客には全員、男性でも湯浴み着が配られて着用が義務付けになりました。

以上群馬県奈良俣湖、奥利根湖、洞元湖SUPソロキャンでした。


スモークチキンのレシピ(鶏モモ2枚分)
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調味液:
お湯500ccを沸騰させます。三温糖50g、粗塩50g、日本酒50ccを加えよく混ぜます。
黒コショウ、ハーブミックス、ローズマリーを適当にパラパラ。もう一度沸騰させた後、冷まします。

下ごしらえ:
鶏モモ2枚を冷めた調味液に1時間浸けます。3枚以上なら調味液の量を倍にした方がいいでしょう。
調味液から取り出し、キッチンペーパーでよく拭きます。キッチンペーパーを乗せた皿に置き、日陰や冷蔵庫にいれて1時間ほど乾燥させます。
外に置く場合は鳥などに狙われないようにしましょう。
これで下ごしらえは完了です。

熱薫:
ダッチオーブンにアルミホイルを敷き、その上にチップを2掴み程度乗せます。チップの種類は、サクラやヒッコリーがいいと思います。サクラは香りが強めです。
底上げした網(ない場合は網とチップが少し離れるよう工夫)を置きます。
火を付けてダッチオーブンを暖めます。しばらくするとチップから煙が出てくるので、数分待って煙の勢いが増してきたところで、皮を下にして肉を敷きます。
少し隙間を開けて蓋をして、中火で2、30分程度熱します。蓋を開けてよく色づいているのを確認したら、裏返してもう10、15分程度徹します。

すぐにかじりついてもジューシーですが、火を止めて10、20分程度定着させたら完成です。

ダッチオーブンの蓋を完全に閉じても大丈夫です。私は閉じた方が肉が柔らかくなりそうな気がします。
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以上どうもありがとうございました。

群馬ならまたSUPソロキャン−その1
群馬ならまたSUPソロキャン−その2 奥利根湖・湯元館編
  


2017年06月19日

群馬ならまたSUP ソロキャン−その2 奥利根湖・湯元館編

群馬県奈良俣湖、奥利根湖、洞元湖SUPソロキャンの2日目です。


薄い雲が広がっていますが太陽も出てきて暑くなりそうです。風はまだありません。
今日は一番大きな湖、奥利根湖を漕ぎにいきます。午後から風が強くなりそうなので8時くらいにエントリーして13時くらいに終了するイメージです。


朝食は早めに済ませたいので、昨日の水炊きの残り汁にコンソメの元と冷凍ご飯を入れて塩コショーで味付けしました。結構な量になってしまいましたがあとでお腹が空かないようにがんばって食べました。

さっさと準備をして出発です。ここから奥利根湖までは車で25分くらい。洞元湖の南端をまわって行く必要があります。


奈良俣湖は無風で水面が鏡のようです。

矢木沢ダム
奥利根湖がある矢木沢ダムに到着したのは7時半過ぎでした。



写真の一番奥に見える雪山は幽の沢山でしょうか。


ここは湖に通じる道に管理小屋(画面右側)付きのゲートが設置されています。奥利根湖はエンジン付きのボートの乗り入れが許可されていて、釣り客が既に入っているようです。

管理小屋に行ってSUPをやりたいと伝えると、スタンドアップパドルをやるならライフジャケットとウェットスーツが必要だと言われました。カヤック用のライフジャケットは持ってきていましたが、ウェットスーツは持っていませんでした。このときは既に気温が上がってきていたのでTシャツと撥水性のある短パンでした。これにライフジャケットをつけてやるつもりでしたが完全にNGです。

この後、雪解け水の恐ろしさをずっと説明されることになりました。水面はそれほど冷たくなくても数十センチ下は水温が3、4度しかなく、落水した場合一気に体が冷やされて麻痺して体が動かなくなる。それで溺れて最悪は死に至るということです。SUPは立っているところから落ちるとある程度深いところまで一旦沈むので危険だということです。
ごもっともです。状況をよく知った上で準備することが必要だと思いました。

実際数年前にボートで釣りをしていた親子が亡くなっているそうです。

ただ、ここで諦める訳にいきません。冬にSUPをやる際に着ているファイントラックの撥水性のスーツ(フラッドラッシュ)はキャンプ場に置いてあったので、それでやらせてほしいとお願いしたところ、管理小屋の方では判断できないので、ダムの管理担当に聞いてくださいと言われました。
実際に見てもらわないとわからないと思ったので、一旦キャンプ場に戻りスーツを取りにいきました。
往復約1時間かけて矢木沢ダムに戻ったのは9時過ぎでした。本日のメインイベントができるかどうかの危機です。
これでダメならキャンプ場に戻ってふて寝するかな。


小屋の方にダムの管理担当に連絡を取ってもらったところまもなく担当者が到着。担当の方は私の服装を見て大丈夫だと思ったのでしょう、あまり突っ込まれずに許可が下りました。
申請書に必要事項を記入。戻りの予定時間は13時にしました。
ついにゲートが開き、SUPに空気を入れたり準備をして結局エントリーは10時になりました。



念願の奥利根湖にエントリーです。奥利根湖はYの字の形をしており下の方から進んでいきます。真ん中で左右に分かれますが、ここから左側ルートの景色が奥の方に雪山が見えて雄大です。このとき既に左ルート方向から南に向かって少し強めの風が吹いてきていました。一方右ルートは無風です。


私は距離のある右ルートを選びました。風が吹いても北風で帰りは追い風になるだろうと予想したのです。


水面は落ち着いた感じで風もなく好条件です。先ほどまで少し向かい風だったので気になりませんでしたが、風が止み日差しも強くなってきて冬仕様のスーツが暑くなってきました。景色はほぼ同じ様な感じで変化はあまりありませんでした(もっと奥の方だと変化があるかもしれません)。

管理小屋のおじさんが言ってましたが、去年の今頃、ボートで釣りをしていた方が泳いでいる熊を見つけ、その後威嚇されることがあったそうです。熊の泳ぎは早いそうで、普通の人が泳いで逃げられないということです。SUPで逃げるとしても、向かい風などの条件次第では危険かも知れません。
新緑の景色を楽しみながら、熊にも注意するという感じで漕いでいきます。


右側を2、3km進んだところでしょうか、風の変化に気づきました。追い風が段々強くなってきていました。往路の追風は危険です。同じ方向に進んでいるときはその強さが和らぐのであまり危険を感じません。そして戻るときに逆向きに進むので風がより強くなります。まだ時間も半分過ぎていないし、私はもう少し先まで行ってみることにしました。この判断によってあとで苦労することになりました。

そこから1kmほど漕いだでしょうか、風景も変化がなく北風も来なさそうなので、折り返して戻ることにしました。初めはこの程度の向かい風なら大丈夫そうだと思っていたのですが、波状に吹いてくる風がボディーブローのように効いてきます。のんびり漕いできた道のりが遠く感じられ、同じような風景なのでY字の中心地点がどの辺なのかわかりません。入り組んだ湖なら戻り方向がわからなくなると思います。水分補給しようにも水を飲んでいる間に戻されて流されてしまいます。ようやく横に入り組んだところを見つけて風をよけながら水分補給することができました。

そこから1時間近く漕いだでしょうか、やっとルート交差点付近まで戻ることができました。そこでは左ルート方向から北西風で白波が立つほどの強い風が吹いていました。その風が山に当たってこちら側に西風として吹いているのでした。湖は山に挟まれているので水面に沿って風が通るので、細長い湖は風の向きが変化していたのです。

少し休んでからこの北西の風を右から受けながら南へ進みました。かなり流されましたがもう安心です。追風を受けながら流されるままにするだけで進みます。戻り予定時間まであと10分くらいというところでしたでしょうか。相当体力も消耗しました。
こんな訳で復路は写真がまったくありません。
結局この日漕いだのは11キロ弱でした。分かれ道で左ルートを選んでいれば、景色も良く帰りも楽だったかもしれません(行きは向かい風で大変ですが)。


奥利根湖からキャンプ場に戻る際、道路上にサルが3匹いました。写真を撮ろうと車を下りてみましたが既にちょっと離れてました。
実は奥利根湖からウェアを取りに戻る際に、別の場所で日本カモシカの親子にも遭遇しました。奈良のシカとはまったく違い、毛深くどっしりと威厳がありました。子シカの方は車に驚いて走って逃げていきましたが、親シカは停めた車にゆっくり近づいてきました。下手に外に出て攻撃されたらたまりません。車内から写真を撮ろうとしてもたついてる間にどこかにいってしまいました。この辺は本当に野生動物が多いようで次の日も何度か遭遇しました。


キャンプ場に戻って一休みです。奈良俣湖も少し風が出ていましたが青空が気持ちいいです。


さて、これから温泉です。今日は昨日入れなかった湯元館に行きます。まだ15時なのでゆっくり入れます。

ここには小さなキャンプ場や貸し切り露天風呂もあるので、まったり温泉キャンパーにはいい場所かもしれません。

おかみさんも気さくで話すと面白い方です。
内湯は800円、貸し切り露天風呂は1000円とのことですが、洗い場は内湯にしかありません。
どっちにするか迷っていたところ、おかみさんに、
「先に内湯に入ってその後決めたらどう?お金は200円払えばいいよ」
と言われ、1000円で両方入れることになりました。(ラッキー!これは平日でお客がいなかったからかも。いつもとは限りませんのでご了承下さね。)

宣伝するわけではないですが、この温泉は期待以上でした。


源泉掛け流しです。温度は少し高めで、すぐそばを流れる水の音と森中から聞こえる虫の声が心地よく響いてきます。
一人で入っているので余計にリラックスできました。贅沢な時間です。
内湯だけでも十分楽しめました。

「露天風呂どうする?」と聞かれ、「入ります!」と言うとおかみさんが「ニヤリ」と笑いました。
やっぱり追加200円なら露天風呂も楽しまないと!


おかみさんに案内されて川の方へ行くと小さな小屋がありました。ここが露天風呂です。写真左側は川、右側はキャンプエリアです。

「熱いお湯とぬるめのお湯どっちがいい?」と聞かれ、「熱い方!」とお願いしました。

脱衣所はこんな感じ。


湯船をみるなり、思わず
「おおおーーー!!」
と叫んでしまいました。いい感じです。木の湯船がたっぷりのお湯を蓄えて私を待っています。
源泉掛け流しの貸し切り。しかも200円!(笑
体を沈めるとお湯がザアーーっと溢れ出しました。期待通りの熱いお湯です。
そしてまた思わず、
「ぶあああーー!」
っと声が出ます。(おっさんなので。)
木の湯船に青空と新緑が映って目にもいい感じです。そして川の流れる音や虫の声がより近くに感じられます。


ちょー贅沢!


寝そべってもよしです。
それにしてもスカスカな仕切り。キャンプ場の客がいたら知らずに前を通りそうです。丸見えです。
奈良俣湖にも5分くらいで行けるし、次回のキャンプはここでもいいかも、と真剣に思いました。


あまりに満足してしまったので、ぬるい方のお風呂も撮影させてもらいました。こちらは女性用らしく、周りからはほとんど見えないようです。

いやあ、満足です!


このあとキャンプ場に戻り、焼き肉を食べて2日目の一人の夜が更けていくのでした。

群馬県奈良俣湖、奥利根湖、洞元湖SUPソロキャン−その3(洞元湖・宝川温泉編)へ続く。

群馬県奈良俣湖、奥利根湖、洞元湖SUPソロキャン−その1はこちら
  


Posted by てれすけ at 23:05Comments(0)スタンドアップパドル

2017年06月17日

群馬ならまたSUPソロキャン−その1 ならまた湖編

今回は群馬県水上にある奈良俣湖(ならまた)、奥利根湖、洞元湖のSUPとソロキャンプレポートです。

マップ
上越新幹線の水上駅、関越自動車道の水上ICの北東に位置しています。水上には利根川が流れておりラフティングが盛んなようです。
このエリアにはあわせて4つのダム湖があり、下から藤原湖、洞元湖、その上の右側が奈良俣湖、左に行くと奥利根湖があります。
満水に近い状態ではいずれも片道5km以上あり、往復すると十分漕ぎごたえがありそうです。
今回は奈良俣湖にあるオートキャンパーズエリアならまたに2泊3日のソロキャンプをしながら奈良俣湖、奥利根湖、洞元湖をSUPで巡ります。

奈良俣湖と奥利根湖付近の管理道路は12月から5月中旬まで閉鎖されているのと、このキャンプ場が6月からの営業開始ということでまさにシーズンが始まったばかりです。

サンモール
水上ICを降りてまずは買い出しです。この先はコンビニが1、2件あるだけでスーパーはありません。このサンモールはお酒の種類が豊富なのでお酒好きな方は買い過ぎに注意ですね。炭は売ってましたが薪はありませんでした。10時開店です。

テント設営1
テント設営2
チェックインしていざテント設営です。テントはダンロップのR327。タープはムササビウィングの焚火Verです。
時々息子とキャンプをやるのでテントは二人がゆったり寝れるサイズです。長辺側両方に前室、インナーはメッシュも可、簡単設営ってところが気に入ってます。家族4人キャンプのときはコテージです。(妻が面倒くさがりなので。)
今回は小川張りにしてみました。そしてSUPに空気を入れて出撃準備。

炊事棟
トイレ1
トイレ2
トイレは洋式で全体はとてもきれいです。


いざ出撃。そんなに天気はよくありません。若干の風もありました。
ダム湖はどこもそうですが、7月までには大雨に備えてどんどん水量を減らします。今年は雪が多かったせいもあり、まだ満水から4、5m低いくらいです。
水質はいたって普通。緑っぽい色で、富士五湖でいうと西湖と同じような色でした。


気温は21、2度というところかと思いますが、山肌に残雪が残っていました(画面真ん中の白い部分)。

コース
のんびり西端まで行って往復9.2kmくらい。温泉も行きたいので今日はこれくらいで終了。

ならまた温泉リスト
付近の温泉のリストです。湯けむりテーマパーク龍洞は、宿泊もできて十数カ所の貸し切り風呂をゆっくり巡れる温泉で、宿泊者を優先するため、日帰り客は2160円と高めの料金になっているそうです。
源流の湯 湯元館は、19時までと書いてますがこの日は16時で閉まることがわかってました。実はキャンプ場にくる途中で見てきたのですが、おかみさんにと声をかけられました。
おかみさん:「お風呂入ってく?」
俺:「あ、いや後で入りにこようと思ってるんですが、何時までやってますか?」
おかみさん:「何時ごろがいいの?」
俺:「・・・。これから奈良俣湖でSUPをやってそれからなんで18時くらいかな。」
おかみさん:「うちでキャンプできるよ。」
俺:「今日、ならまたのキャンプ場に泊まるんすよ。」
おかみさん:「じゃあ、今日は16時で閉める。」
俺:「・・・(なんて気まぐれな)。そうですか・・、じゃあ明日にでも来てみます。」
という感じで、湯元館のHP上の営業時間は平日はあまり当てにならないみたいです。

ホテルサンバード
で結局ホテルサンバードの温泉に決めました。
温泉に向かう途中だんだん雲が怪しくなり、ついに雨が降ってきました。テント濡れちゃったなあ、と思いつつ車を走らせます。
サンバードの日帰り温泉は、キャンプ場利用と言うと300円引きで700円にしてくれます。良心的!ただし、入れるのは内風呂の大浴場だけみたいですね。

サンバード2
ホテルの前はスキー場になっているようです。

お風呂から戻るころには雨はやんでましたが、やっぱりキャンプ場は濡れてました。タープの下は半分くらい濡れてましたが、テントの入り口の荷物は濡れておらず被害は最小限。

1日目夕飯
1日目の夕飯は水炊き鍋です。少し肌寒い感じで暖かい鍋にして正解でした。



管理人さんが挨拶に来てくれて、今日はお客は私一人ということです。管理人さんももう帰るのでキャンプ場は私一人になります。完ソロ(完全ソロキャンプ)です。


すっかり日も暮れてお腹いっぱいになったところで飲みモードに入ります。少し霧雨ですがムササビの下で焚火。完ソロなので好きな音楽をかけて一人の時間を満喫です。ソロキャンパーにとって至福の時間ですね。


次は日本酒を熱燗で。ここで気づいたんですが雑誌のBEPALの付録についてきたミニシエラカップがロゴスのザ・ケトルにぴったりはまります。暖めたお湯につけておけば冷めにくくなるのでいい感じです。


明日の朝は8時くらいに奥利根湖にエントリーすることを目標に5時半起きです。

群馬ならまたSUPソロキャン−その2(奥利根湖・湯元館温泉編)へ続く。